copy and destroy

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Lula

「グローバルな統治」を訴える側は「反グローバル主義」を批判し、「戦争のコスト」を考える。これに対して「世界的な民主秩序」を訴える側は「改グローバル主義」を掲げ、「平和のための闘争」を考える。両者の議論はパラレルワールドと化している。

そこに風穴を開けたのがブラジル新大統領ルーラだ。一方では新たな仲間として「信認」に値するやつ、他方では旧知の仲間として「希望」を託せるやつとして、

このハシゴは知的にも政治的にも、ものすごく勇気ある行動だった。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%82%B7%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%80%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%AB%E3%83%B4%E3%82%A1


もし落選していたら、先進国中心主義に反対するデモ隊の側にいたかもしれないルーラは、飢餓問題の解決に向けて国際基金をつくることを提唱し、ホスト役のシラクからも強力な支持を得た。「世界で生み出される富、そのほんの一部をわれわれも使えるようにする仕組みを一緒に考えたい」とルーラは述べ、

サミットでの彼の提案も、途上国が経済成長に向かえば、先進国にとっても輸出先が広がるだけでなく、テロや組織犯罪の最善の予防になるとの信念に基づくものだ。ただ、提案された国際基金の元手としては、途上国からの債務返済の一部とともに、武器の取引への課税を見込んでいる。経済活動が阻害されるという反発をあらかじめケアしたものだろうが、「武器が売れるほど資金が増えることになる」というNGO関係者の批判ももっともだ。

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