copy and destroy

catch and eat

原発が爆発し、致命的な濃度の放射能を帯びた物質が日本列島の半分に降り注ぐ、といった事態のなかで、基本的人権はどんなかたちと内容とで、成立するものなのか。

2003/6月の文章。想像の世界の話。
2011/3月の現実。

もはや取り返しのつきようもない、国家存亡の危機のなかを逃げまどいながら、無事に生きていく権利とはこのような危機を招かないよう、自らの手で何重にも厳しく監視し制御する義務であったと、ようやく痛感する人の数はやはり少数にとどまるのか。

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