年末年始特別編
あれをしたい、これをしたいという「我」を張らないようにした。正月は神様のためのものなので。ここで簡単に「神様」と言っているけども、ようは「自分ではない何か」全般を指して「神様」と言っている。とりあえず「思った通りにならないなあ」という欲求不満はなかった。出来ることなら年末年始という特別な時だけではなくて毎日をそういうふうに過ごしたい。
そんなこんなで全然、走れなかったけども、雑に適当に身体は動かし続けた。散歩とか駆け足とか屈伸とか雑に。でも何回も。
テレビ、年末に放映された NHK スペシャル、佐々木大輔の「デナリ大滑降 完全版」を観た。デナリはかつてマッキンリーと呼ばれていた。植村直己が消息を断った山。前年の視察(とかいうものの十分過ぎるくらいエクストリームに見える)、地元でのトレーニング、そしてアタック。失敗と再起。全然キレイ事じゃなかった。生々しかった。デナリから滑降するのと同じくらいのフレッシュさを持って毎日と向かい合いたいと思った。毎日だってデナリに負けないくらい危険だし興奮だろう。見方によれば。
- https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/2443/3115325/index.html
- https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20170903
音楽、サニーデイ・サービスの Popcorn Ballads とてもイイ。なんかファンクを感じる。特に「クリスマス」という曲が良かった。ファンク探訪の経験から言うと6分を越えると俄然アタリになる可能性が高まって、8分を越えるともう完全なんだけど、この曲も7分を越えている。
読書、マフェトンの「Endurance Handbook」(キンドル 英文)にかまけていて、「道徳感情論」は全然進まなかった。やっと1/3といったところ。全部で700ページある。進まないからツマラナイのかというと全然そんなことはない。たぶん英文を読むという新鮮さが勝っているだけだと思う。刺激的。英文、全然読めない。半分も理解出来ていない。英単語は手軽にキンドル内蔵の辞書で調べるよりも紙の辞書を引くほうが良い。辞書は自分へのクリスマスのご褒美でリーダーズ英和中辞典を買った。
マフェトン、やたらしつこく "carbohydrate intolerance" っていうので、新書で雑に糖質制限の本を漁ったら全然、糖質制限じゃなくて進化とか人類史の本だった。とても面白い。しかし題名が良くない。ひどすぎる。
「炭水化物が人類を滅ぼす~糖質制限からみた生命の科学~」
「炭水化物が人類を滅ぼす【最終解答編】~植物vs.ヒトの全人類史~」
買い物、自分へのお年玉として SIWA の名刺入れとコインケースを買った。 SIWA は山梨県市川大門のメーカー。名刺入れは名刺ではなくてクレジットカードと免許証とお金(お札)を入れている。どちらも今までは黒の革だったので気分を変えてシルバー(明るい灰色)にした。