「飯田蛇笏全句集」
冱えかへる山ふかき廬の閾かな
冱えかへる山ふかき廬の閾かな
— twwp™ (@taizooo) 2018年1月21日
サエカエル、イテカエル
— twwp™ (@taizooo) 2018年1月21日
「春になり、ゆるみかけた大地が、寒さのぶり返しで再び凍りつくこと https://t.co/ipFlxXzJlA
— twwp™ (@taizooo) 2018年1月21日
廬は山廬(サンロ)、蛇笏の居宅のこと
— twwp™ (@taizooo) 2018年1月21日
閾は敷居
— twwp™ (@taizooo) 2018年1月21日
「冱えかへる」は「冱返る」
— twwp™ (@taizooo) 2018年1月21日
頸巻に瞳のにくらしや女の子
頸巻に瞳のにくらしや女の子
— twwp™ (@taizooo) 2018年1月22日
くびまきに/めのにくらしや/おんなのこ
— twwp™ (@taizooo) 2018年1月22日
この「憎らしい」は反語だよねえ
— twwp™ (@taizooo) 2018年1月22日
何にもかも文ンにゆだねぬ冬籠り
何にもかも文ンにゆだねぬ冬籠り
— twwp™ (@taizooo) 2018年1月22日
億兆のこゝろ〴〵やお歳玉
億兆のこゝろ〴〵やお歳玉
— twwp™ (@taizooo) 2018年1月23日
億兆のこころごころやお歳玉
— twwp™ (@taizooo) 2018年1月23日
踊り字、面白い
— twwp™ (@taizooo) 2018年1月23日
餠花や庵どつとゆる山颪
餠花や庵どつとゆる山颪
— twwp™ (@taizooo) 2018年1月23日
餅花(繭玉)や/庵/どっと揺れる/山嵐
— twwp™ (@taizooo) 2018年1月23日
— twwp™ (@taizooo) 2018年1月23日
餅玉、繭玉、くるりのアルバム、アンテナの紅白のソレがコレ https://t.co/jSdAmEJg0a
— twwp™ (@taizooo) 2018年1月24日
紅梅、白梅を模してるのね
— twwp™ (@taizooo) 2018年1月24日
ソレはプラスチック製だけど
— twwp™ (@taizooo) 2018年1月24日
妻激して口蒼し枇杷の花にたつ
妻激して口蒼し枇杷の花にたつ
— twwp™ (@taizooo) 2018年1月23日
ツマ/ゲキシテ/クチアオシ/ビワノ/ハナニタツ
— twwp™ (@taizooo) 2018年1月24日
なかなか劇的/激的な俳句。
— twwp™ (@taizooo) 2018年1月24日
ビワの花って地味な花だよ
— twwp™ (@taizooo) 2018年1月24日
立つ、かな? ビワの花の下に立つ。本当にその下に立っているというか、激昂して唇を青くなるまで噛み締めている女性と、その向こうに咲いてる枇杷の花を情景として並べてる感じ?
— twwp™ (@taizooo) 2018年1月24日
その女性が妻である、という劇的な感じ。怖さ
— twwp™ (@taizooo) 2018年1月25日
そして美しさ
— twwp™ (@taizooo) 2018年1月25日
ある夜月に富士大形の寒さかな
ある夜月に富士大形の寒さかな
— twwp™ (@taizooo) 2018年1月24日
アルヨ/ツキニ/フジオオガタノ/サムサカナ
— twwp™ (@taizooo) 2018年1月24日
御坂の向こうに月光に薄白く浮かぶ富士山が見える
— twwp™ (@taizooo) 2018年1月24日
「富士大形」っていう富士は、まさに左右対称の、甲府盆地から見た富士山。きっと
— twwp™ (@taizooo) 2018年1月24日
俳句が硬いと感じることについて
俳句は切り刻めない。硬い。
— twwp™ (@taizooo) 2018年1月24日
引用、ここではリブログに関わるような、狭義における引用(クヲート quote)を指します。
引用って悪意だと思っていて、それは文章の中から作者の意図、言いたいことをズラして、こちらの意図に合うように切り出すことだと思っている。まさに切り刻む。自分はかなり悪意の塊なので、作者にとってはおそらく不本意であるところを切り刻んできたと思う。カロリーが高そうなところを選り分けて。で、たいていの文章は、その文章が短くても、そこから5+7でも7+5でも7+7でも5+7+5でも7+7でも、いかようにでも切り出せると思ってた。そこに作者が言いたいことがあればなにかしら切り出せるもんだと。
ところが俳句っていうのはどうも作者が言いたいことを書いているわけではないようで、物理的にはそこから5+7でも7+5でも切り出せるはずなのに、切り出したとたん何の価値もないものになってしまう。切り出すことに意味がない。そういう感じ。これは自分としてはとても大きな気付きで、ちょっとどうしたもんか、みたいな気分になっている。打ちのめされている。