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今週末の良かったこと


走って行く話。

"Road of Heavenly Peace" (平和通り)と呼ばれるこの道路の先に、地元のサッカークラブのホームスタジアムがある。

勝ち試合だったので、元気に戻って来られたけども、手痛い敗戦だったときにいったいどうなるのだろう? と思わなくもない。勝負事なので験を担ぐとすると、次の試合は、また走っていかないとならない。





サッカーの話。

甲府、今年は J2 なのになぜかルヴァンカップがある。シーズン始めにリーグ戦で苦戦していた頃、なぜかルヴァンカップでは勝ち続けていた。リーグ戦とあわせて戦うカップ戦は、若手(ヤングガン)どもが中心になる。彼らが見せるサッカーはリーグ戦で停滞するチーム状況にあっても、それでも未来を感じさせるものだった。そうこうしているうちに、 J2 なのに、リーグ戦で苦戦しているのに、予選を2位で通過してプレーオフに進出した(監督が交代した話は省略する)。

プレーオフはホーム・アンド・アウェーで対戦して2試合の合計で勝負が決まる。あろうことか、甲府は浦和と対戦することになった。経営規模17億円(甲府) vs80億円(浦和)の戦い。


2016年の話。

さて、話は2年前に遡る。甲府は J1 にしがみついていた。愚直なまでの守備的なスタイルで。そんななかで戦ったアウェー浦和戦は忘れたくても忘れられない試合となった。

2016 J2 1st ステージ 第5節 2016/04/01
浦和 2-1 甲府
埼玉スタジアム2002

68' 興梠 慎三(浦和)
81' 森脇 良太(浦和)
90+2' 稲垣 祥(甲府)

代表活動中に甲府の試合をチェックしたという柏木や西川は、「ビックリするほど引いてくる」と

前半30分そこそこで、守備の要でもあり、チームの要でもある山本英臣がイエローカード2枚で退場となる。10人対11人。そこからの残り時間ひたすら守り続けるというゲームになった。しかしチームはゴールを守り続けることが出来ずに2失点で敗戦する。その悔しさの記憶も強烈だったのだけれど、それだけじゃなくて、その試合のロスタイム、力づくでむしり取った1点は大きく胸を打つものとなった。




結局、2016年、ホーム戦でも浦和には勝つことが出来なかった。2016年、命からがら J1 に残留した。2017年、甲府は守備から攻撃への舵を切る。しかし J1 に勝点1差で残留することが出来なかった。


2018年の話。

そして2018年、1年での J1 復帰を狙うはずのチームは序盤から低迷し、監督交代という考えられる上で最悪の状況に陥った。

そこからのV字回復。7戦負け無し。4連勝。2017年に、いや2016年の浦和戦の後半ロスタイムに巻かれた種は、いまここで猛烈なスピードで花を開きつつある。そういう状況で迎える浦和戦。その試合はたぶん一生忘れられないものとなった。


ルヴァンカップ プレーオフ 第1戦の話。


2018 ルヴァンカップ プレーオフステージ 第1戦 2018/06/02
甲府 2-0 浦和
山梨中銀スタジアム

37' 今津 佑太(甲府)
51' 小塚 和季(甲府)

第2戦は来週、アウェイ、埼玉スタジアム2002で行われる。


走って帰ってくる話。

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