走って行く話。
"Road of Heavenly Peace" (平和通り)と呼ばれるこの道路の先に、地元のサッカークラブのホームスタジアムがある。
勝ち試合だったので、元気に戻って来られたけども、手痛い敗戦だったときにいったいどうなるのだろう? と思わなくもない。勝負事なので験を担ぐとすると、次の試合は、また走っていかないとならない。
(走ってきたので)勝つよ
— twwp™ (@taizooo) 2018年6月2日
この暑さが甲府盆地。小瀬。
— twwp™ (@taizooo) 2018年6月2日
勝ちたい
— twwp™ (@taizooo) 2018年6月2日
走ってきたから、勝ちたい
— twwp™ (@taizooo) 2018年6月2日
サッカーの話。
甲府、今年は J2 なのになぜかルヴァンカップがある。シーズン始めにリーグ戦で苦戦していた頃、なぜかルヴァンカップでは勝ち続けていた。リーグ戦とあわせて戦うカップ戦は、若手(ヤングガン)どもが中心になる。彼らが見せるサッカーはリーグ戦で停滞するチーム状況にあっても、それでも未来を感じさせるものだった。そうこうしているうちに、 J2 なのに、リーグ戦で苦戦しているのに、予選を2位で通過してプレーオフに進出した(監督が交代した話は省略する)。
プレーオフはホーム・アンド・アウェーで対戦して2試合の合計で勝負が決まる。あろうことか、甲府は浦和と対戦することになった。経営規模17億円(甲府) vs80億円(浦和)の戦い。
2016年の話。
さて、話は2年前に遡る。甲府は J1 にしがみついていた。愚直なまでの守備的なスタイルで。そんななかで戦ったアウェー浦和戦は忘れたくても忘れられない試合となった。
2016 J2 1st ステージ 第5節 2016/04/01
浦和 2-1 甲府
埼玉スタジアム2002
68' 興梠 慎三(浦和)
81' 森脇 良太(浦和)
90+2' 稲垣 祥(甲府)
代表活動中に甲府の試合をチェックしたという柏木や西川は、「ビックリするほど引いてくる」と
前半30分そこそこで、守備の要でもあり、チームの要でもある山本英臣がイエローカード2枚で退場となる。10人対11人。そこからの残り時間ひたすら守り続けるというゲームになった。しかしチームはゴールを守り続けることが出来ずに2失点で敗戦する。その悔しさの記憶も強烈だったのだけれど、それだけじゃなくて、その試合のロスタイム、力づくでむしり取った1点は大きく胸を打つものとなった。
ロスタイムの得点、ディフェンスで松橋が拾ってからのフィードから稲垣がルーズボールを拾って保坂とかビリーとか新井とかから橋爪のクロスから吉野ヘッドをなぜかまたいた稲垣がゴール押し込んでその向こうに田中もエリアの中に入ってきていたシーンを見て泣いている(30回リピートした)
— twwp™ (@taizooo) 2016年4月1日
リブログの国の住人なので何回だってリピートする
— twwp™ (@taizooo) 2016年4月1日
浦和、絶対、小瀬でぶっ飛ばす(浦和のみなさま、ふるって御来甲ください。盆地の夏がみなさまをお待ちしております。かしこ)
— twwp™ (@taizooo) 2016年4月1日
私からは以上です。
— twwp™ (@taizooo) 2016年4月1日
結局、2016年、ホーム戦でも浦和には勝つことが出来なかった。2016年、命からがら J1 に残留した。2017年、甲府は守備から攻撃への舵を切る。しかし J1 に勝点1差で残留することが出来なかった。
2018年の話。
そして2018年、1年での J1 復帰を狙うはずのチームは序盤から低迷し、監督交代という考えられる上で最悪の状況に陥った。
そこからのV字回復。7戦負け無し。4連勝。2017年に、いや2016年の浦和戦の後半ロスタイムに巻かれた種は、いまここで猛烈なスピードで花を開きつつある。そういう状況で迎える浦和戦。その試合はたぶん一生忘れられないものとなった。
ルヴァンカップ プレーオフ 第1戦の話。
2018 ルヴァンカップ プレーオフステージ 第1戦 2018/06/02
甲府 2-0 浦和
山梨中銀スタジアム
37' 今津 佑太(甲府)
51' 小塚 和季(甲府)
第2戦は来週、アウェイ、埼玉スタジアム2002で行われる。
走って帰ってくる話。
勝ったので元気に帰ってきました(走って)。
— twwp™ (@taizooo) 2018年6月2日