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勤労所得に対する源泉徴収

この勤労所得に対する源泉徴収という制度、最初に始めたのは第一次大戦後のドイツだった。正当化の理屈はいろいろ付けられるにせよ、税収を毎月まとめて確保できるというのが率直なところだろう。日本の場合は(アメリカやイギリスと同様)第二次世界大戦中に導入され、それが現在にまで至っている。法律で決まっているといっても、民意に基づいたものではまったくない。

どさくさのまま当たり前のように続けられている源泉徴収というやつは、勤労所得に関する限り、極度の財政危機や巨額の支出に直面した政府の非常手段か、さもなければ納税者への不信に基づいた制度じゃないか

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