リングネームみたいなもの
先週はただひたすらキーワードがズラズラと横並びにならんでいただけだったけど、今週は少しだけそれぞれのキーワードがつながりを見せ始めた。それぞれのキーワードはただ文字の並びじゃなくてちゃんとした背景を帯びている。それがわかるようになってきた。でもその先では、わかることはわからないことを意味したりする。進んだり停滞したり。
ちょっとだけ姿を表した気がするけど、まだ文章にはならない。文章にはならないけどそれぞれの事象についてタイトルだけ考えた。ここでいうタイトルとはつまりリングネームみたいなもの。
創世記だからということで一番最初の Unix の話のタイトルは「はじめに Unix ありき」とした。
- 「はじめに Unix ありき」
- 「三身の綱打ち掛けて引き縫い付けたネットワークは、北は北海道、南は九州まで」
- 「我々のネットワークを繋げよう。イーサネットが地を覆い尽くすほどの。あらゆる地に散って消え去ることのないように」
- 「あなたはつえを上げ手を海の上にさし伸べてそれを分け、インターネットを海の中の深い底を行かせなさい」
それぞれは何かの古典の、いわゆるいつもの書き換えだ。
気を抜くとわかったような気になってこれで満足してしまう。満足してしまうと終わってしまう。気をつけたい。ちょっとずつ調べて、ちょっとずつ書く。
リチャード・ストールマン、ビル・ジョイ、そして、みんなの敵ビル・ゲイツとみんな大好きスティーブ・ジョブズ
今、一つの大きな塊だと思っているインターネットの文化はいくつかの文化が融合したものだとエリック・S・レイモンドが言っていた。
一つは ARPANET と LISP と TCP/IP の文化、もう一つは UNIX と C と NetNews(UUCP) の文化。さらにもう一つがマイクロコンピュータとパソコン通信の文化。それぞれのヒーローでいうと、リチャード・ストールマン、ビル・ジョイ、そして、皆の敵ビル・ゲイツと皆大好きスティーブ・ジョブズ。なるほどと思う。
Web で調べると、インターネットの歴史っていうと、すぐに ARPAnet ってことになるけど、そんなに単純じゃない。いろいろな偶然や稚拙さや怠慢や情熱や政治やいろいろが重なり合って現在になっている。
サッカーの話
2019年の体制発表があって、一次キャンプが始まった。西の J1 クラブからのオファーを断って残留した3年目の小出がキャプテンになった。われわれにとって特別の意味がある背番号7番は、昨シーズンのルヴァンカップで高校生ながら目が醒めるような活躍をした中山陸が背負う。時代は変わりつつある。ちょっとずつシーズンが近づきつつある。