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今週末の良かったこと

スタジアムで見るサッカーは最高だ



夏だ。ナイターだ。甲府盆地に本格的な夏が来て、最高気温は安定の37℃。この季節のスタジアムが好きなのは、焼け付くような日差しと、時間とともに空の色が変わっていく様子と、あとはピッチの緑の色。スタジアムで見るサッカーは最高だ。

実に2ヶ月ぶりのスタジアムになった。その理由はちょっと訳ありで、この日も本当だったら観に来られなかった可能性のほうが高かった。スタジアムから遠ざかっているあいだに9試合が経過した。9試合2勝2引き分け5敗と厳しい状況に陥っていた。

ロスタイム2分、山本英臣がチームに希望を残した

水曜日、甲府 vs 水戸 アウェイ 1-1

もうあとがない甲府は必勝を期して水戸へ乗り込んだ。1点ビハインドのままロスタイムに突入。橋爪がピンポイントで放ったクロス。ボランチにポジションを上げていた山本はペナルティーエリアの中にぽかりと空いた空間に滑り込んだ。ヘッド。揺れるゴールネット。試合終了。

潮目が変わった。逆襲だ

日曜日、甲府 vs 町田 ホーム 小瀬 3-0

町田とはいつもタフなゲームになる。個人的には松本や湘南なんかと同じような感触を持っている。結果 3-0 で勝利。ギリギリ、J1昇格戦線に生き残った。首位、柏とは勝ち点12点差。2位、京都とは10点差。厳しいのは変わらない。でも全然希望は捨てていない。

水曜日、ロスタイム、オミのゴールから、潮目が変わった。逆襲だ

kindle paperwhite 10th generation

新しい Kindle Paperwhite を買った。タイムセールで4,000円引きだった。4G回線つきにした。Always On 。なぜそんな贅沢をというと英文を読むため。辞書はオフラインでも使えるけど翻訳は使えないから。翻訳された文章おかしいことが多いけどそれでも役に立つ。英語苦手なので。オフラインのときには翻訳が使えなくて文脈が取れないことがある。そのちょっとした停滞がもったいないと思った。

英文を読むの "The Maffetone Method" が最初でそれからチクセントミハイの "Running Flow" そしていま読んでいるのが "Training for the new alpinism" と "Training for the uphill athlete"

英語苦手なんだけど興味の方が、断然勝っている。面白いもんで興味があるとなんとなくだんだん読めているような気になってくる。

"Training for the uphill athlete"

"Training for the new alpinism" と "Training for the uphill athlete" は双子の兄弟みたいな本だ。

"Training for the uphill athlete" の前書きに書いてあったけど "new alpinism" は1000人に響けば良いというつもりで書かれた。そうしたらなんと50,000部も売れた。1000人に響けば良いと思っていた alpinist にはなんと10,000部も届けられたんだけども、それ以上に凄かったのはマイナースポーツである uphill athlete たちに40,000部も読まれたこと。uphill athlete とは trail runner , skyrunner といったマウンテン・ランナーや skimo , ski mountaineering といったマウンテン・スキーヤーだった。自分たちのスポーツとの共通点を探していた彼らに "Training for the uphill athlete" は発見されて、新しい価値が立ち上がった。

そして生まれたのが "Training for the uphill athlete" だ。

本当に気まぐれだったんだけど、先に "Training for the new alpinism" を読んでいて良かった。まだ見ぬ1000人の同士のために書かれた本と、共感を生んだ40,000人のために書かれた本だとやっぱり全然、趣がちがってくる。なんとなく雰囲気が違う。どっちが良いとか悪いとかじゃなくて両方を読んで一つだと思う。

  • via "Training for the Uphill Athlete" FOREWORD Nose to the Wind

Just as Training for the New Alpinism was built on applying conventional sport methodologies to the unconventional sport of climbing big mountains, this book too targets athletes in unconventional sports but uses many of the training methods developed and thoroughly tested in the conventional endurance sports.

"Training for the New Alpinism" が大きな山を登るという型にはまらないスポーツに従来のスポーツ方法論を適用することで構築されたように、この本 "Training for the Uphill Athlete" もまた型にはまらないスポーツのアスリートを対象としますが従来のエンデュランス・スポーツで開発され徹底的にテストされたトレーニング方法の多くを使います。

"Training for the New Alpinism" の巻末には従来のスポーツ方法論についての文献リストが載っている。翻訳版はほとんどない。片っ端から読みたいと思ってる。

予定は未定。

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