バカみたいに走っている話
週末も起床に成功して、なにをしているのかというと、走っている。
走っている。バカみたいに。土曜日は山を2時間半、日曜日は川の周りを4時間。そんなに走るとなにもする気にならない。
走るというのはとても原始的で、走ろうという意思さえあればどこでも走れる。いつでも走れる。そういう意識があるので走るためにわざわざシューズも買いたくないし、ロギングのためにわざわざアクティビティ・トラッカーも買いたくないし、それっぽいウェアもわざわざ揃える気がない。
そんなふうに、仕方なく買うって感じ。
土曜日に走ったらシューズがドロドロで洗ってもすぐに乾くわけではないので、同じシューズをもう一足持っている。道具の問題で走れないとかそういうのに巻き込まれたくないので可能な限りなんでも二つ用意する。
別にレースに出るとかそういうのも全然ないのに、なんのために走っているのか、と
自分に問う。
サッカーの話
甲府 vs 柏 ホーム小瀬 1-1 ドロー
前半戦でコテンパンに力負けした柏との対決。
後半開始早々、ゆるく先制点を許して、あーっという感じだったけども、おもったよりも諦めが悪く、後半はピッチの選手だけじゃなく、スタジアム全体が凄い圧力を発して、柏を自陣にゴリゴリに押し込んだ。
そして金園の素晴らしいゴール。同点。高まるスタジアムの圧力。命からがらクリアを選択する柏。しかし残念ながら響く主審の笛。
勝ち試合以外は早々とスタジアムを後にする気軽なバックスタンドなんだけど、通りを歩いているとき背中越しに、選手を迎え入れたゴール裏が「愛する友のために」を歌って、ああそうだよな、そういうことだよな、と思った。
BBC Proms 2019 の話
7月の中頃から始まった BBC Proms 2019 はこの週末の Last Night で終了した。毎日毎日、2時間から3時間もずっと聴き続けてきたのでちょっとさみしい気もする。クラシカル・ミュージックを聴くようになって気がついたことは、なんでもイイからとにかく「デカイ音で聴け」ということと「人の声(コーラス)は凄い」ということだ。
デカイ音で聴くにはクルマはうってつけで、ちょっと前の自分からしたら、まさかクルマで交響曲とかを爆音で鳴らすようになるなんて思いもしなかった。
人の声が聴こえるとオーってなる
それから、文字面にしちゃうととても安っぽいんだけど「歌のちから」みたいなものをとても感じた。人の声の凄さ。でもそれはサッカーのスタジアムで経験していたはずだった。
いまさらだけど、そういえば、甲府、選手を迎え入れるチャントは威風堂々なのだった。
Elgar: Pomp & Circumstance March No.1 in D major (Land of Hope and Glory)
途中で止まっていたモーツァルト・コンプリートに戻る。うまい具合にアリアとかミサ曲とかそしてそしてオペラあたりだったりする。
Mozart: Complete Edition Box 10: Missae, Requiem etc