日記について考えていたら、リアルとフェイクについて考え始めたりして、まるでヒップホップみたい。松尾芭蕉のおくのほそ道はフェイクだがワックではない。おくのほそ道は、リアルだ。
ヤツの日記は、ワックだ
マイクチェック、パンツー、パンツー。
なにをリアルと感じ、なにをフェイクと感じるのか - taizooo
・「(おくのほそ道に歌われているこの俳句の)事実からの乖離は、作品の永続的な全体的真実感を、かえって高めている」
・このページで定義されている言葉で翻訳すると
・「(おくのほそ道に歌われているこの俳句が)フェイクであることが、かえって作品の永続的・全体的なリアルさを高めている」
・フェイクであることがリアルさを高めている
そして今日は、日記について考えていたら、空から日記が降ってきた。
https://wellwellwell.hatenablog.com/entry/2023/02/03/125907
2.18(金)十一時起床。入浴。「ビバリー」。夕方より、東京会館にて第一四四回芥川賞・直木賞の授賞式。七十九年前のこの日には、狂凍死した藤澤清造の告別式が付近で挙行されていた。スピーチでこれを言いたいが、他の受賞者のかたがたに失礼になりかねないので、心中でその感慨を噛みしめる。
Scrapbox を漁っていると「翻訳」とか「文学」とか次々と引っかかってきてもうどうしようもない感じになってきた。
こんなふうに、いつだって書けることと書けないことがあって、しょせん書けることというのは書けること程度のことでしかないのだ。なんて言ったりしてお茶を濁す。