日記の練習です。
最近走るのが義務っぽい感じになりつつあったけど、野山を適当に走ると気持ちがいい。もっと適当に走ろう
雪、餃子の王将で豪遊、Strava week6 - んっき
僕もこの「適当」という言葉を多用しているのですが、実はここにとても大きな意義を乗っけています。それはこういうものです。
シェーン・マッコンキーもそのひとりだ。一九九〇年代、マッコンキーはスノーボードの「フリーライディング」から「フリー」という言葉を借りてきて、スキーに応用した。彼はその意味を広げてもいる。
フリーということの意味 - taizooo
今じゃ、『フリー』という接頭辞はあらゆる種類のアクションスポーツで使われてる――フリーサーフィン、フリーライド[マウンテンバイクに乗ること]という具合に、競技としてやるわけじゃないって意味だ
フリーということの意味 - taizooo
フリーライディングでは、面白いラインを見つけて、それを面白い方法で滑っていれば、勝者になる。斜面を最速タイムで滑り降りて来た人がいちばん優れたアスリートだというのは過去の話だ。本当の意味で勝者になるには、創造性に富んでいなければならない。
フリーということの意味 - taizooo
スティーヴン・コトラー『超人の秘密 : エクストリームスポーツとフロー体験』*1 第9章 「想像力のフロー」より
シェーン・マッコンキー、セス・モリソン、ケント・クライトラー、彼らは僕のヒーローでした。一度死にかけたスキーを蘇らせたのが彼らでした。
さて、
フリー = 適当
これがいったいどういったものなのかがわかるビデオがあります。これは古典です。
それは誰もが憧れるアラスカやジャクソンホールといったエクストリームな環境でなければ体験できないものではありません。日常のちょっとした隙間に異界は口を開けています。それはゲレンデ脇のブッシュであったり、リフト下のくるぶしパウダーであったりします。
"1/2 speed hit×10" は「半分のスピードで滑れば(走れば) 10倍のヒットに当て込むことができる」っていう意味です。ブッシュに突っ込むときのポキポキっていう音が最高です。この音がフリー、自由、適当であることのビート、ベースライン、通奏低音を意味します。
僕が裏山を走るときには、こういったことを思い描いています。それは石がゴロゴロと転がっているシングルトラックであったり、霜柱がザクザク立った林道のダブルトラック(ジープ道)であったりします。
(とりとめなし)
*1:超人の秘密 ―エクストリームスポーツとフロー体験―: 書籍- 早川書房オフィシャルサイト https://www.hayakawa-online.co.jp/shop/g/g0000611578/