日記の練習です。
積読山脈の様子です。
読んでいるのはジョン・ロールズ『道徳哲学史講義』(ロールズ哲学史講義)*1の「カント」講義。
図書館から借りてきたのがイマヌエル・カント『人倫の形而上学』(道徳形而上学)*2、岩波書店の全集版と岩波文庫版*3
岩波書店の全集には、ページ下の欄外にアカデミー版(A版)の他、C版、V版、W版のページ番号が載っています*4。
そして書見台2枚使い(デュアルディスプレイ)の様子です*5。
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岩波書店が半端ないのは、すでに全集があるのに(2000年)、これではなくて、新訳で岩波文庫を出すところ(2024年)*6。だって1,000円ちょっとだよ。どこかの書房とえらい違いだよ*7。
僕は岩波書店(岩波文庫)をちょっと斜に構えて見てるところがあったけど、この辺のヤツを読むようになってちょっと見直している。本当にすごい。ということで岩波文庫版の『人倫の形而上学』を街の本屋で注文した。
*1:ロールズ哲学史講義 - taizooo https://scrapbox.io/taizooo/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA%E5%93%B2%E5%AD%A6%E5%8F%B2%E8%AC%9B%E7%BE%A9
*2:「カント」講義前半(上巻の分)は『道徳形而上学の基礎づけ』が参考書籍でこれはすでに入手済みなんだけど、第三講義「カント III 定言命法——第二の定式化」で前触れなく急にこの『人倫の形而上学』を参照し始めたので、慌てて図書館から借りてきた感じです。図書館は素晴らしい
*3:昨年出たばっかりの新訳。第一部 法論、第二部 徳論
*4:カントの書籍を参照する際には、アカデミー版の巻数とページを示すというのが基本ルールになっているらしく、ロールズ自身がそのように書いているというのと、この講義録の訳者は引用の翻訳を岩波書店のカント全集から引いているので、手元にカント全集があるととてもわかりやすい、というのが、ここまできてやっと理解できたことです
*5:奥に『道徳哲学史講義』(自分の本)を置いて、手前に『人倫の形而上学』(図書館の本)を置いています。奥は立てて、手前は寝かせています。自分の本にはどんどん書き込みをしているので、逆に並べた方が良かったかも知れません
*6:『人倫の形而上学』と『道徳形而上学の基礎づけ』
*7:ちなみに『道徳哲学史講義』(ロールズ哲学史講義)はみすず書房です。廃番になっていたものが新装版で再発されましたが、価格が上がってしまいました。2冊で15,000円です。結局僕は中古で旧版を買いました