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県民手帳(ライプニッツの著作について)(道徳哲学史講義の積読山脈)

日記の練習です。

今年から使っている手帳です。

それではここで本年、ドロップされたニュー・シットをご覧頂きます。『山梨県 県民手帳 2025』

https://x.com/taizooo/status/1892572712435904733

小学生の頃に、学校で販売されてて買って以来だと思います。変わらずに毎年発行され続けていたようです。驚き。巻末に山梨県の統計が載っていたりします。

gyazo.com

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今週の積読山脈についてです

https://x.com/taizooo/status/1892572982196994190

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これは積読山脈についてのメモです。

全集の何巻に納められているか、図書館の蔵書にあるか、貸出中じゃないか、岩波文庫にあるか、入手可能か、価格はどうか、

ここでも書いたのですが*1、ジョン・ロールズ『道徳哲学史講義』を読んでいます。

この本の中心になっているのがカント講義で、『道徳哲学史講義』の上巻、下巻に振り分けられています。上巻分の参考書籍『道徳形而上学の基礎づけ』は入手済みだったんですが、突然『人倫の形而上学』(道徳形而上学)が出てきたので慌てて確認を始めた様子です。

『道徳哲学史講義』下巻の巻末に講義で用いるテキストの紹介があるんですが、見返すとそこには『徳論』とありました。『人倫の形而上学』は二部構成で、第一部が『法論』、第二部が『徳論』と呼ばれるそうです。知らんもんそんなの*2

このあと下巻では『実践理性批判』が中心になるようです。

カント講義の前半が終わると、後半が始まる前に、短いライプニッツ講義が挟まっているので、その確認もしました。ライプニッツは次の4冊のようです。

  • 『形而上学叙説』(叙説)(著作集 8巻)
  • 『理性に基づく自然と恩寵の原理』(自然と恩寵)(著作集 9巻)
  • 『神の大義』(『弁神論』附論)(著作集 7巻 『弁神論』下巻)
  • 『実体の本性と実体相互の交渉ならびに心身の結合についての新たな説事物の根本的起源について』(新たな説)(著作集 8巻)

カント全集岩波書店から出ているように、ライプニッツは工作舎から著作集が出ています*3。そして『弁神論』以外であれば岩波文庫『形而上学叙説』『モナドロジー 他二篇』でも読むことができます。岩波文庫すごい。

"Here, There and Everywhere" だよ。

*1:カント全集と岩波文庫の『人倫の形而上学』を借りてきた話(道徳哲学史講義の積読山脈) - copy and destroy https://copyanddestroy.hatenablog.com/entry/2025/02/20/234206

*2:これは、カント講義Ⅱの「正義の義務」「徳の義務」という重要なキーワードに繋がっています

*3:訳者解説によると引用はこの工作舎の『著作集』によるとありました。というか日本語訳としては唯一の全集っぽい

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