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適当に身体を動かす活動:基本的なドリル

以下、いま取り組んでいる「基本的なドリル」についてです。

ニルス・ファンデルプールの場合(全力片脚スクワット)

私にとってスピードスケートは片脚のスクワットで、最大心拍数の間に何度も繰り返されました。 それはすべてとてもシンプルで、私はそれをそのままにしました

How to skate a 10K - taizooo

ニルス・ファンデルプール*1のコメントです。ファンデルプールはスピードスケートのテクニックを極限まで抽象化してそれをこう定義しました。

「それは最大心拍数で行われる全力での片脚スクワットである」

僕の場合(見立てる、書き換える)

僕はファンデルプール にかなり強く影響されていますので*2、おなじように「裏山」のランニング、なかでも特にアップヒルについてこう定義しました*3*4

「それはおだやかな呼吸の範囲で行われるスローな片足スクワットである」。

アップヒル、その一瞬のシーンを切り取ってみます。

「石や木の根っこでデコボコなシングルトラックで、片足で立ってフラフラと不格好にバランスを取ろうとしている人がいる」。

ここで時計の針を少しだけ先へ動かすと、その人は不格好なバランスのなかでゆっくりと身体を上方に持ち上げていこうとします。

いうなればそんな片足でのハーフスクワットを延々と交互に続けるのがアップヒルなのです*5

概要(浅くゆるやかに繰り返し行われる片脚スクワット)

ということで、「基本的なドリル」:

片脚スクワット、スプリットスクワットやフロントランジ&バックランジといった片足立ちで身体を持ち上げる運動。片足で立って反対側の脚上げや回旋といった動きのなかでバランスを取る運動。いずれも浅く弱く緩やかにスローに何回も。

先週は、火曜日にまとまった時間で行いましたが、日常では空き時間にパートタイム的に取り組んでいます。1回10分、1日2~3回。

いま僕は、慢性的な不具合(左脚、左腰の坐骨神経痛)を抱えていますので、これへの予防的な取り組みでもあります。痛みの出ない強度、可動範囲、持続時間をちょっとずっと広げていっています。人生はずっと続く try & error です。

https://ath-v.com/2021-10-training/
gyazo.com

*1:前回のオリンピック、スピードスケート1万メートルで当時の世界記録でゴールドメダルを獲得したスウェーデンの選手です

*2:How to skate a 10K - taizooo https://scrapbox.io/taizooo/How_to_skate_a_10K

*3:この世界にはアップヒルかダウンヒルしか存在しません。「完全無欠なフラット」なんていうのは理論上にしか存在しません。それは仮想的に〔トラック:陸上競技場〕と呼ばれます

*4:裏山へ4時間の Out & Back の場合、必ず、その距離の半分はアップヒル、あとの半分がダウンヒルになります。なぜなら必ず元の場所に戻って来るから。そしてこれを(距離ではなく)時間で考えるとアップヒルの時間の方が長くなります(人工的なゲレンデでゴンドラやリフトやバイクやスノーモービルを使わないかぎり)。だからこそアップヒルは大事ですし、ダウンヒルは貴重なのです

*5:だからこれはロードランニングとは全く異なるスポーツです / トレイルランニングとロードランニングは一見似ているかもしれませんが、テニスと卓球も同じです。スキルの重複もありますが、実際には、これらはクロスオーバーの可能性がある別のスポーツにすぎません。 https://www.irunfar.com/ask-gabe-satellite-devices-when-to-dnf-and-opportunities-for-growth

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