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シュナイウンド『自律の創成』

日記の練習です。

ジェローム・B・シュナイウィンド『自律の創成』*1。ロールズ『道徳哲学史講義』「ヒューム講義」の参考書籍。軽い気持ちで書庫から出してもらったら1,000ページ以上あった。まったく手つかずで貸出期間を延長するというひどいありさまである。

ヒュームがカントに与えた影響の大きさを知りたかったんだけど、ヒュームに負けず劣らずルソーの影響も大きいのだった。というわけで、すぐに返却日が来るので、あわてて最後の数章だけ読み始めた。

「自律」というのは、カントの有名な入門書の御子柴善之『自分で考える勇気』でも述べられていて、カントの道徳哲学の鍵概念(キーコンセプト)です。

この本はギリシャ時代からカントへ連なる道徳哲学の系譜について書かれていて、1,000ページのほとんどを使った長い長い助走の果てに最後の最後、ついにカントについて触れている。その最後を読む。

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せっかくヒューム『人間本性論』第1巻が手に入ったというのに、

寄り道に寄り道を重ねる積読山脈。

*1:自律の創成 | 法政大学出版局 https://www.h-up.com/books/isbn978-4-588-00969-3.html

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