このような人間のつくり出したあらゆるものを対象とする歴史はその土地に住み、その土地を本当に知る者によってのみ書くことができるのであって、それこそ本当に実感のともなった歴史であると言える。記録はその実感を裏付けるための一つの手段として利用すべきものであって、記録を年代順にたどってゆくことのみが歴史であると考えてはならない。つまり歴史をもっと生き生きとした実感のともなった幅の広いものと考えて見るべきではないかと想う。それにはどうしても実地に歩いて見、また郷土に生活することによってのみ可能になる。つまり郷土人でなければ書けない実感のこもった歴史があるはずである。そういう歴史研究がもっと盛んになっていいと思う
https://leeswijzer.hatenadiary.com/entry/2025/07/29/101734
宮本常一[田村善次郎編]『宮本常一著作集第31巻 旅にまなぶ』(1986年8月10日刊行、未來社)
インターネットで生きることによってのみ可能になる、つまりインターネットの人でなければ書けない実感のこもった歴史があるはず。
*1:2024 Advent Calendar 2024 - Adventar https://adventar.org/calendars/10478
*2:2024AC2024 断片集 - taizooo https://scrapbox.io/taizooo/2024AC2024_%E6%96%AD%E7%89%87%E9%9B%86