神田伯山がマンガの連載は「続きはまた今度」という高座のようだ、と言っていた。単行本を読むことと雑誌を読むことの違いを思った。
普通の生活の中で、始まりに立ち会うことはなかなかない。たいていのことはすでに始まっている。そしてそれは唐突に始まる。第一巻からまとめて読み直すみたいなことは出来ない。
講談は歴史上の人物や出来事を脚色して面白く大衆に伝える芸事。現代においては、その役割の大半をマンガが継承して担っていると思うんです。 毎週1話の連載というのも、「続きはまた今度」という高座のよう。本来、講談師がもっと頑張らなきゃいけない部分であり、申し訳ないような、悔しいようなという心持ちでマンガを読んでいます。
