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そして、自分のものと他人のものとを区別することもできなくなって、ついには書物と出会うたびに自分自身の狂気と対面する羽目になるのである
ピエール・バイヤール 『読んでいない本について堂々と語る方法』、ちょっと摘んで、ちょっと飛ばして、行ったり、戻ったりしつつ、読み進めている。
体調がイマイチだったので、今日は本の耳を折ったページを片っ端から引用していた。
第Ⅲ部だけ読んでチャッチャッとおしまい、と思っていたけど、泥沼に嵌って、第Ⅰ部に巻き戻っておしまいにはならず、一番軽んじてた第Ⅱ部まで拾って戻って来た。
こういう読み方だと延々と終わらない。
もうこの本は、前までとは違う本になってしまった。書き換わってしまった。変わったのは本の方なのか、自分の方なのか。