日記の練習です。
最寄りのテキストエリア*1へ、という感じ。面倒なので。あとでなんとかする(予定は未定)。
日本語版(野矢茂樹 訳)
2.01231
対象を捉えるために、たしかに私はその外的な性質を捉える必要はない。しかしその内的な性質のすべてを捉えなければならない。
野矢茂樹『「論理哲学論考」を読む』第3章 「対象に至る方法」 p53
2.01231
対象を捉えるために、たしかに私はその対象の性質を捉える必要はない。しかしその対象の持つ論理形式のすべてを捉えなければならない。
対象 = オブジェクト
外的な性質 = 性質
内的な性質 = 論理形式 = プロパティ
オブジェクト、プロパティ、というキーワードからオブジェクト指向が透けて見えてくる。直接的な関連はない。ないけれど似てる。似てるからイメージが湧く。
German text (original)
https://people.umass.edu/klement/tlp/tlp-hyperlinked.html#p2.01231GER
2.01231
Um einen Gegenstand zu kennen, muss ich zwar nicht seine externen – aber ich muss alle seine internen Eigenschaften kennen.
Ogden/Ramsey translation
https://people.umass.edu/klement/tlp/tlp-hyperlinked.html#p2.01231OGD
2.01231
In order to know an object, I must know not its external but all its internal qualities.
Pears/McGuinness translation
https://people.umass.edu/klement/tlp/tlp-hyperlinked.html#p2.01231PM
2.01231
If I am to know an object, though I need not know its external properties, I must know all its internal properties.
野矢茂樹『「論理哲学論考」を読む』第3章 「これでラッセルのパラドクスは解決する」 p91
ウィトゲンシュタインの関数は論理形式の解明のために工夫された手段であり、あくまで言語の中でのみ働く。定義域はポチやミケという対象ではなく、「ポチ」や「ミケ」、つまり名である。そして値域は真偽ではなく「ポチ - 白い」といった命題とされる。それはラッセル的な言語表現の意味内容ではなく「ポチ - 白い」という言語表現そのものにほかならない
「x - 白い」という関数
「ポチ - y」という関数
命題関数
ウィトゲンシュタインは関数を徹底的にノミナルに捉えるのである。
ノミナル、 Nominal、名目上、名義上