copy and destroy

catch and eat

今週末の良かったこと

写真の桜は彼岸桜。彼岸桜は満開。ソメイヨシノは三分咲き。来週末までは持たないかな。

左足裏、内出血と引き換えの勝点1

甲府 vs 岡山 アウェイ 1-1 ドロー
先週に引き続き、ロスタイムギリギリの PK 獲得からドロー。
先週に引き続き、またしても佐藤洸一。あの場面でパネンカ。

普通、PKは他のシュートと同じようにしっかり足をボールに当て、キーパーにセーブされないようゴールの隅を狙って蹴る。パネンカではキーパーを欺くためにゴールの中心に向かってチップキックと同じ要領で柔らかく蹴る。UEFA欧州選手権1976決勝で、チェコスロバキア代表のアントニーン・パネンカがドイツ代表のキーパーゼップ・マイヤーにチップキックでPKを決めチェコスロバキア代表を優勝に導いた。このことからチップキックによるPKのことを「パネンカ」と呼び表すようになった。なおイタリア語圏ではパネンカのことをIl cucchiaio (イル・クッキアイオ, スプーンの意)と呼んでいる

で、結局、翌日走った。

i've got you under my skin

アレックス・ロス「これを聴け」第二章「チャッコーナ、ラメント、ウォーキング・ブルース」、1月からずっと聴いてきて2月はまるまる全部「ジェルジ・リゲティ」だった。3月、次はブルース。"St. Louis Blues"。

この先はデルタ・ブルース、ガーシュイン、フランク・シナトラ、ボブ・ディラン、ザ・ビートルズ、イーグルス、レッド・ツェッペリンへと繋がっている。

デタミネーションズの "Under My Skin" 大好きで、フランク・シナトラが歌っていたとは知らなかった。
"i've got you under my skin" 邦題だと「心の中に」とか「あなたはしっかり私のもの」とかちょっと微妙な感じで、どうしてこんな邦題なのかというと、

under my skin という言葉は、「本心・内心、秘かに」といったニュアンスで和訳されることが多く、この楽曲の、I've got you under my skin, I've got you deep in the heart of me という歌詞は、「君の虜になっている、君は僕の心の底にいる」という意味である

under the skin とか、under one's skin というのは英語の表現のなかでは、比較的に新しくて、19 世紀からのようです。日本人の場合には、「顔つきは変わっていても、気持ち的には兄弟みたいなもの」というのを、英語では、We are brothers under the skin (われらは、肌の色は違っても心のレベルでは兄弟だよ)と言います。He laughed under the skin は、「彼は心の底では笑っていた」という意味になります。He got under my skin は、直訳では、「彼は私の心に入ってきた」になりますが、意味は、「彼はうざったい奴だ」です。ところが、I've got her under my skin は、直訳としては「私は彼女を私の心に持っている」ですが、意味としては、「俺は彼女にメロメロ」になってしまうようです。こういう言葉は本当に難しいですね。

といことらしい。で、第二章まだ終わらない。

今週末の良かったこと


ロスタイム残りあと1分

甲府 vs 金沢 ホーム 聖地、小瀬 1-1 ドロー。

1点ビハインドのままロスタイムは残り1分。交代枠を全部使い切って、FWを最前線に5枚、最終ラインもギリギリまで高くして最後の猛攻。小柳が躊躇なく打ったミドルレンジのシュートはゴールキーパーがブロック。弾かれて転がったところにいち早く反応したのは佐藤洸一。ブロックしようとしたキーパーの上をかすめてゴールネットを揺らす。起死回生の同点弾。そしてゲームセット。

5戦負け無し。昨シーズンとは全然違う流れになっている。その理由としていろいろ後付け出来るだろうけど、結局のところ運かな、と思う。

かりんとう饅頭

そんなわけでまた30年落ちの青色のオンボロ・ママチャリでスタジアムに向かった。

30年落ちのママチャリは前後のタイヤ、空気抜け気味で毎回毎回空気を入れてから乗っていた。帰り、自転車置き場でスタンドを外してタイヤが地面に落ちるとブルンといやな感触があった。しょうがないので押して帰る。道すがら和菓子屋によって、かりんとう饅頭を山のように買って帰る。

帰り道、地元じゃちょっと知られている和菓子屋をみつけて、そこに寄って名物のかりんとう饅頭を買い占めた。

昨シーズンも買っていた。そのきっかけは全然違う理由だったけど。

イチロー引退

イチローが引退した。その場所はマリナーズの聖地、セーフコ・フィールドではなくて日本の東京ドームだった。

8回裏のマリナーズの守り。ベンチに戻ったイチローは帽子をかぶってグラブを手にすると、淡々とライトのポジションへと走った。ただ、イチロー以外のプレーヤーがなかなか守備位置につこうとしない中で、スコット・サービス監督がベンチを出てアンパイアに交代を告げた。クルッとライトスタンドに向かって両手を掲げ、そして今度はグラブを持った左手を振って別れを告げる。そうして球場全体のスタンディングオベーションに包まれながら、たった1人のグラウンドをベンチに“凱旋”した。

公式戦でこんな粋な計らいをするとは。ちょっとグっとくるものがあった。

野球には打つ、投げる、走る、の3つの動作がある。イチローはその3つの最高到達点が一つの身体に存在するという史上最高の野球選手だった。リアルタイムでそのプレーが見られたというのは大きな幸福だったのだろう。全然実感がない。

リッキー・ヘンダーソン、ランバード

他の追随をまったく寄せ付けない盗塁数、先頭打者としての出塁率の高さなどは評価が高く、しばしば「メジャーリーグ史上最高のリードオフマン」「盗塁男(Man of Steal)」と呼ばれる。

via 最多盗塁 (MLB) - Wikipedia

かつて、ただひたすら走ることだけが売りの自分にとって、リッキー・ヘンダーソンはアイドルだった。まだメジャーリーグの試合がテレビで見られたわけでもなく、知っていることは、ただひたすら速くて凄くて格好良かったらしい、という話だけだった。映像も見たことがなくて写真だけ。そのリッキー・ヘンダーソンが履いていたスパイクがランバードだった。

via https://baseballking.jp/ns/65797

今でも、ランニングシューズにランバードを選んでいる理由の一つはそういう話だったりする。

今週末の良かったこと

ホーム開幕戦





2019 J2 第4節 甲府 vs 長崎 2-0

過去のJ2ホーム開幕戦最高入場者数13,211人を越えて15,665人を記録した。日曜日開催で、対戦相手が遠方の長崎で(それでも結構サポ来てた。リスペクト)、それでこの入場者数は本当に凄くて、関わった全ての人たちに感謝したい。

それから、選手入場の前にゴール裏からダニエルのコールが上がってちょっと泣いた。

おそらく初めて来た人も久しぶりの人もたくさんいたと思うけども、スタジアムには前向きなポジティブな空気が満ちていた。



それは呪いのようなものだ。

好きってことは呪いのようなものだ

コーヒーは呪いのようなものだ。それはマジナイでもありノロイでもある。2009年、2010年、2014年、2016年、そして2017年、甲府という小さなサッカークラブの昇格や残留を願ってあるときは一ヶ月、またあるときは二ヶ月とコーヒーを断った。時間は無限に感じられた。何回もの禁コーヒーをくぐり抜けて今も生きている。

サッカーは呪いのようなものだ。それはマジナイでもありノロイでもある。

いよいよ日常にサッカーが帰ってきた。

僕らは2週間に一度

僕らは2週間に一度、ミサに行くようなもんだとおもうよ。勝ったとか負けたとか、そんなことより、

これ、毎年毎年、貼ってるけど、本当にそういうもんだとおもうよ。勝っても負けても引き分けても。

今週末の良かったこと

Fire 7

「インターネット創世記」で買おうとした古本が届かず、返金処理した。で、欲しかった本を買い直さないでタイムセールだった Amazon Fire 7 Tablet を買った。なんてこった。3,980円(税込み)。そんなわけで「インターネット創世記」完全に停滞した。

連勝

タイムセールで買った Fire 7 はとりあえず DAZN 端末として立ち上がった。ショボい解像度(1024x600ピクセル)だけど、全然関係ない。十分。

甲府 vs 鹿児島、アウェイ、1-0 勝利。
前半、押し込んで来たのは鹿児島。それでもドゥドゥの単身突破から PK を獲得したんだけどなんとウタカが外してイヤな予感がした。
後半、フリーキックから、小柳がゴール前ファーに飛び込んでヘッド炸裂、無念、ポストを叩く。ところがその跳ね返りにいち早く反応したのがリマと小椋で、小椋が躊躇なく振り抜いたボールはゴール前に倒れていた小柳をかすめてゴールネットに突き刺さって得点。

終盤、鹿児島が押し込んできてゴール前に上がったクロスをヘッドでクリアしようとした山本英臣が着地の際に左足ふくらはぎあたりを痛めて今津と交代。またまたイヤな予感がムクムクと湧き上がってきたものの覚悟を持った守備でゴールを割らさず試合終了。連勝。

いよいよ小瀬。

花粉症と読書

例年だとこの時期は花粉症で外に出られず、そうすると本を読むくらいしかすることがなかった。そうやって大物を何冊も倒してきた。

今年は、早くから耳鼻科にかかって予防的に薬を使ってきたのでそんなにひどくない。そのかわり、全然、本を読むような感じにならない。

どちらかというと、なにか他に問題があるときの方が読書が進む。負になるものを打ち消すように本を読んでいるのだと思った。

春が来るということ

降る雨をやる

降る雨をやる(山を走る)ときのレインウェアについて

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「降る雨をやる」って言葉にグッときた。

http://taizooo.tumblr.com/post/183303511235
taizooo.tumblr.com



以下、追記 (2019-03-11)

レインウェアという名前だから紛らわしいけど、トレイルランニング界隈でレインウェアを選ぶということは、命を守る道具を用意することを意味しているらしい。そういう意味でシェルターとしてのシェル。

ウェブで既知なことを避ける愚か者

ウェブを使って知らないことを引き寄せたり接したりするための敷居はどんどん下がってきている。が、すでに知っていることと接触する機会も同時にものすごく増えてきた。

http://taizooo.tumblr.com/post/76407667
taizooo.tumblr.com

https://nemoi.tumblr.com/post/183265206350/人は時の経過と共にたえず変わっていく今の私は昨日の私とは少しだけ違う人物であるましてたとえば四半世
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http://nakanohajime.tumblr.com/post/76304136/ウェブで既知なことを避けるには
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scrapbox.io

「去年とはまるで別人のようだ」「前と言ってることが違うじゃないか」「そりゃ脳みそ含めて全身入れ替わってるっすからね」

今週末の良かったこと

St. Louis Blues

アレックス・ロス「これを聴け」第二章「チャッコーナ、ラメント、ウォーキング・ブルース」、1月からずっと聴いてきて2月はまるまる全部「ジェルジ・リゲティ」だった。3月、次はブルース。"St. Louis Blues"。第二章まだ終わらない。

"St. Louis Blues" 聞き覚えのあるフレーズで、なにかというと初代・林家木久蔵の「いやんばかーんうふーん」だった。クラシカル・ミュージックのチャッコーナ、ラメントとは違う系譜からの"半音階下降"。かつての不幸な歴史、アフリカからの奴隷貿易がもたらした音楽の流れ。奴隷の歴史と林家木久蔵。

2019シーズン初勝利

ウタカ、ウタカ、ユタカ、ドゥドゥ、ユタカ。
タカ、タカ、タカ、ドゥ、タカ。

なによりドゥドゥが点を取ったのが嬉しい。一番盛り上がったのはエデル・リマが最終ラインからドリブルで持ち上がってクロスを入れたところ。その直前の実況で「甲府の監督、ディフェンスラインに上がらないようにと指示を出しています」とレポーターがお知らせしていた矢先、そんなことにはお構いなくエデルはやりました。

聖地小瀬が工事の関係で使えず、開幕3連戦をアウェイで戦うことになった。次は凄く威勢のいい鹿児島。J2初年度。その勝ちっぷり負けっぷりからいってちょっと簡単ではない。勝ってホームへ戻ってきて。

勝っても負けても引き分けても、畳むべき洗濯物を畳む

勝っても負けても引き分けても、次の試合が一番大事

山口、大敗だったけど、サポの態度が素晴らしかった。ホームで5点取られて負けるというのはちょっと簡単に割り切れるものではない。本当に。

試合後のレノファ、ゴール裏の振る舞い、リスペクトするわ

負けた時にどういう姿勢を示すのか、自戒の念を込めて

ランニング


via 運動日記 2/23

大きい円と小さい円を組み合わせた周回コースで大きい円は順方向と逆方向、小さい円は同じ方向に回る。一周目は八の字に回って、二周目はひょうたん形に回る

大きい円の半分は山頂への巡回コースで(踏み固められたダート、階段あり)、残りの半分は裏山(岩場、シングルトラックなど)、一部道路あり(剥がれ気味のアスファルト、緩やかにアップダウン)

周回路が好きなのは、リブログの影響か。反復。何回も何回も

諸処の事情で本当に合間を縫って山を走った。2時間くらいならなんとか作れる。大急ぎで着替えて、山までの15分で身体を温めて、走り回って、降りてきてクールダウン15分で戻ってくる。

走ることは大好きなんだけど、週間は全然走る機会なくて代替運動しかしていない(それについてはまた今度)。それでもそれなりに身体を整えることは出来て、一週間かけて整えて週末、ちょっとした合間を縫って裏山に入る。下るために上って上るために下る。歩いたり走ったり曲がったり止まったり滑ったり躓いたり。

山を走ることの良いところは、考えるより前に身体を動かさないといけないところ。内側に向かうより外側に向かう感じ。それと他の人を気にしなくてイイところ。格好とかシューズとか。実際、ハナが垂れていようがお構いなし。

思い起こすとこのスタイルはスキーでパウダーを追いかけていたときと同じ。ロコではなければ週末しか山には行けない。ましてやパウダーを当てるなんていうのはもう本当に偶然みたいなもの。出来ることは体調やイメージを整えるくらい。そしてパウダーが当たった日にはその日の一番最初のトラックで最高の滑りをしないとならない。練習はなし。あーもう一回やり直したいとかなし。なぜならパウダーはあっという間にズタズタにされてしまうから。ぶっつけ本番。

アソコでのやりとりで気がついたのだけど、自分は今週末に行われたあの巨大な東京マラソンの地平線上にはいないのだなあと、思った。たくさんの色とりどりのウェアがゾロゾロと走っている風景をテレビで眺めながら。

今週末の良かったこと

花粉の春到来


2019/2/23 土曜日、いよいよ、本格的に花粉が飛び始めた。花粉レーダーで見ると、スギは早起きらしく、午前中の方が多く飛んでいる。気休めに午後になってから走った。3時間くらい。ちょっと鼻がグズグズしてきたが大丈夫だった。

点鼻薬と目薬と


昨年は本当に花粉症がひどくて、にもかかわらず、耳鼻科にかからなかった。今年は、医学の進歩に手持ちのコインを全て掛ける。

  • 初期(予防時)から、鼻噴霧用ステロイド薬(点鼻薬)を使う
  • 症状によって、点眼用抗ヒスタミン薬(目薬)を使う
  • 症状が出たら、鼻噴霧用ステロイド薬とあわせて第2世代抗ヒスタミン薬を使う

サッカーの春到来


いよいよ始まった。今年は最後、カンピオーネを歌いたい。



ドナルド・キーン

2016

2017

2018

作者とは死を越えて対話することが出来るのだ。「おくのほそ道」対訳版、いつか読む。

今週末の良かったこと

メガネ、切りざんしょう、クラブサポーター会員証

視力が変わってきてて右眼の近視が進んでいる。思い切ってフレームも新しくした。実は、眼科で処方箋を出してもらったのが1ヶ月前で、期限が切れる寸前だった。たいていのことはみんな先送りだ。新しいメガネと2019年のクラブサポーター会員証と厄除地蔵尊の切りざんしょう。春の感じ。

楽譜、オープンソース

クラシカル・ミュージックは作者、指揮者、オーケストラ、録音という4層の階層が存在する(インターネット創世記の影響でちょっと OSI レイヤーモデルにかぶれている)。

この楽曲は、バッハのマタイ受難曲を、指揮者:エリオット・ガーディナー、オーケストラ:イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、合唱:モンテヴェルディ合唱団が2016年に演奏したもの(1992年のものがまた別の音源になっている)という階層を成している。

こんなふうにクラシカル・ミュージックは作者と演奏者が分離していて、演奏者としては指揮者が代表される。オーケストラの場合個々のメンバーが注目されることはほとんどない。演奏している人たちは後ろ側で透明になる。ポップ・ミュージックでは演奏者が前面に立っていて楽曲と演奏者が一体になる。そしてその実体は録音、波形になる。つまりこれはバイナリだ。それに対してクラシカル・ミュージックの実体は楽譜に存在している。つまりこれはオープンソースなのだ(ちょっと強引に)。

という発見(妄想)があった。

この話の着地点は、いつか、 CD の盤面が融解して、レコードのビニールが風化して、ポップミュージックがこの世から消えてなくなってしまう、という話と、人類が滅亡したあと世界の果てで見つかったマタイ受難曲の楽譜の断片から AI が新たにクラシカル・ミュージックを創造する、という話になります。

「目をつぶって音楽を聴くほどバカげたことはない」


「目をつぶって音楽を聴くほどバカげたことはない」

ストラヴィンスキーの言葉だそうな。オーケストラを理解するには耳だけではなくて「目」が大事とのことで、楽譜が読めなくても、イヤ、読めないからこそ楽譜を見る意味があるのだ、とのこと。勢い余った。ついでにポケット音楽辞典とポケット楽典も買った。音楽之友社、クラシカル・ミュージックのオライリーみたいな存在(たぶん)。おそらく次はなんかの交響曲のオーケストラ・スコアを買うことになると思う。

拳で深めるコミュニケーション

gyazo.com














http://taizooo.tumblr.com/post/182755997130
taizooo.tumblr.com

b.hatena.ne.jp

今週末の良かったこと

リゲティ・ジェルジュ

いよいよ Google はクラシカル・ミュージックをおすすめするようになってきた。アレックス・ロスの「これを聴け」"Listen to This"、まだ、第二章「チャッコーナ、ラメント、ウォーキング・ブルース」にいる。その理由は文章に上がっている曲を片っ端から聴いているから。第二章の主役は、リゲティ・ジェルジュ。全部聞く。

Poème Symphonique for 100 metronomes

リゲティ・ジェルジュ、100台のメトロノームによる曲がある。

www.youtube.com

スコアでは、以下に述べる操作方法が指定されている。この作品には2人の「演奏者」が必要であるが、実際には聴衆の存在しない場での作業となる。100台のメトロノームの演奏台の上に設置した後、全てのメトロノームをバラバラの速度に設定し、可能な限り同時にメトロノームを最大振幅で開始させる。この時点で演奏者は演奏台から去る。代わりに聴衆は入場が認められ、全てのメトロノームがグシャグシャと鳴っている様相を聴取する。弱まったメトロノームが次々に停止を始めると、打音の周期性は次第に明確になり、それぞれメトロノームの音が認識可能になる。通常、最後に一つだけ残ったメトロノームが数回音を鳴らして停止し、演奏が終了する。

ハッキリ言って全然わからない。わからないけど、ふと朝、起きたときに部屋にある壁掛け時計と目覚まし時計の秒針の音が重なって、あ、と思った。

インターネット・ヒストリー

ニール・ランダールの「インターネット・ヒストリー」 "The Soul of the Internet | Neil Randall" 読んでいる。廃番。中古で入手。ARPA からの歴史が、それぞれキーになる人物のインタビューによって語られる。知りたかった歴史のほとんどが書かれている。まだ全部は進んでいない。登場人物が多すぎて全然頭に入ってこない。とても時間がかかる。で、気になったこと。

気をつけないと、読んで満足してしまうというのが一つ。読むことでわかったような気になってしまうこと。

もう一つは、1997年に書かれていて(日本版は1999年、オープンソース・ブーム真っ盛り)、その当時のことがまだハッキリと記憶(記録)されている段階に書かれているので起こった事象については実に正確である(と思われる)のだけれど、当たり前だけどそのあとのインターネットがどうなったのか、という視点がないので本当に重要なことが書かれているのか注意が必要、ということ。

インターネット創世記の話は続く。

腰痛からの帰還

先週末、土曜日に走った後、次の日にリバウンドが出た。 で、一日休んだ。というわけで一週間かけてちょっとずつ強度を上げてきた。ということでまた再び、今週末走った。土曜日走った後、リバウンド出なかった。日曜日、同じだけ走った。リバウンド出なかった。月曜日、さすがに脚は筋肉痛だけど腰は大丈夫だった。

足の裏はメンテナンスがちゃんと出来るようになって今年は状態がイイ。

周回遅れ(一週遅れ)

今周末の良かったこと、本当のことをいうとその週に始まったことは書いてない。初見については見解を保留する、という態度。本質的にはラガードなのだ。

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