人から人へ、口から口へと
言葉が彼のカタチを変えていく。
化物語(自分の場合、大暮維人のマンガ版なんだけど)の中にある、名前が先にあってそれが怪異を形作る、という話が好きで、
つまり名付けることによって、それは存在するものになる、ということで、たとえば「なんか調子が悪い」という言葉が調子の悪さを生んだり、「なんかよくわかんないけど気分がイイ」という言葉が調子の良さを生んだりする、っていう事象のことです。
いま、「場所」がずっと気にかかっていてそういう意味では、名付けられることによってソレ(なに?)には存在する場所が与えられるってことなんじゃないか、って思ったり思わなかったり。