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今週末の良かったこと(気の早い夏空に響く「輝く夜空」、"Safety First, Safety Fast" 、あの日を思い起こさせるタイムマシン)

先週は、

先週は一週間を振り返ると、月曜日の朝からちょっとしたトラブルがあってもうそこからこのドタバタが始まっていたのだった。そのトラブルのきっかけはよくよく考えると本当に些細な、ほんのちょっとの小さな悪意からだった気がする。悪意というか意地の悪さというかそういう。でもまあこのトラブルは些細なとはいえ自分の意地の悪さから始まったのだから、ケツをまくるのは自分だよな、ということで覚悟を決めてことに当たると意外なことにすんなりとおさまるところにおさまったりした。教訓:「悪意、仇を生す(自分への)」

と、いうことで、そんなドタバタとした始まりからもうずっと、実際には今、この足元までそのガタガタとした雰囲気は尾を引いて続いていたりする。もう、そうなったとたんに、こんなときにインターネットになんてかかずらっていられるか、という空気になっている。というわけでココへの post も急速に頭打ちになっている。挽回が求められる。

土曜日

土曜日、12年目の3月11日。いろいろと事情があり「公」が優先されて、小瀬にはキックオフギリギリに到着した。スタジアムは完全に夏だった。気が早い。

甲府 vs 藤枝 2対1 今シーズン初勝利。

藤枝は今シーズン J2 に上がってきた。監督もコーチも甲府 OB だらけ。ゲームは正直いって藤枝のものだった。縦パスの入れたり出したりが速くて、選手が後ろからわらわらと湧き出してくる。難儀。このサッカーはかつて見たことがある。サッカーはエンターテインメントだ、って言っていたダミ声の監督のサッカーだ。でも勝利したのは甲府だったし、ゲームは心を揺さぶるものだった。

試合が終わって選手が場内を一周して、ゴール裏の前に並んだ。先制のゴールを決めた武富がトラメガを持ってなにか言うとクルバは「甲府ロマン」(アトレティコ)を歌った。そして最後、気が早い夏日のような空の下で「輝く夜空」を歌った。選手は肩を組んでチャントに合わせて跳ねた。スタンドも跳ねた。

帰り道、勝った試合の帰りの、スタジアムを背に歩く、あの道すがらが好きだ、というのを思い出した。みんながニコニコしながら名残惜しそうに帰っていく感じ。では、また、スタジアムで会いましょう。

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日曜日

裏山に入った。あの尾骨骨折のアクシデント以来なので、1ヶ月半ぶりくらいか。先週、加速劣化試験に合格しているのでいきなり Out & Back しても良かったんだけど、あの滑った落ち葉にちょっとビビったというのと、道路と山は全然違うからビビったというのがあって、裏山ルートAと呼んでいるちょっと短いルートを2往復した。

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裏山に上がってみると、スタート地点と折り返し地点の水飲み場が閉鎖されていて、いきなりノックアウトを食らいそうになった。結論からいうと少し遠回りして自販機でミネラルウォーターを買うという水ごときにお金を払うという屈辱的な対応となった。水と安全はタダだと思っている日本人。

とりあえずスローに入って片道30分くらいのペースで進めた。調子良かったときは25分くらいだった。うまくいったら3往復するぞ、みたいな気持ちだったんだけど、思った以上に脚にきて2往復目の大笠山への上り返しで脚が終わった。全然ダメだった。でもとりあえずオールアウト(ブラックアウト)はしなかったし脚も足も攣らなかったしどこも骨折しなかったし、まあまあ良かったということにしておこう。ルートAを2往復で2時間、大笠山への入り口まで行きと帰りで1時間、最後クールダウンでちょっと歩いて、合計3時間30分。

いま愛宕山は50周年記念事業で公園の工事中なんだけど、その看板に「安全第一(Safety First)」って書いてあって、山の中でずっと "Safety First, Safety Fast" って唱えながら走っていた(歩いていた)。安全第一、そして安全であることが結局は一番速くて早いのだ。

工期が伸びてて完成はゴールデンウィークということだった。まだしばらくは成田山不動堂からは上ってこられない。金手からのワイルドなぶどう園脇を上らないとダメ。

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それから、

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今週末のプレイリスト。1曲目は1年前のプレイリストから caroline "Skydiving onto the library roof" 。題名がイイ。

「今週末のプレイリスト」の良いところは、今のルールだと1年前のプレイリストから1曲目を選ばないといけないところで、そうすると、たとえば1年前にバッハのチェロのヤツにハマってたのがわかったり、たぶん1年後には、デ・ラ・ソウルがサブスクリプション解禁になったのがわかるのだと思う。そしてサン・ラからデューク・エリントンっていう話もきっと思い出すのだ。

https://studies.shikakun.com/entry/2023/03/11/222048

ゲームボーイのカートリッジやきらきら光る川の水面が、あの日を思い起こさせるタイムマシンになる。

https://dragonboss.hatenadiary.com/entry/2023/03/11/220000

そしてこうしてカレーを食べたり食べた事を思い出す事も祈りなのだと信じている

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