マラソン的な競技志向とか進歩思考に関わらずにランニングし続けるのとか、トレイルランニングとかウルトラライトハイキングとかに感化されずに裏山に入り続けるのとか、ジャズとかクラシックとかジャンルやトップランキングとか気にしないで延々と毎週プレイリストを作り続けるのとか、ベストセラーとかベスト・イヤーとか知ったことかとただただ積読山脈をうず高く積み上げるのとか、ずっーと、これこそが普遍的な価値感なのだ、と思ってたんだけど、違う、それはそういう自分のタレントなのだ。
たぶん、誰ともわかりあえないそういう領域を、誰もが抱えているのだ。きっと。
誰かにわかってもらう必要なんてないんだな、とか、べつに優劣なんてもんは存在しないんだな、とか、そういうのがちゃんとわかるようになって、とても楽になった。楽というか軽くなるというか。それはただたんに歳を取った、枯れた、ということなのかもしれないけど。
まあなんというか、
それぞれがそれぞれのスタイルで。