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ドラッカーとフロイト

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大好きなピーター・ドラッカー『傍観者の時代』にフロイトの話が載ってた。大好きだけど全然覚えてなかった。

ドラッカーの母親が大学の頃にフロイトと繫がりがあったらしい。師弟関係というわけではなくて、しかもその思想には懐疑的だったみたい。そして子供だったドラッカーの「誰なの?」という質問への両親の答えは「一番偉い人」。

ユングとアドラーも同じ時代の人だった。

フロイトは近代医学の第二世代に属していた。近代医学は、一〇〇年余にわたる懐妊期を経て、フロイトが生まれる数年前にようやく開花したところだった。

フロイトの思想、理論の話は全然書かれてなくて、人間フロイトの話だった。

それは、啓蒙思想の子たる理性主義者としてのフロイトと、魂の暗夜を生きる夢想家にして詩人としてのフロイトを一身に体現しようとする試みだった。

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