先見日記 の検索結果:
… (自宅にて) : 先見日記 Insight Diaries そんなわけでフォーク、カーブ、ストレート、チェンジアップ、いろいろ投げ分ける技術をもっている。内角高めでのけぞらせておいてアウトコースに落すとか、ストレートを期待させておいてチェンジアップとか、それは馬鹿正直なバッターなら怒るだろう。 でも政治も、スポーツも、食事も、セックスも、世の中の出来事にはすべてどこかに共通点がある。内角高めのあとにアウトコースというようなことは、食べ物にもあるし、商売にもあるし、セックスに…
夢の全自動兵器 (仕事場にて) : 先見日記 Insight Diaries 人命のコストが高い先進国は、兵は死なないよう、 兵器で相手を破壊しようとする。 受けてたつ方は相手の兵器よりもコストの高い人間を殺そうとする。 それも前線の兵隊より、 脆弱で政治的コストの高い一般人をテロで殺そうとする。
俳優の焼死 (横須賀線車内にて) : 先見日記 Insight Diaries デジタルデータのように「実物」がなく、逆にいえばオリジナルを無限に複製できる環境に慣れ親しんでいるからか、こうした「実物」の消失、あるいは死のようなものをうまく消化できないでいます。いや実は、デジタルデータの消失こそが、消化しにくいものでもあり、火事による「実物」の消失の唐突さは、デジタルデータの消失の感覚に似てるナーとも思うのですが、
ぎゅうちゃんはいい! (自宅にて) : 先見日記 Insight Diaries ぼくは作品というものを見るとき、最近は欲しいか欲しくないかで見ている。もっとはっきりいえば、現金で買うか、買わないかで見ている。そんな現金を持っているわけではないし、買ったとしても置き場所なんてないのだけど、そこは気持だ、気持のシミュレーションである。
教師の疲労 (パリにて) : 先見日記 Insight Diaries 無償義務教育法をつくったジュール・フェリーが1880年に、世界で初めて現場の教師に教材を選ぶ自由を保障した国では(だから検定教科書なんてありえない)、教師は教材や文具を指定することによって、自分の城の権威と秩序を固めてきた
… (パリにて) : 先見日記 Insight Diaries サン・タンヌ病院が建てられた場所には、17世紀半ばまではペスト患者が収容されていた。その後は農場になったが、第二帝政時代にオスマン知事の命で精神病院がつくられることになった。開院した1867年は、サン=ジャック大通りをはさんだ向かい側に、サンテ刑務所が開設された年だ。ミシェル・フーコーが論じたとおり、19世紀の近代的理性は犯罪人や狂人を隔離し、幽閉したのである(ちなみに双方ともサンテ通りにあり、サンテは「健康、保健…
夢とロマンは戻ってくるか? (パリにて) : 先見日記 Insight Diaries ランス・アームストロングのドーピング問題 - Wikipedia ランス・アームストロングのドーピングはなぜ長いあいだ公にならなかったか | 自転車ロードレース野次馬 Pro Road Cycling Rubberneck
ゾンビよ、目をくらまされるな! (パリにて) : 先見日記 Insight Diaries ネオリベ政策のせいで貧富の差が広がるあちこちの国では、金持ちが貧乏人やテロリストから財産と身を守るために、貧乏人をガードマンや兵士に雇う図式がどんどんエスカレートしている。そのうちこの映画みたいに、貧乏人やテロリストのほうが圧倒的多数になって殺しきれない状況になるって(あるいは大量破壊をもくろんで自分たちも滅びるって)、みんなどうして思わないのかな。
… (自宅にて) : 先見日記 Insight Diaries 古代ローマ史の研究家、ポール・ヴェーヌの対談集 Le Quotidien et L'interessant(邦訳:『歴史と日常 ポール・ヴェーヌ自伝』法政大学出版局)の中に、原爆についての印象深いくだりがあった。15歳で原爆投下のニュースを聞いたとき、彼は科学的大発明によって人類が飛躍したと思って喜んだそうだ。二、三年後のある日突然、彼は恐ろしさに身を包まれ、理解した。「他者の立場に自分をおく努力をしなかったら、他…
テロニモ負ケズ (自宅にて) : 先見日記 Insight Diaries 「私たちは職場に行き、普段の暮らしを続ける」。 だらしなく負けた場合は、さっさと帰ればよいだけ。そしてまた次の試合に、動ずることもなく平然と出かける。 雨ニモ、風ニモ、そしてテロニモ、老化ニモ負ケズ
近代以前からのエログロ () : 先見日記 Insight Diaries https://web.archive.org/web/20050524154000/http://diary.nttdata.co.jp/diary2005/05/20050509.html 絵巻は横移動し続け、三味線はうなり、大夫は語る。 寺田寅彦 山中常盤双紙
… (自宅にて) : 先見日記 Insight Diaries 明けても暮れても、稽古の日々である。蜷川舞台と聞いて、誰もが「大変そう」と、口々に言うが、その期待を裏切ることなく——壮絶である。別に、よく噂に上っているように、灰皿が飛んできたりするわけではない。蜷川さん本人も、「噂と違って優しいだろ」と、その噂をちゃかすほどだ。みんな和気藹々と、いろんな話を交えながら、稽古は行われている。じゃあ、いったい何が…って、全体のエネルギーが、もう、すでに、壮絶なのだ。 まず、本番と同…
…anetにて) : 先見日記 Insight Diaries それは、フレーベルの「第三恩物」である。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%81%A9%E7%89%A9 恩物(おんぶつ、英語: Froebel Gifts、ドイツ語: Fröbelgaben)はフリードリッヒ・フレーベルが考案した一連の教材である。これはドイツのバット・ブランケンブルク(Bad Blankenburg)にフレーベルが設立した幼稚園(Kindergarten、キンダー…
天動説の海 (オキナワにて) : 先見日記 Insight Diaries もともと沖縄ではね、海は太平洋なんて呼ばなかったはずですよ。では何というのですか。建築家氏は、極上のアワモリをチビリと口にすると、ひっそりと小さな声で言った。
…仕事部屋にて) : 先見日記 Insight Diaries はじまりは、10年前のウルグアイ・ラウンドにさかのぼる。この時、文化については貿易自由化の対象外ということで、形のうえでは一応の決着がついていた。とはいうものの、それぞれの基本スタンスはまるで相容れない。自国文化を守ろうとする権利は、ハリウッドの攻勢に危機感をもっている側にはまさに死活問題。でも、売りこむ側にしてみれば、権利というのは義務とは違う。 かくして非力な小国が、WTO加盟や食料援助といったものと引き換えに…
http://taizooo.tumblr.com/post/111455673355 the whole world is peaceful.
… (自宅にて) : 先見日記 Insight Diaries ここからさらに考えを進めていくと、いま僕がここで書いているような問題への回答が、明確に見えてくる地点に立つことが出来る。日本語で書かれた小説を開くと、そこにあるのは見慣れた日本語だ。男も女も外国人も、すべてその日本語を喋っていて、見分けはつかない。これは確かに現実だが、この現実は簡単に変えることが出来る。 見た目には見慣れたいつもの日本語の会話であっても、そこに語られている内容がまるで日本語世界のものでなければ、読…
… (自宅にて) : 先見日記 Insight Diaries このように整っていく理想的なありかたのなかで、僕はなにをするのか。毎日三時間は歩きたい。考えごとをしながら歩くのだ。毎日がおなじコースでもいい。何とおりかあるコースを規則正しく繰り返すのも悪くない。そして歩きながらの思索は、自宅にいるときにおこなう、知の蓄積のなかの徹底した踏破つまり読書と、重なるようでありたい。それだけの毎日ですか、などと言ってはいけない。これで充分すぎるほどに手にあまり、ほかのことは出来ないだろ…
僕はなぜこうなのか (自宅にて) : 先見日記 Insight Diaries 僕は文章を書くことを仕事にしている。どんなことを書くのですか、という問いがあるとしたら、悲しい、うれしい、というようなことは書かない、と答えよう。そんなことは書いてもしょうがない、と思っている。書きたくもない。したがって書かない。抒情や情緒を書くのではなく、ああ思った、こう思ったでもなく、きっとそうだろう、などでもない。醒めきった目にはそんなものは見えないからだ。
… (自宅にて) : 先見日記 Insight Diaries こうなって久しく、しかもそのことに気づいていない大衆すべてを刺しつらぬいて所定の効果をあげる日本語は、歯切れの良い言葉、ずけずけとものを言う言葉、本質を意図的にはずしたところで笑いを取りながら、本質的なところでは一刀両断にする言葉、といった種類の日本語だ。 歯切れの良い言葉とは、わかりやすくて簡潔に短い言葉を、微妙さをいっさい切り捨て、なんらためらうことなく、臆面もなく音声にして解き放つことが可能な言葉だ。それを受…
… (自宅にて) : 先見日記 Insight Diaries 2500年もの昔より物語られ、演じ続けられてきたギリシャ悲劇。荘厳なファンタジーとしてではなく、それは、その時々に実際にあった出来事を、まるでゴシップ記事のように取り上げたもの。さらにその根底では、神話をなぞり、人間の思い及ばぬ力の存在(神々、あるいは自然)に常に畏敬の念を人々が持つよう紡がれた、祭りの時に奉納される最大の娯楽であったのだとか。毎年毎年、その祭事(なのか、演劇フェスティバルなのか)は行われ、観る者は…
…レガントな綻び : 先見日記 Insight Diaries この14日に95歳で亡くなったキューバの音楽家コンパイ・セグンドの人生は、とても一口で語ることのできない、幸福の意味を考えさせる。音楽家としてのキャリアは1930年代にスタートしているが、その名前が今日のように知られるようになるのは、1990年代である。1989年にワシントンのスミソニアン研究所に招かれ名曲『チャン・チャン』を演奏したことがきっかけになり、94年にセビリア、翌年パリでコンサートを開催。その後97年に…
…・ヴォアにて) : 先見日記 Insight Diaries すっかり忘れていたのだが、ある人に言われて思い出した。 なんの話かというと、いまから8年も前の95年6月に立ち上げた『Weekly ASCII on Internet』というニュースサービスである。 オンラインのニュース週刊誌「Weekly ASCII」 月刊ASCII」などで知られる(株)アスキーは、そのニュースコーナーをインターネット上で週間で刊行を始めた。雑誌名は「週刊アスキー on INTERNET(Wee…
ひっそりと「先見日記」が終わっていた。: ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね) 静かな終わり方でした。ウェブが今ほど騒がしくなかった頃、NTT DATAの「先見日記」はとても輝いて見えました。2002年開始だそうです。こういうジャンルがWEBマガジンと呼ばれ、ウェブサイトが紙の媒体のカウンターメディアとして強く意識されていた頃ですね。その頃の空気で言えば、ウェブという言葉より、サイバーという言葉の方がしっくりくるのかもしれませんね。サイバー空間に書くということは、既存のメデ…
…・リューより) | 先見日記 insight diaries 空港、高速道路、ショッピングセンター・・・世界中どこに行っても同じような風景を形作るこれらの場所を、オジェは、「場所ではない場」という意味で「ノン・リュー」と呼んだ。 場所は、そこに住む人間との有機的な結びつきによって、その場所に特有の記憶が堆積する。記憶はその場所が置かれた環境、気候、そして歴史から影響を受けながら、ある時間的な連続性のなかで変化してゆく。 「ノン・リュー」にはそのような記憶が堆積しない。トランジ…
DPZのリアルタイムTODO(http://t.co/mFrEYDBqGS)は操作される側で、操作する側は先見日記でガビンさんが書いてた http://t.co/vYDIFz2Osa— Hayashi Yosuke (@hysysk) 2015, 1月 23
…あれこれ 浅草にて 先見日記 Insight Diaries | NTTデータ 先見日記、存在した。 オレの記憶だと、途中で見られなくなっていたはず。 2012/7/25先見日記なくなってた— Hayashi Yosuke (@hysysk) 2012, 7月 25 先見日記、オッサンになってた http://t.co/zIoWXwGM— twwp™ (@taizooo) July 25, 2012先見日記、wayback machine 未達。無念。— twwp™ (@ta…
スタート地点 http://taizooo.tumblr.com/post/108634794825 the whole world is peaceful. 先見日記ディギンの開始地点 ご挨拶セレンディピティへの旅 () : 先見日記 Insight Diaries 先見日記のスタート地点 ご挨拶デジタルと『先見』 () : 先見日記 Insight Diaries