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今週末の良かったこと(積読山脈最下層から本を発掘)

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電話するアメリカ

クロード・フィッシャー『電話するアメリカ』。そういえば読む本は分厚いければ分厚いほど精神が安定するような気がするな、ということで唐突に積読山脈の最下層から一冊引っ張り出した。買ったのはたぶん10年くらい前ですでに十分古い本だった。原著は1992年に出版されていて、調査されたのが1980年代。で、日本語版が出たのが2000年。まだインターネットさえその全貌が定まっていなかった頃に出版されている。もう誰も振り返ったりしないたぐいの本だろう。ちょっと古めというか古典というか枯れた感じのこういう本、掘り出し物が多い印象がある。電話、すでにその存在自体があって当たり前のものになっていて、しかも世界に劇的な変化をあたえたもののうちの1つだろうけど、すでにそういう価値観を微塵も感じさせない。電話が人間を堕落させるなんていわれていた世界がかつてあった。インターネットが同じ道をたどりつつあるけど LLM や ChatGPT もいつかそうなるのだろう。という時点で読む『電話するアメリカ』、たまたま、偶然なんだけど、これ以上ないタイミングだと思った。読了できるかどうかは運次第。

本屋めぐり

甲府では老舗デパートが店舗を畳んだタイミングでジュンク堂書店が撤退してしまった。怒涛の読書期が終わったのもあって全然本屋に行かなくなってしまった。『電話するアメリカ』を積読山脈から掘り起こしたついでに、青色のママチャリで市内の本屋を巡った。それなりの時間ウロウロして本を取り出したり戻したり何回もしたけど結局なにも買わずに帰って来た。読書自体がフィジカルな行為であることは自明だと思うんだけど、積読山脈を積むこと、つまり本を買うこともフィジカルな行為で、普段から練習が必要なんだな、と思った。

裏山

体調は上がったり下がったりであんまり安定した感じにならないんだけど、今週末も裏山に入った。あんまり欲をかかないで全く同じことを繰り返している。愛宕山から樹木見本園まで1往復。金手の斜面から上がる。2時間くらい。いまや心拍計もストップウォッチも使っていないのでなんとなくなんだけど、体感強度はいままでと同じだけど出力は上がってきたような気がする。いままで走れなかった斜面も走って上れるようになってきた。でも持久力がない。前は2往復してた。今は2往復しちゃうとたぶん月曜日を迎えられない。まあどこかで調子が上がってくるのでそれを待つ。

サッカー

甲府 vs 藤枝 アウェイ 4-1 勝利。7連戦の5試合目。2点リードしてから圧力を高めた藤枝に1点取られた。この局面まではどちらに転がるかわからないゲームだった。ここで追加点を上げたウタカもすごかったけど、試合が終わる最後まで攻め立てた藤枝も凄かった。点差ほど力に差があったとは思わない。次は中2日で天皇杯、鹿島戦だ。

今週末のプレイリスト

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1曲目は1年前のプレイリストから Flore Laurentienne "La fin et le commencement"。

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