読了と積読
サラ・ベイクウェル『実存主義者のカフェにて』読了した。本文が全14章、467ページあった。8/15に積読山脈に積み上げたので*110日くらいで読んだ。本を読むことに自信を失うというか、やる気あるのかというか、どうなんだというか、そういう感じになっていたのでちょっと良かった。
原題がフランス語で "AT THE EXISTENTIALIST CAFÉ" 副題が "Freedom, Being and Apricot Cocktails" 。
主役はサルトル、ボーヴォワール、脇役がハイデガー、フッサール、メルロ=ポンティ、ハンナ・アーレント、えーと、ほかにもたくさん。末尾に「登場人物紹介」があって50音順に60~70人くらい並んでいる*2。
20世紀初頭のヨーロッパ、フランスを中心に、現象論と実存主義の始まりと終わりまで。それぞれの哲学の成り立ちとか意味とか意義についてではなくて、それぞれの人々がどのように大戦、戦間期、ふたたびの大戦、戦後、冷戦を生き延びそして死んでいったのかに焦点を当てていて、いままで抽象的、原理的、というか概念として理解しようとしてものに急に血が通って生き生きとした風景に変わった。
そして勢い余ってさらに積まれる積読山脈。
栃木の空に念を送る
甲府 vs 栃木 アウェイ 2-1 勝利*8。アダイウトンとマクーラは退場を食らって出場停止。総力戦。試合は、佐藤和弘の目が覚めるようなミドルシュートで先制。しかし失点。そして同点のまま迎える後半ロスタイム。甲府は、佐藤和弘、鳥海、三平、純真の畳み掛けるようなパス交換で中央を突破して最後、鳥海のゴールで逆転。劇的だった。
リーグ戦 vs 清水、天皇杯 vs 鹿島の悔しい敗戦が決して無駄じゃなかったことを証明した。残り10試合でプレーオフ圏内まで勝点10差。行けるんか?行けんだろ!という感じ。勇気とか希望とかそういうものを失うというか、まだ間に合うのかというか、どうなんだというか、そういう感じになっていたけれど勝点とか勇気とか希望をもぎ取った試合だった。DAZN 中継だったけれど甲府のゴール裏は満員でチャントがずっと鳴り響いていた。
それから、
今週は火曜日の夜からちょっとまた左腰と左脚の調子が悪くて、今週末は土曜日は早起きして90分走ったけど、左脚太ももの内側に張りが出てて、日曜日はサボった。
*1:ということで、汗がダー、太陽ピカー、頭フラー、夏本番、わかってるのに炎天下に意味なく家出たりして、まずは本屋、ドロップされたニュー・シット(積読山脈)をご覧いただきます。 https://copyanddestroy.hatenablog.com/entry/2024/08/15/204052
*2:「登場人物紹介」、面倒なので数えなかった。11ページで1ページ6人くらい載っているので 11*6=66
*3:生ける憲法 - 株式会社 勁草書房 https://www.keisoshobo.co.jp/book/b643915.html
*4:旧訳版1956年 原著初版1947年初版 (新訳版2002年も存在して 原著は 1977年改訂版)
*5:夜と霧 | ドイツ強制収容所の体験記録 | みすず書房 https://www.msz.co.jp/book/detail/00601/
*6:夜と霧【新版】 | みすず書房 https://www.msz.co.jp/book/detail/03970/
*7:〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす|太郎次郎社エディタス http://www.tarojiro.co.jp/product/6397/
*8:【公式】栃木vs甲府の試合結果・データ(明治安田J2リーグ:2024年8月25日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp) https://www.jleague.jp/match/j2/2024/082509/live