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先見日記 の検索結果:

今週末の良かったこと(恋い焦がれ待ち焦がれたホーム初勝利、花粉症でダウン、「すべて」と「存在する」に絡め取られる)

…イブを漁っていたら、先見日記の赤瀬川原平サンの引用を発見した*9。 心理的といった方がいいのか。 電話だ、と思い、まず心理的に身構えるわけだが、同時に呼吸や発声の器官も急きょ用意をはじめるらしい。その微妙な変化で咳や鼻づまりも働きはじめる。アレルギーはその微妙な差異のところに潜んでいるらしい。 先見日記 Insight Diaries で、「差異」の話。『入門!論理学』もいよいよ終盤に入ってきて、「すべて」と「存在する」の推論、の章に入っている。「すべて」と「存在する」は、「…

…無くなってしまった、先見日記の wayback machine のアーカイブから*1。こういうのを心の糧にして、もうちょっと、あと一息。 何回も何回も読んで、何回も何回も直してるんだけど、その間にいろいろな文章を読んだり、いろいろな話を聞いたりして、そうするとそういう影響を受けるので、どんどん形が変わっていく https://twitter.com/taizooo/status/1729329717629927598 ここだけはなにがあっても弄らないゾ、って決めているところは…

なんかグルっと回ってまた日記について考えている

なんかグルっと回ってまた日記について考えている。以前、日記を読むことに嵌っていた時期があって探したら2015年、2016年、2017年だった。松尾芭蕉「おくのほそ道」とかドナルド・キーン「百代の過客」とかアンディー・ウィアー「火星の人」とかチャールズ・ダーウィン「ビーグル号航海記」とか読んでた。そういえば、そのころディグしてた「先見日記」も日記だった。scrapbox.io

2022年を探す

…・オブ・ザ・イヤー、先見日記、ポップ中毒 「ベスト・オブ・ザ・イヤー」、そのきっかけは2014年末、インターネッツのロックスター達のベスト・オブ・ザ・イヤーな叫びだった。「オレもベストを格好よくまとめたかった」なんて漠然と思っていた。でも実際には思っていただけで、その遥か彼方で、偶然発見した「先見日記」を掘っていた。「先見日記」は2002年10月から2008年9月にかけて赤瀬川原平、いとうせいこう、駒沢敏器といった人たちが毎週順番に日記を公開するというものだった。「先見」とい…

2018年を探す

…eb の文章、例えば先見日記とかを bookmarklet で縦書きに変換して読むのが気に入っていたから。縦書きの横スクロールというのはこれはこれで素晴らしいインターフェイスだと思う。最初のうちは箇条書きみたいな感じだったけど、しばらくすると散文になった。横書きだと箇条書き、自然な感じなんだけど縦書きだとしっくりこなかった。あと手書きだと文章を考えるスピードより文字を書くスピードの方が遅いせいなのか「てにをは」で言葉を繋いでいくほうが自然な感じになった。いまでは文章を書くとい…

日記について(「おくのほそ道」と「曾良随行日記」から)

…。インターネットで「先見日記」を再発見したことから始まって、その後、「オン・ザ・ロード」「ボリビアンダイアリー」「イワン・デニーソヴィッチの一日」「ビーグル号航海記」「仰臥漫録」「修善寺大患日記」「火星の人」そして「百代の過客」と続いていて小説もフィクションもその他いろいろも日記とみなしてたりしている。角川文庫「新版 おくのほそ道 現代語訳/曾良随行日記付き」、ゴールデンウィーク(なんと、沖縄旅行!!!)に「本文」を読んで(実際には文庫本で50ページくらいしかない)、それから…

今日の良かったこと

…015年6月26日 先見日記も最初の頃はそういう、書いている人の事だったり、身の回りの事だったり、そういうのが載ってたんだけど、だんだんいまの web でよく見るような世の中の事とかそういう大きな事が載るようになってきた。2005年に交代してからさらにその傾向が大きくなった— twwp™ (@taizooo) 2015年6月26日 quote してて面白いのは断然その人の身の回りの日常のことだったりする。その人にとっては、たいして面白くもない日常。— twwp™ (@taiz…

2016年を探す

…はまだ続いている。 先見日記、死者と対話する 絵巻は横移動し続け、三味線はうなり、大夫は語る。 via http://copyanddestroy.hatenablog.com/entry/2015/12/01/000000先見日記を2015年の始めに再発見した。「見つけたからには掘るんだろうな」のコメントを残したとおり、その日から毎日毎日ページを掘り進めながら、少しずつ引用を続けてきた。そしてついに2016年3月に読了した。先見日記には2001年9月11日直後の空気感から現…

ビーグル号航海記 #randomreading

… 23, 2016 先見日記から始まって、ビーグル号航海記といい、赤瀬川サンの偶然のヤツとか、ゲバラのこれとか、気がつくと日記ばっかし読んでる— twwp™ (@taizooo) February 19, 2016 ビーグル号航海記(中) 読了 #randomreading pic.twitter.com/4RFPO6Em4V— twwp™ (@taizooo) March 14, 2016 ガラパゴス群島 #randomreading pic.twitter.com/9Lk…

むしろ書くことによってしか何も残せないし、そこから次へ進むことも出来ないのだ

…の仕事場にて) : 先見日記 Insight Diaries この『先見日記』は、日記という最も古い形式のひとつである文章表現が少しも古くないばかりか、書き手という個人が自分の目でものを見、そして考えたり感じたりしたことを文字に定着させて残しておく手段として、きわめて基本的で有効であるということを、証明してみせてくれたと思う。たとえインターネットという媒体であってもその有効性は変わらず、むしろ書くことによってしか何も残せないし、そこから次へ進むことも出来ないのだということを、…

… (札幌にて) : 先見日記 Insight Diaries それは今から10年ほど前、あるデザインに関する国際会議のセッションでのこと。一人の初老の男性がステージ左手から登場し、壇上に置かれていたOHP(オーバーヘッド・プロジェクター)に近寄り、その横にドカっと腰を下ろしました。彼は、おもむろに、透明のOHPシートに黒のマーカーで「直書き」しながら、話し始めたのです。 何枚ものOHPシートが、即興的なイラストで埋められ、説明がなされていきます。インタラクション(相互作用)の…

動かない体操 (自宅にて) : 先見日記 Insight Diaries 昔、自分がもし独房に入れられたら、やはり運動しないといけないな、と思ったことがある。でもその独房が狭くて、棺桶状の、立っているだけのものだったら、と考えた。それでも運動はできる。体は動かせなくても、体の各部分でリキんだりゆるめたりを繰り返せば、棺桶状の独房の中でも運動はできるぞ、と考えていた。

『蟹工船』の読者 (自宅にて) : 先見日記 Insight Diaries 『蟹工船』が小説として現役のころには、革命という言葉が生きていた。でもその到達点であるはずのソ連やその他の国々が、ことごとく制度的に腐って崩壊してしまったからには、歴史は繰り返せない。 でも昔と違ってモラルが崩壊しているいまの世の中では、根本から人を動かす言葉は、どこを探しても出てこない。

むしろ従者だ。

…郊外の仕事場にて) : 先見日記 Insight Diaries しかし駐車場まで歩いて乗車の準備を済ませ、そして目的地に着いてまた駐車場へ車を停める手間と時間を考えると、最初から歩いて行くのと実は5分と変わらなかったりする。ならば細切れにされたその行動を、歩いてひとつなぎにすることで、時間の主権を自分の側に引き戻すことが出来るのではないか。 このとき確かに車は便利だけれど、駐車の手間によって完全に車に主権を奪われている。操作をしなければならない運転手のほうが、むしろ従者だ。

2008/03/28

… (自宅にて) : 先見日記 Insight Diaries シンポの中で個人的にとても興味深かったのが、ギーク(Geek)コミュニティの参与観察を行った学生の発表でした。ミニブログの「twitter」やウェブカメラで簡単にストリーミング中継ができる「Ustream」などの道具を駆使しながら離合集散するギークたち。もはや、ブログでもSNSでもなく、さらに半歩も一歩も進んだ新しいツールを自らカスタマイズし、欲望の赴くまま様々な開発プロジェクトに加わっていくその姿は、確実に新しい…

… (自宅にて) : 先見日記 Insight Diaries 真っ先に思い浮かんだのは、小松左京のある短編小説でした。太陽の異常活動によって破滅した地球を逃れ、すべての生物種の遺伝情報や凍結DNAサンプル、全人類一人ひとりの記憶情報などを一切合切バックアップ・コピーした宇宙船。いつか地球と似た惑星にたどり着き、そこで再び生態系を「解凍」する日を夢見てあてどもなく宇宙を進む……という設定です。その中でただ一人、「生身」の人間として活動する艦長が物語の主人公なのですが、要するに彼…

感冒について (ストーブの前にて) : 先見日記 Insight Diaries 身体というのは、ホント、不思議なものだと思う。朝起きて、今日はなんだか仕事に行きたくないなと思うような日は大抵、午後から、“お待たせしました”と言わんばかりに、熱がでてくる。

…の仕事場にて) : 先見日記 Insight Diaries なぜ最初の段階で手を使うのか、自分のなかでは理由ははっきりとしている。原稿を書くときに準備もなくパソコンの画面に向かったのでは、せいぜい自分の小さな内面くらいしか出てこないからだ。そんなものを縦に掘りこんでいっても意味はなく、まずは手で基になるものを書いて自分の字を目で見ることで、初めて書く内容に対して責任と手応えを持つことができる。科学的なことはわからないけれど、パソコンの画面に現れる活字から受けるフィードバック…

石のスープ

… (自宅にて) : 先見日記 Insight Diaries 旅人が、ある村へとやって来ます。お腹を空かせた彼は、1軒の家のドアをたたき、食事をさせて欲しいと頼むのですが、「この村は貧しくて他人に与えるものは何もない」と無下に断られてしまいます。 一計を案じた旅人は、「自分は魔法の石を持っている。それを使うと美味しいスープをつくることができるので、鍋だけでも貸してくれないか」と再び頼み込み、なんとか鍋を貸してもらうことができます。そして今度は別の家へ行き、「魔法の石はちょっと…

神が消えた (横浜郊外の仕事場にて) : 先見日記 Insight Diaries あちこちの里山に棲んでいたはずの神さまたちは、いまや麓の神社のなかでひしめき合い、その代わりに住宅が次々と地肌を埋め尽くしている。

現実が切り開かれて進む。この世のすべてが

… (自宅にて) : 先見日記 Insight Diaries ナマの時間というのは特別なものがある 試合の流れ、バッターのタイミング、打球の角度、勢い、鋭さから、あ、行った、ホームランだと確信する。案の定ホームランとなる。 リプレイが映されても、なかなかそれと同じには見えない。映されているものは同じでも、これでよくホームランと見抜けたものだと不思議に思う。 リアルタイムというものは、ナマの現実が切り開かれて進む。この世のすべてが同時間だから、目も同じに生きて、瞬間に微妙を見て…

タイムライン=年表、マップ=地図

テクノロジーの進化 (自宅にて) : 先見日記 Insight Diaries こういう例を目の当たりにすると、タイムライン=年表というのが情報デザインにとって、やはり重要な手法なんだなぁ、と再認識できます。情報デザインの手法には、他にマップ=地図もありますが、空間的な認識を可能にするマップに比べると、タイムラインは若干マイナーな扱いというか、あまりポピュラーになっていないような気がしますね。時系列で情報の連なりを見せていく手法って、まだまだ開拓の余地がありそうです

国道58号線

…の仕事場にて) : 先見日記 Insight Diaries あるサイトで2年間にわたって続けてきた連載が、つい先日終了した。その最終回の原稿を書いているとき、最後の数枚で不覚にも涙が出てきた。そんなこともあるかもしれないと、ふと想像してはみたが、まさか本当に泣くとは思わなかった。感動巨編でもなければ、大恋愛小説でもないのだ。 第2回 ジミーのパイは知っている : 58号線の裏へ | Web草思 本格的な統治が開始された1948年からの10年間は、沖縄の通貨は「B円」(Typ…

先見日記 2002/10 → 2007/4

…月、インターネットに先見日記を再発見しました。そしてこの日記の中から引用を切り出してきました。まだこの探検はゴールまで達していません。今回ここに載せたものは、2015年1月から10月の間に掘り起こしてきた引用の中から、特に印象に残ったものとなります。(11月に掘り起こした引用は経過時間が短いため、対象外としました) 先見日記とは http://web.archive.org/web/20050830101202/http://diary.nttdata.co.jp/diary…

死に場所 (仕事場にて) : 先見日記 Insight Diaries ボクは象の墓場みたいにどこかにケダモノっぽい死に場所があって そこにたどりついたところで 還ってゆく土の冷たさやニオイの中で息絶えるみたいのがいいな、 と思うんだけどね。 ちゃんと医者とか立ち会ったりいろんな生命維持装置に囲まれたり、 なんかガチャガチャ緊張感漂う中で死ぬのは 落ち着かないと思うんだけどね。

1830本。 6年

先見日記 Insight Diaries | NTTデータ 書き手の方々は延べ16人。「日記」の数は延べ1830本。 6年間に及ぶ先見性あふれる思索の跡

何しろピッチャーがいないんだから、すぐ投げられる

… (自宅にて) : 先見日記 Insight Diaries その話を聞きながら、ぼくは改めて楽天イーグルス入団の田中選手、例のマー君を思い出した。ドラフトのくじ引きで、現在いちばん弱い球団の楽天に入団することになった。ドラフトのしきたりだから仕方がない。そのことのインタビュウで、当の楽天野村監督は「彼としてはいい球団に入ったと思いますよ。何しろピッチャーがいないんだから、すぐ投げられる」 これがもし中日とかソフトバンクなどの強力球団、投手王国に入団したら、当分は実戦に出られ…

毎日の農作業 (自宅にて) : 先見日記 Insight Diaries というのでふと振り返ると、その日常が何だか野良仕事に見えるのだ。畑に毎日鍬を入れ、草むしりをして、あれこれ手を入れてないと野菜も育たないし、すぐに草ぼうぼうの荒野になる。体の筋肉が縮んで、たちまち荒野になってくる。

…の仕事場にて) : 先見日記 Insight Diaries 「何かを見たり、何かに触れて感じたりしたものを、自分を通して表現することは素晴らしいと思います。そのような表現をしたくなる場面を、おそらくあなたや多くの女性たちは持っているのです。かわいいと感じる経験のなかで、自分を磨かれているということです。それに比べて世の男性はいかがでしょう。自分の心や感情が動かされる体験など、ほとんどしていません。たまには美術館に行ったり、映画を観たり、人と共有したくなる体験を少しでもしろと…

20年ぶりの挑戦 (横浜郊外の仕事場にて) : 先見日記 Insight Diaries 「どこそこのチムニー(岸壁が縦に筒状の空洞となっている箇所)をまたいで、はるか下へ落としたときは最高だった」とか、「さらされた尻を春の風が撫でていった」とか、話題が話題だけにそこには文学的な詩情さえ添えられており、山と文学に目覚め始めていた横浜郊外の少年を魅了するには、それだけでもう充分だった。

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