2020/05/04 Mon
4/7に出された COVID-19 緊急事態宣言は、5月いっぱいまで延長されることになった。インターネットがザーっと色を変えていくように感じる(ダメじゃん)。
さすがにまるまる二日間なにもしなかったので、そろそろ動き出すか、ということでひとまず日記をまとめて書く(ダメじゃん)。
この休みにやろうと思っていたことの一つは衣替えだった。夏の到来を前に衣替えを成功させなければならない。特に理由はないけども、なにかと理由をつけて、あらゆるものを先送りしている(ダメじゃん)。
2020/05/05 Tue
衣替えに成功した。30分だった。着る服はユニフォームと化していて同じ組合せが5日分ずつ、みたいな感じになっている。
起床時の検温に失敗。つまり起床に失敗(ダメじゃん)。
密接を避けて、ファミリーが集まる。競艇場のオモチャみたいな流しそうめんマシーン、カセットコンロのバーベキュー、ハードディスクレコーダーから再生されるアイアンマン。
「君にアベンジャーズの話をしに来た」
2020/05/06 Wed
起床失敗。この仕様で果たして、明日からの出勤に耐えられるのか? (アイアンマン風に)
ちょうど「適当に身体を動かす活動」のオフウィークだったのだけれど、せっかくなので走る。普段は週末しか走らない。夜型なので朝は無理。そして夜は暗い(ダメじゃん)。そういうわけで本当は週末の予定だった MAF テストを前倒した。今年に入ってから3回め。本当にわずかずつだけどそれでも間違いなく進歩している。こういうのが不安定な世界に確実な足場を作っている。
2020/05/07 Thu
衣替えしたので半袖シャツで出社。半袖なだけでこれだけ自由を感じられるなら、袖なんてなければもっと自由になれるのではないか。
仕事は全然気分が乗らず。原因を外に求めてはいけないけども、ネガティブな空気を発している人には近づいてはいけないのだ、などと思う。ちょっとしたネガティブさを発するだけでこんな気分になるのなら、ちょっとしたポジティブさを発するだけでみんな気分良くなれるのではないか。ちょっとしたポジティブさ。ちょっとした手洗い、検温。
家に帰ると、シューベルトの室内楽曲集が届いていた(中古)。思いの外、豪華なブックレットで驚く。アレックス・ロスは「これを聴け」で、シューベルトは戦前の録音を聴かなきゃ意味がない、と言っていた。
2020/05/08 Fri
仕事はイマイチ。帰りにとある店による。GW が終わって営業を再開していた。応援の気持ちでお金を落とす。密接を避けて。
CD を簡単に聴ける機械がない。ポンコツ・ポータブル・コンパクトディスク・プレーヤー(長い)は、乾電池がダメだったし、戦前の音源なので(つまりモノラル録音なので)ヘッドホンはちょっと無理だった。虎の子、サウンドシステムが火を吹いた。そして畳むべき洗濯物を畳む。
2020/05/09 Sat
昨今の情勢を鑑みて、自宅の Wi-Fi 環境を整えた。Google Nest Wifi 、親機1台と子機2台、メッシュ・ネットワーク。なんとも富豪的。イマドキの Wi-Fi セットアップとは、ネット・マスクもデフォルト・ルーターもアイ・ピー・アドレスもマック・アドレスもなにもない。スマートフォン一本、ダウンロード、ピンポーン、完了です。未来。
2020/05/10 Sun
シューベルト室内楽曲集の CD をスマートフォンに取り込む。
ポケットでスマートフォンを鳴らしっぱなしにする話。
CD を iTunes で取り込んで google play music にアップロードしてスマートフォンで鳴らす(いったい、なにを言っているのか)
シューベルト、戦前の音源でモノラルだしスカスカなんだけど、跳ねてたり軽やかだったりちょっとラフだったりとてもフレッシュで、あれかな、戦前ってクラシカル・ミュージック、ポップ・ミュージックだったんかな?
2020/05/11 Mon
最高気温は30℃を超えていた。オレの半袖が火を吹いた。
緊急事態宣言は14日の専門家会議を受けて部分的に解除される方向で話が進みつつある。COVID-19 の感染者数が正確にわからないのは科学的にわかっていることだ。わからないことがわかっているというのは科学の態度だ。わかっているということはわからないことがあるということをわかっているということだ(いったい、なにを言っているのか)。
もうひとつ大事なことがあって、それはありとあらゆる状況で、科学的な態度でいるのは難しいと認識しておくことである。かなり高度な教育を受けた理系の研究者の方も、別の分野では非科学的になったりする