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日記の練習です。

『入門!論理学』、ド・モルガンの法則の証明から始まって、いろいろな命題、平叙文つまり見た目ごく普通の文の証明をしてきたんだけど5章 P.165で「ここまでいくつかの証明を見てきました。もうこの本では証明はでてきません」「別に証明の達人になることが目標ではありませんから、細かいところは忘れてしまってけっこうです。」と、盛大にハシゴを外されてズッコケた。

証明、面白い。

証明というか論理学、面白い。

論理学にはスポーツ的なものを感じる。もともとの資質もあるかもしれないけれど正しくトレーニングすれば必ず上達する(ように見える)。こう来たらこう行くみたいなパターンが垣間見れて、すごくフィジカルな行為に思える。世にいう教養とかそういう、生涯で築いた文脈とか人脈みたいな繋がりとかお構いなく、だれもが公正・公平に同じスタート地点から始められる世界に見える。開けていて風通しが良い。

この感じが、ウィトゲンシュタインが言っていた「ア・プリオリな秩序」の現れなのかな? とか適当なことを言っておく。適当でも書いておけば、誤解であればあとで恥ずかしい思いをするだろうし、核心だったなら「先見の明あり」って威張れるだろう。

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