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日記の本番 2024/04

これは2024年4月の日記の本番です。

業務における筆記用具は原理原則として修正することが許されない。本人確認として押印する文書の場合、修正する際の手順も定められていて「修正箇所に二重線を引く。その書類に押印されるものと同じ印を用いて修正印を押す」ことになっている。誰が何を修正したのかを明確にすることが求められている。

そんなふうにしてボールペンを使うようになってどれくらいたっただろう?

https://twitter.com/taizooo/status/934450761919950848
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野矢茂樹『論理哲学論考を読む』をガイドにしてルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』を読み終わって(読み終わったことにして)、全然自分に足りなかった原因の一つである論理学を、どうしたってやらないわけにはいかないのだった。

以前、当てずっぽうに間違って買った、野矢茂樹『入門!論理学』をとりあえず読み始めた。たかだか200ページちょっとくらいの新書で、論理学なのに縦書きで、論理学なのに論理記号も出てこなくて、論理学なのに真理値表も出てこない、っていう普通ではない論理学についての本で、その中に出てくる、まったく普通の日本語で書かれた、よくわからない命題の例題を読み解くために、ノートと「とりかえしがつくシャープペンシル」と消しゴムを買ってきた。こんなこと何百年ぶりかわからない。

https://copyanddestroy.hatenablog.com/entry/2024/04/08/155504
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僕が真似しているこの「日記の練習」「日記の本番」の元祖である、くどうれいんサンの連載がこの3月分の日記をもって終了した。印象的な話がいくつかあってそのうちの一つに「とりかえしのつかないペンの話」(とりかえしのつくペンがない話)がある。

ページを開いたまま歌集を伏せてペン立てを漁る。ボールペン、水性ペン、油性ペン、ボールペン、ボールペン、筆ペン、ボールペン……(取り返しのつかないペンしかないじゃん)

「日記の本番」7月 くどうれいん|本がひらく

そして最終回の日記の本番は「とりかえしのつくペンの話」(とりかえしがつくペンがある話)で幕を閉じた。

(おいおい、こんなに丸を付けていちゃきりがないだろう)とも思ったが、構わず丸を付けまくった。これはもう取り返しのつくペンなのだ。わたしはいくらでも丸を付けていい。

「日記の本番」3月 くどうれいん|本がひらく

僕はいくらでも書き間違えてもいい。これはもう「とりかえしがつくシャープペンシル」なのだ。そんなわけでいま僕の手元には三菱鉛筆のクルトガ・アドバンス 0.5mm (黒芯)とクルトガ・スタンダード 0.5mm (赤芯)の二本が並んでいる。

https://copyanddestroy.hatenablog.com/entry/2024/04/23/174604
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曲がりなりにも『入門!論理学』を最終章までやり終えて、巻末の「おわりに」にあげられていた「このあとに読むべき本」の中の一冊、金子洋之『記号論理入門』へと進んでいる。

https://copyanddestroy.hatenablog.com/entry/2024/04/24/091846
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(1) 命題論理と述語論理を区別せず、最初から述語論理を視野に入れて叙述を行う。(2) 自然演繹法を中心に据える。(3) 真理関数は扱わない(つまり真理値表は扱わない)。

今週末の良かったこと(片や、書見台とテーブルに釘付け、片や、山は笑い膝も笑う) - copy and destroy

こんどのは、論理学だから横書きだし、論理学だから論理記号も出てくるし、産業図書だから本物の教科書だ。これはいったい読書なのか?とか、いったい僕はなにをやろうとしているんだ?とか、心にブレーキを掛けるような考えがチラチラと浮かんだり消えたりしているけれど、そんなことは振り切って進むのだ。前進に犠牲はつきものだ。どうせ倒れるなら前のめりに、だ。

ピエール・バイヤール 『読んでいない本について堂々と語る方法』によると、人はどうせ読みながら片っ端から忘れていくし、読んでいない本についてだって語れるし、視界に入った瞬間からその本はすでに未知の本ではなくなるんだ、たとえその本についてなにも知らなくても、なんて言っていたけれど、いま掘っているこの辺りについては、少なくとも今のところは、一つずつ順番に、一ページずつ少しずつ、着実に確実に、先へ進んでいくことが求められていると思う。

うーん、これはいったいなんなのか、なんのためにこんなことを始めたのか、もう全然思い出せない。

日記の練習です。

充実のゴールデンウィークだったので「今週末の良かったこと」が思いのほか大きいものになってしまっていて、まだ先月の「日記の本番」が書けていない。そしてこんなふうに過去のまとめみたいなことに焦点を合わすと、こうしたちょっとした日々の出来事を残すことがおざなりになる。バランスを保つのが難しい。

今週末の良かったこと(ローズ・ピアノ直撃、ホーム敗戦とアウェイ勝利、裏山二連発)

今週末の良かったこと。ゴールデンウィーク後半編

5/2 木曜日 休暇前日

ゴールデンウィークに半日早く突入。5/2 午後休もらって東京へ。

柴田俊幸とアンソニー・ロマニウクのデュオ・リサイタル『違う、コガクじゃない』*1*2*3のために三鷹市芸術の森文化センター風のホールへ向かった。

開場ギリギリくらいに到着。入場すると入口に「本日は特別にシームレスシートの用意があります。チケット指定の席かシームレスシートにお座りいただけます」の掲示があった。「?」と思いながらホールに入るとステージの上には、真ん中にローズ・ピアノ、その上にはトラヴェルソ、リコーダー、モダン・フルートと新旧の管楽器が置かれ、その両脇にはクラシカルな佇まいの鍵盤楽器が、右にはフォルテピアノ、左にはチェンバロと置かれていた。

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そのステージ上の背後にはイスが並べられていて、すでに左側のチェンバロの奥には何人か座っていた。せっかくだからと僕も勇気を振り絞ってステージに上がった。人を避けて反対側、右側のイスに座ってみるとホールからはよく見えなかったけれどステージ正面、ローズ・ピアノの向こう側にもイスが置いてあった。えー、マジかー、ウーン、えーい、ままよ!とそちらの席に移動した。ステージ真ん中だった。

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フォルテピアノとチェンバロは屋根、扉をホール側に向けて置かれていて、ローズ・ピアノはなぜかホール側を背にして置かれていた。いまから思うとホールに音を響かせるために、ステージの奥へ向けてスピーカーを向けていたのだと思う。というわけで結果からいうとローズ・ピアノの直撃を一人喰らった。

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フォルテ・ピアノは跳ね、ローズピアノは唸り、チェンバロはビートを刻み、トラヴェルソとリコーダーはホールを揺らす

https://twitter.com/taizooo/status/1786034827055300801

ステージでは、 J.S.バッハとフィリップ・グラスとチック・コリアとリゲティ・ジェルジュとJ.ダウランドはバラバラに横並びに一筆書きに一繋がりに演奏された。楽曲も演奏も一繋がり、ステージも観客席も一繋がり。シームレス。

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5/3 憲法記念日

翌日、5/3 憲法記念日。甲府 vs 大分 ホーム小瀬 1-2 敗戦*4。入場者数 11,366人 だった。クラブはフラッグを配り、スタンドは真っ青だった。勝ちだけがなかった。

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甲府はゴールキーパーとディフェンダーに多くのケガ人を抱え苦しい状況になっている。ここ数試合は相手チームを上回るシュートを記録していながらも勝ちから見放されている。ここが我慢のしどころ。ファン・サポーターの義務として楽しまなければいけないのだ。ということでこの度、ドロップされたニュー・シットをご覧いただきます*5*6*7

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元気にママチャリを漕いで甲府盆地を爆走、昔からの友達との飲み会へと急いだ。一年に一回だけ、5/3にみんなで集まる。

5/4 みどりの日

読書は、論理学を放っておいて、先週末買った新書、青山拓央『分析哲学講義』*8を斜め読みしていた*9。いまやっている論理学は「読書」って感じではないのでなんか久しぶりに本を読んでいるような気がした。本当は全然違うものを読みたいような感じだったんだけど、それをやってしまうと、せっかく定まった掘りどころをまた途中で放り出してしまうのが怖いのと*10、ちょっと日和って差し障りがないところを選んだ、みたいになっている。

まあそういう、ちょっと日和った選択だったんだけど、本そのものは、いま自分が掘っている場所と、そこに転がっているアレコレの関係が明確に示されていて、巻末には関連書籍もたっぷり載っていて、これは最高の本だった。

一番最初にこの本を読んでおけば、みたいなことを思わないでもないんだけど、たぶん数ヶ月前にこの本を読んでも全然意味がわからなかったと思う。そもそも買ってこなかったと思う。読書にも積読山脈にもそういうところがある。

読む順番や流れや、そういう繋がりの話。だから誰かがオススメする本とかがそのまま自分に響くかというとそんなことはないし、誰かにオススメしたいみたいな気持ちもなくはないけど、これはその逆向きな話なわけで、たぶん全然伝わらなかったりする。いま僕は全然繋がり関係なく適当に本を選ぶことができない。過去から未来に向かって一繋がりに読むしかできない。その繋がりは自分にしか見えない。

5/5 こどもの日

ゴールデンウィークはどうしても裏山に入りたかった。5/4と5/5の両方とも裏山に入った。二日とも腕時計を忘れていった。最近はラップタイムみたいなことには全然執着していない*11

この季節になるとTシャツと短パンだけで山に入れるので気軽でイイ。ただここのところあまり身体を動かせていないので正直、裏山はちょっとキツイ。あんまり持久力がない。もう一本、もう一周やるだけの分が足りない。気持ちが安全方向に振れているというのもある。両脚攣って*12ヘッドスライディング*13とか、落ち葉で滑って足首捻挫*14とか尾骨骨折*15とか、ノーサンキュー。

最近は下りよりも上りの方が楽しい、というか、上りの方に意義を見出していた感じだったけど、今週末は下りが超楽しかった*16。ちょっと下りに目覚めてしまったかもしれない。ただ何回も下るためには同じだけ上らなければならないのだった。

5/6 月曜日 振替休日

めずらしく振替休日だけどちゃんと休みだった。ただ、二日続けて裏山に入ったので全然身体が動かず、ずっとゴロゴロしていた。読書もなし。インターネットもなし。サッカーはあった。

甲府 vs 秋田 アウェイ 3-2 勝利*17。DAZN 観戦。やっとファビアン・ゴンザレスのゴールが決まった。後半最後は押し込まれてかなり厳しい試合展開だったがなんとか耐えて勝利。やっぱり勝ちはイイ。ここからまたがんばって行きましょう。勝っても負けても引き分けても、いつだって次の試合が一番大事。

賑やかだった周囲も一気に静かになって日常が戻ってきた。

*1:Toshiyuki Shibata & Anthony Romaniuk Duo (2024) https://shibata-romaniuk-duo.tumblr.com/

*2:柴田俊幸×アンソニー・ロマニウク〜リスクを背負って、繋げていくコガク|音楽っていいなぁ、を毎日に。| Webマガジン「ONTOMO」 https://ontomo-mag.com/article/interview/shibata-romaniuk-202404/

*3:今週末の良かったこと(ヒノキ花粉で一回休み、「ハイ、ここまで」、「違う、コガクじゃない」) - copy and destroy https://copyanddestroy.hatenablog.com/entry/2024/03/25/100909

*4:【公式】甲府vs大分の試合結果・データ(明治安田J2リーグ:2024年5月3日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp) https://www.jleague.jp/match/j2/2024/050316/live

*5:ヴァンフォーレ甲府のブルーのフラットバイザーなベースボールキャップ、ドジャースのパチモンみたいでカッコイイです(良い意味で) https://twitter.com/taizooo/status/1786563504729915484

*6:🔹𝑵𝑬𝑾 𝑮𝑶𝑶𝑶𝑫𝑺🔹 / 5/3(金祝)#甲府大分 🗣️新応援グッズ📣 \ ✔️ロングタオルマフラー ✔️タオルdeマント https://twitter.com/vfk_goods/status/1785510374697292126

*7:ヴァンフォーレ甲府 から #今治産 #ロングタオルマフラー と #タオルdeマント が発売されます!どちらも数量限定ですので売り切れる前に手に入れてくださいね!! https://twitter.com/CLUBSCARF/status/1785947914621342109

*8:分析哲学講義 - taizooo https://scrapbox.io/taizooo/%E5%88%86%E6%9E%90%E5%93%B2%E5%AD%A6%E8%AC%9B%E7%BE%A9

*9:読んでいる本は、青山拓央『分析哲学講義』、箸袋はさんぷく https://copyanddestroy.hatenablog.com/entry/2024/05/01/121704

*10:このままだと本の読み方忘れちゃいそうなのでなにか違う本でも読むかーとか思うんだけど、読み始めるとそっちの方へ行って行きっぱなしになってしまいそうで、ちょっと怖いなー https://copyanddestroy.hatenablog.com/entry/2024/05/01/174201

*11:そのまま腕時計なしで走ってきた。まあ、いつだって、ラップタイムを測るわけでもないし、心拍ももうかなり前から測ってないし、ましてや GPS なんてとっくの昔からまったく縁が無いのだった。ノープロブレム。 https://copyanddestroy.hatenablog.com/entry/2024/04/13/162123

*12:今週末の良かったこと(誇りを取り戻す、裏山倒木を避けて両脚が攣る、これらはすべて同時に起きる) - copy and destroy https://copyanddestroy.hatenablog.com/entry/2024/03/18/172130

*13:そのアウト&バックの折り返しでコケてヘッドスライディングかました https://copyanddestroy.hatenablog.com/entry/2022/04/11/182750

*14:捻挫顛末 2017 - taizooo https://scrapbox.io/taizooo/%E6%8D%BB%E6%8C%AB%E9%A1%9B%E6%9C%AB_2017

*15:尾骨骨折(その1) - copy and destroy https://copyanddestroy.hatenablog.com/entry/2023/01/21/210829

*16:林は葉が茂り始めたのと降雨もあったから地面の状態がイイ感じだったのもあるかもしれない。乾燥しているとスリッピーだったりするから

*17:【公式】秋田vs甲府の試合結果・データ(明治安田J2リーグ:2024年5月6日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp) https://www.jleague.jp/match/j2/2024/050611/live

日記の練習です。

ゴールデンウィーク、まったく PC に触らなかったので「日記の練習」も滞った。インターネット的では全然なかった。で、思ったのは、こんなふうになにか特別な何かが起こったわけでもなくとくにどうってことない感じでインターネットから居なくなったりするのかもな、ということだった。あの人とかこの人とか、姿を見せなくなった人たちは、そんなふうだったのかもしれないな、みたいな。幸せだったらそれでいい、みたいな。

ということで、「今週末の良かったこと」をこれから書きます。

日記の練習です。

たかだか二日三日で曜日感覚は完全に失われました。論理学はやっておらず、読書も脱線気味、起床も失敗、日記の練習も日記の本番も停滞です。私からは以上です。

日記の練習です。

読書についてです。

いまディグしている論理学のやりかた、「これは読書ではないのではないか?」、なんて考えていて、このままだと本の読み方忘れちゃいそうなのでなにか違う本でも読むかーとか思うんだけど、読み始めるとそっちの方へ行って行きっぱなしになってしまいそうで、ちょっと怖いなー、なんてずっとツラツラ考え続けている*1

日記の練習です。

いま読んでいる本に刺さっている「しおり」をご覧いただきます。

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箸袋 ⇒ 箸置き ⇒ 栞 三段活用。

読んでいる本は、青山拓央『分析哲学講義』*1、箸袋*2はさんぷく*3*4

みなさん、本のしおり、どうしてますか?僕はもっぱら「愛読者カード」派です

https://twitter.com/taizooo/status/1764621338633969719

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*1:分析哲学講義 - taizooo https://scrapbox.io/taizooo/%E5%88%86%E6%9E%90%E5%93%B2%E5%AD%A6%E8%AC%9B%E7%BE%A9

*2:しおり

*3:さんぷくの歩み | 中華レストラン さんぷく https://sanpuku-tsukesoba.com/history.html

*4:「甲府勝利」とか「さんぷくのつけそば」とか「寺崎コーヒー」とか https://copyanddestroy.hatenablog.com/entry/2018/12/01/095247

日記の練習です。

月が変わったので、4月の「日記の本番」を書かなければなりません。ノープランです。予定は未定です。

日記の練習です。

このスタイルで書くようになって2年目に入っている。振り返ってみると、いまみたいに「日記の練習」と宣言して書き出すようになる前から似たような感じで書いていた。2023年は最終的に452個の post をリリースした。452post ÷ 52週 = 8.7post/週 だった。2024年も4月が終わって三分の一が終わった。ここまでで17週が経過して143個の post をリリースした。143post ÷ 17週 = 8.4post/週 だ。

日記の練習です。

国立国会図書館サーチを使うようになった。

国立国会図書館サーチ(NDLサーチ)
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せっかくなので、利用者登録した。

ndlsearch.ndl.go.jp

簡易登録と本登録があって本登録には本人確認が必要*1。本登録すると、国立国会図書館デジタルコレクションが利用できるようになって、国立国会図書館サーチの書籍ページからアクセスできたりする。

国立国会図書館のデジタル化資料のうち、絶版等の理由で入手が困難なもの* を、インターネットを通じてご自身の端末(パソコン、タブレット)等でご利用いただけるサービスです。

個人向けデジタル化資料送信サービス|国立国会図書館―National Diet Library

絶版になっていて、 Amazon で見るとバカ高くなっている書籍に、インターネット越しでアクセスすることが出来る(場合がある)。これはすごくイイ。

文脈がとれていないんだけど、Twitter でプトレマイオスの地理学の本が話題になっていたらしくって、こんな post を見かけた。

で『プトレマイオス地理学』についてインターネットを漁ると、こんな記事があった。

今回図書館から借りてじっくり読んでみて更に驚かされました。読むといっても本文の殆どが地名リストと座標の記載となっていて、実質読む部分は20頁くらいしかありません

https://zae06141.client.jp/ptolemy_strabo.html

そうして、その本文記事とは、地誌的な描写ではなく、以下のような地名とその緯度・経度の一覧です。

アテネ(アテナイ)  52°45' 37°15'
ラムヌゥス      53°15' 37°30'
マラトン        53°15' 37°20'
アナフリュストス   53°30' 37°10'
ケナイオン岬     52°20' 38°35'
アタランテ小島   52°35' 38°30'

これが延々と約6000行続きます

https://zae06141.client.jp/ptolemy_strabo.html

というのを話題として、だけではなく、ちゃんと体感することができる。

scrapbox.io

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*1:運転免許証や健康保険証の画像データアップロードが必要 / 国立国会図書館の利用者登録(個人)について:本登録|国立国会図書館―National Diet Library https://www.ndl.go.jp/jp/registration/individuals_official.html#identification

今週末の良かったこと(生活のなかにある論理、花粉症終了のお知らせ、シリアスになるのはそこまでだ)

今週末の良かったこと。ゴールデンウィーク前半編

金子洋之『記号論理入門』をやっている*1

ノートととりかえしがつくシャープペンシルで最初のページから順番にやっている。

第1章「形式化」。ここでは、日常につかわれている「ことば」からどのように論理の「形」を取り出すことが出来るのか、ということが書かれている。たぶん初歩の初歩でごく当たり前のことが書かれていて、知識がなくても「そりゃそうだろうよ」というが書かれているだけだ。これまでだったらスラーっと読み流してしまうところだけど、いまや僕はこの道を迷い迷い何回も行ったり来たりしているので、ここに一番大事なことが書かれていることがわかる。日常の中に論理がある。その前提を踏まえてからやっと論理学(形式言語、記号論理)が立ち上がるのだ。

この本の「まえがき」や序章で、

わたしたちは日々生活の中で、ただしい論証や推論をしている。そして間違った論証や推論についてはそれを見分けることができ、場合によってはその誤りを正すことさえしている。そしてそれをなにげなく、しかもなんの滞りもなくやっている。

論理学はその論証や推論という行為の、メカニズムの分析や評価を体系的に行う。しかも論理学は、予備的な知識や技能の一切を仮定せずに、裸一貫で始められるのだ。

と書かれている。僕はここに「公平」とか「公正」という言葉を思い浮かべた、と書いておく。

その最初の数十ページの基礎の思考が重要だった。

hysysk: 2022年のベスト数学

( 2022AC2022 断片集 - taizooo より)


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花粉症は先週あたりから急に症状が軽くなった。処方された薬の残りもあとちょっとになっていて、そろそろヒノキ花粉も終わる感じになってきた*2

ということで、今週末は久々に土日両方走った。土曜日は川沿いのフラットを1時間半*3、日曜日は川沿いフラットから裏山を軽くやって2時間*4。先週は全然身体を動かせなかったのでそれから考えれば上出来だった。今日の脚の状態もまあまあ。ゴールデンウィークで走る時間が取れるかわからないけど来週末は裏山をたっぷりやりたい。


サッカーはあった。記すべきことなし。いや、ある。先制点のコンビネーションは素晴らしかった*5。だけれどもラッキーがなかった*6、ということにしておこう。まああんまりシリアスに考えなさんな。人生は続く。いつだって次の試合が一番大事。


ちなみに今日は通常出勤です。

*1:「やっている」と書いたのはこれを「読んでいる」というのとはちょっと違うのではないか?と思っているからで、じゃあこれは「勉強」かというとそれともちょっと違う気がする。的を得た言い方がみつかるまでは「やっている」と呼ぶことにする

*2:ウェザーニュースより https://gyazo.com/42bf418b894c078e521f3de6c8302a2a

*3:今シーズン初めてツバメが飛ぶのを見た。30分軽めに走ってから 10" を何本か、その後 30" を何本かやって、最後に 5' を1本 Zone3 くらいで流した。あとは惰性で合計1時間半

*4:おそるおそる土曜日と同じ川沿いフラットから始めて、ちょっといけそうだったので予定を変更して裏山へ向かった。なので、いつもより身体が温まってから成田山不動堂へ入山した。いつもだと愛宕山こどもの国までの上りはウォーミングアップを兼ねてユルユルって感じだけど、そんなわけで最初からよいピッチで上れた。これはこれでアリだな、と思った。大笠山山頂まで1往復して合計2時間。走り始めが15時だったので戻りが遅くて家人からひどく叱られることとなった

*5:https://twitter.com/vfk_official/status/1784172507110760641

*6:【公式】愛媛vs甲府の試合結果・データ(明治安田J2リーグ:2024年4月27日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp) https://www.jleague.jp/match/j2/2024/042709/live

クルクルと芯が回ってトガりつづける「クルトガ」、使う人間の身体性を書き換える「クルトガ」

日記の練習です。

とりかえしがつくシャープペンシルを使うようになった。三菱鉛筆 UNI のクルトガ・アドバンス(以下、アドバンス)というモデルで、クルトガという名称は字を書くとペン先が回転して先を尖らせていくのでずっと同じ太さの字が書けるという特徴*1からきていて、アドバンスのどこがアドバンスなのかというと、比べたことがないからわからないけど、クルトガ・スタンダード(以下、スタンダード)の2倍の速度で回転するらしい。

アドバンス|シャープ|三菱鉛筆株式会社
www.youtube.com

そして話の本題はこちら。アドバンスには芯折れ防止機構のスライドパイプがついていて、話をうんと端折ると、ノック一回で長時間書き続けることが出来る*2

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じつは、僕は強いクセ字で、ペンをかなり斜めにして使うのだけれど、そのままの使い方だと、芯ではなく、スライドパイプで字を書く感じになってしまって全然便利ではなかった。ここで、あきらめてスタンダードを買う、または、あきらめてそのまま使う、という2つの選択肢があった。

で、結局、ちゃんとした選択もせず「なんか使いずらいなー」とか思いつつそのままアドバンスを使っていた。するとおもしろいもんで、数週間もすると、書き方のクセが治ってきたのだった。つまり正しくスライドパイプが機能するようになってきた。道具が身体を修正する、道具が身体を変化させるという出来事だった。道具と人間の関係については、ニコラス・カー『オートメーション・バカ』*3*4があって、こんな引用が残っていた。

カーはさらに、人間自身が自分の身体を機械によって拡張、延長するということも含まれる、と言っている。それが草刈り、大鎌を使う人の話*5。草刈りをしているとき、大鎌の刃はまるで人間の手の延長のようになっている。その動作は完全に自動化されている。それはただ単に労働を意味するのではなく、瞑想や、自己満足をも意味していると。

2017年を探す - copy and destroy

*1:クルクルと芯が回ってトガりつづけるから「クルトガ」

*2:トガった芯を守りつづける「クルトガ」

*3:オートメーション・バカ : 先端技術がわたしたちにしていること - taizooo https://scrapbox.io/taizooo/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%90%E3%82%AB_:_%E5%85%88%E7%AB%AF%E6%8A%80%E8%A1%93%E3%81%8C%E3%82%8F%E3%81%9F%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AB%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8

*4:邦題が最悪だ。原題 "THE GLASS CAGE"

*5:草刈りと大鎌 - taizooo https://scrapbox.io/taizooo/%E8%8D%89%E5%88%88%E3%82%8A%E3%81%A8%E5%A4%A7%E9%8E%8C

そして、都会にも「自然」のような愛らしさを感じる。ドーミーインの客室やルームキーの証明に、

Space で進む、Shift + Space で戻る

日記の練習です。

個人的な希望なんだけどパソコンで読書するためのソフトは、Space で進む、Shift + Space で戻る操作ができるようにしておいて欲しい。Space は一番良いところに置かれているデカいキーなので押し間違えることもない。矢印キーみたいなチビっこいのでページ移動するのは好ましくないような気がしている。

https://cocolog-nifty.hatenablog.com/entry/2021/01/31/142400

「え? 待てよ」と思って、ためしに kindle for pc で Space を押してみた。ちゃんと先に進んで、 Shift + Space できちんと後に戻った。Web ブラウザと同じ挙動だった。

いつだかのメジャーアップデートから、書籍によって、マウススクロールの向きとページ送りの向きが逆な場合があって、ちょくちょくイライラしていた。 どうやら Space キーはちゃんと動いている(ように見える)。試してみたら、右開き(縦書き)の本でも左開き(横書き)の本でも、どちらでも機能している(ように見える)*1

*1:すべての本をチェックするわけにはいかないので、本当に「すべて」なのかはわからない

日記の練習です。

ACL ラウンド 準決勝 第2戦 横浜F・マリノス vs 蔚山現代

https://www.jleague.jp/match/acl/2024/042410/preview#live
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僕らがたどり着けなかったセミファイナル。信じられないくらいの激闘だった。

第1戦を0-1のビハインドで迎えた第2戦、横浜F・マリノスは開始30分で3点を奪取。試合を完全に決めたと思った矢先、得点機会阻止で PK を献上、そして一発レッドで退場、数的劣勢で戦うことになった。一転して正反対の試合展開に。マリノスはギリギリのところで踏みとどまって*1*2、90分そして延長30分得点は動かず PK 戦へ。最後の5人目、蔚山のキッカーはキム・ミヌ*3、マリノスのゴールキーパーはポープ・ウィリアム*4*5。右へ蹴ったボールをポープ・ウィリアムが止めて決着がついた。

ACL はイイ。ACL は素晴らしい。めちゃめちゃ心揺さぶられる試合だった。

*1:蔚山現代はこの試合で40発のシュートを打った。40発!

*2:横浜FMが蔚山現代戦で記録した被シュート数40本は、OptaがACLの詳細データ収集開始以降、同大会では最多。不屈。 https://twitter.com/OptaJiro/status/1783118564586819847

*3:金民友 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E6%B0%91%E5%8F%8B

*4:ポープ・ウィリアムはJ2が育てた https://twitter.com/dontcomej2/status/1783117243028820173

*5:ポープ・ウィリアム - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0

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