読書は一向に復活する気配なし。早起きしてたくさん走ると正直なところほかのことはもうどうでもイイです。食事だけはメチャメチャ充実していた。土曜日、串揚げ16本。日曜日、ステーキ200g。
起床成功(熱狂は去った)
起床には土日ともに成功。5時にタイマーが鳴ってベッドの上からズルズルと床へ転がり落ちて、敷きっぱなしにしているヨガマットの上で転がったまま股関節、腰回りのストレッチングをいくつか、身体の前後左右のブリッジを30秒ずつ数回、やっているようなやっていないよなそんな雰囲気でしばらく。だんだん覚悟が決まってきて立ち上がって、いよいよ服を着替えて、足の裏にクリームを塗って、5本指ソックスを履いて、塩飴を10個くらいとスマートフォンとお金とハンドタオルとカギをそれぞれ短パンの腰ポケットに振り分けて、ボトルを水で満タンにして、シューズを履いて、ようやく出発です。だいたい30分ちょっとかかります。
「自己満足、ベンジャミン・フランクリン、プロテスタンティズムの倫理」
セルフサマータイム2024 - んっき
5時に起きることに本質的に重要なことは何もありません。早起きのぞっとするようなうぬぼれがあるだけです。
The cult of 5am: is rising at dawn the secret of health and happiness? | Health & wellbeing | The Guardian
正直なところ「もう今日はこのまま寝てよう」と思いました。なんかすごいことをやっているという高揚感、非日常的な熱狂、身の毛もよだつような自己満足はあっという間に去った。熱中症になりかけなければ早起きの「は」の字もなかった。早起きか熱中症か、生きるか死ぬか、ここに選択の余地はない。
ちょっとストレッチングだけとか、ちょっと着替えるだけとか、ダメだったらすぐに戻って来ればいいとか、そんなふうに自分を騙くらかして走り始めた。走り出せば走れる。
https://copyanddestroy.hatenablog.com/entry/2024/08/04/122734
こうなってからがまさに本番です。惰性になって、フラフラと、ダラダラと、なんとか続けれられるようになってからが本番。
再開、内藤大和、ゆれるスタジアム
3週間ぶりにサッカーが帰ってきた。甲府 vs 群馬 アウェイ 1-0 勝利*1。
リーグ戦、何試合ぶりの勝利なのか*2。アウェイ長崎で1点リードで迎えた長い長いロスタイムの最後の最後に失点、すんでのところで勝利を逃したのが中断前の最後の試合だった。長かった。
後半途中で交代で入った内藤大和のゴールで勝利した。ユース生え抜き、僕らの希望、Jリーグ初ゴール、これ以上のものがいったいあるだろうか。いやない。
左サイドで荒木は一度切り返して相手ディフェンダーを外してからゴール前ファーにやわらかなクロスを上げた。ゴール前で前へ踏み込むと見せた内藤大和はバックステップを踏んでゴールライン側からヘッド一線、ゴールネット対角線の隅にゴールを決めた。ゴール裏のサポーターに飛び込む大和、あつまるチームメイト、揺れるスタジアム、永遠に記憶に残るシーンになった。
群馬はJ2最下位に沈んでいるもののやっているサッカーは素晴らしく、勝利は紙一重だった。監督交代のあった甲府はこの3週間の中断期間でチームを立て直せると思っていたけれど、この3週間はどのクラブにも公平に与えられていて、その積み上げは我々だけのアドバンテージではなかった。簡単な試合は一つもない。とはいえ、最後に笑うのはオレたちだ。
*1:【公式】群馬vs甲府の試合結果・データ(明治安田J2リーグ:2024年8月3日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp) https://www.jleague.jp/match/j2/2024/080303/live
*2:11試合ぶり、5/6以来だった