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今週末の良かったこと(漢和辞典と国語辞典、理によって厄を祓う)

漢和辞典と国語辞典

『鉄鼠の檻』を読んでいて読めない漢字、わからない語句を読むために辞書を使っている。手元には『三省堂漢和辞典』『三省堂国語辞典』があった。ちょっと足りない感じだった。というわけで、買った。

漢和辞典は適当に新しそうなのを買ってきた。三省堂『全訳漢辞海』。ところがこれは漢文を読むのに適した辞書だったみたいで結局もう一冊買った。三省堂『新明解現代漢和辞典』。こちらの方が目的にあっていた。三省堂はたくさん辞書を出しているので、この辞書は古文に全振り、この辞書は現代文に全振り、みたいなことをやっているみたい。知識がないので辞書について語ることができないけどそんな感じ。

国語辞典はこちらも調べないで岩波書店『国語辞典』を買ってきた。『広辞苑』が岩波書店だから、というのと、版があたらしい、というのと、初版が古い、つまり継続的に改訂されている、という理由から(本屋で奥付を見て確認した)。

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辞書であっても、箱やカバーはとっとと捨ててしまう。

昔々、銀河のはるか彼方、僕がまだ高校生だった頃、すげーいけ好かない担任は英語の教師だった。マジですげー嫌いだったけど、彼は「辞書を箱に入れたまま本棚に飾っているヤツはバカだ」って言ってた。すげー嫌いなヤツだったけど、それだけはその通りだったと思う。

『鉄鼠の檻』進捗 その3

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気が向いたときにちょっとずつ読んでいる。いまのところだいたい1日に60ページくらい。全10章の第8章までやってきた。

連続殺人事件と、その事件が起きた箱根の山中の寺院と、よくわからない登場人物たち、と謎だらけなんだけど、

次々とその判らなかったことの輪郭が明らかになってきて、ボヤっとした名前だけの登場人物の姿形もくっきりしてきて、見通しがやたらと良くなったように感じるんだけど、しかし事件についてはなにも明らかになっていないという。

判ることと判らないことの境界、というのがこの物語の中には何度も現れるんだけど、本当に判らないことについては、一切明らかになっていない。そしてその判らなさの恐ろしさ、というか、畏怖、というか。

禅とは、とか、判ることと判らないこと、とか、禅宗(というか「不立文字」)と哲学の関係とか、怪異と科学の関係とか、宗教(というか「悟り」)と美学(というか「美」というか「驚嘆」)との関係とか、本末制度とか廃仏毀釈とか仏教の歴史とか、とかとかとか、

https://copyanddestroy.hatenablog.com/entry/2025/10/27/103416#%E9%89%84%E9%BC%A0%E3%81%AE%E6%AA%BB%E9%80%B2%E6%8D%97-%E3%81%9D%E3%81%AE2

こんなふうに、判らないだらけだったときには、主題とは関係ない、背景というか、場面設定というか、そういったことに気が向くというか、気が散る感じがあったけれど、

章が進むにつれてそういうことについて気持ちが向かなくなった。読むにしたがって僕自身にとりついた憑物(つきもの)が、読み進めるにしたがって落とされていくみたいな体験。

まるで主人公がこの寺の僧侶の憑物を落としたように、作者は物語によって読者を呪い物語によって読者を祓う。

『鉄鼠の檻』、憑物落し、思ってたのと全然違った。言霊遣いだった

https://x.com/taizooo/status/1984433211674673569

憑物落し、陰陽師が九字を切る、みたいなものを想像していたけど全然違った。それはまるで言霊遣い。理(ことわり)によって厄を祓うものだった。つまり理力。

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『鉄鼠の檻』、スマートフォンのスクリーンタイムが減ることを期待していたけど、それについては全然効果がなかった。1日に60ページ読む程度ではスクリーンタイムは減らない。じゃあ、もっとたくさん読めばイイ、というわけにもいかない。ペース配分ってものがある。これ以上、読むフィジカルがない。

それから、

サッカーはあった。首位の水戸を小瀬で迎え撃った。

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結果は0-1で敗戦。相手はワンチャンスをものにし、甲府は最後、圧倒的に攻め込むもゴールがなかった。これがサッカーだ。残り3試合。選手たちが納得できるゲームができますように。

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そして、

11月になってしまった。ベスト・オブ・ザ・イヤーの足音がしてきた。まだ全然そんな気分にならない。

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