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Four6


via Cage Edition 42-A Cage of Saxophones 3 & 4 – Mode Records



Four6 というジョン・ケージの曲がある。

scrapbox.io

Four6 ということは4人の演奏者による楽曲の、6番目の作品ということ。ソニック・ユースをはじめいろんな人が演奏している。おなじ楽曲なのに演奏者ごとに全然違う音楽になっている。楽器が違ったり、人間の声もあったりする。楽器じゃなくてテープ再生(レコード?)だったり、電子音だったり。

これはなにを意味しているのか? と思っていた。John Cage Editon の Number Pieces のジャケットを見て初めて気がついた。


via Cage Edition 44-The Number Pieces 6 – Mode Records

Four6 の譜面はこんな感じだった。



譜面にはこのように書かれている

FOUR6
for any way of producing sounds (vocalization, singing, playing of an instrument or instruments, electronics, etc.)
for Pauline Oliveros to celebrate ber sixtieth birthday and for Joan La Barbara, William Winant, and Leonard Stein.

FOUR6
あらゆる音の出し方(発声、歌、楽器や楽器の演奏、電子機器など)のために
ポーリーン・オリベロスの60歳の誕生日と、ジョーン・ラ・バーバラ、ウィリアム・ウィナント、レナード・スタインのために。

Choose twelve different sounds with fixed characteristics (amplitude, ovenone structure, etc.)
Play within the flexible time brackets given.
When the time brackets are connected by a diagonal line they are relatively close together.
When performed as a solo, the first player's part is used and the piece is called ONE

固定された特性(振幅、オーブンの構造など)を持つ12の異なる音を選択します。
与えられた柔軟な時間括弧の中で演奏する。
時間括弧が対角線で結ばれている場合は、比較的近い位置で演奏する。
ソロとして演奏される場合は、最初の奏者のパートが使用され、作品は ONE と呼ばれる。

Four6 の場合、もっと自由で、楽器、鳴らす音は演奏者に任されていて、作曲家はなにがしかのシーケンスだけを指定しているのだった。そして Four6 の第一演奏者の部分だけを演奏したものを One7 と呼ぶ。

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