copy and destroy

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今週末の良かったこと

走った話

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走った。土曜日は川沿いのフラットな周回路。日曜日は裏山(今年初)。

冬型が強まっていて北風が強くて、一番強力な帽子(ボンボンつき)と、一番強力な手袋をして走った。ソックスは5本指よりラウンドの方が暖かかった。たぶん手袋もミトンの方が暖かそう。手袋の指を抜いてグーにして指先を温めながら走った。あまり見た目にこだわりはないんだけど、寒いのは苦手だ。夏はイイ。短パンとTシャツだけでイイ季節が待ち遠しい。

裏山の公園はトイレが改修工事中だった。それから折り返し地点の水飲み場は凍結防止のためか水道の栓が外されていた。完全に水を断たれた。寒かったから500mlのハンドボトルで足りたけど、もしかしたらヤバかった。

なんとなくの年末年始のオフから1ヶ月かけてちょっとずつ強度を上げてきてやっと山に入れた。フラットは少し速くなった。上り下りも前より力強くなったと思っていたけど、脚は全然出来上がってなかった。愛宕山=大笠山=樹木見本園のピストンは2往復だったけど1本目からふくらはぎがつりかけてごまかしながら走った。今朝は階段がしんどかった。

本は読めないものだから心配するな

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キンドルは、管啓次郎「本は読めないものだから心配するな」。その向こうに見えるジップロック・コンテナの中身は諏訪湖豆。

読書全般、ガチャガチャになっていて、全部で9冊くらいを取っ替え引っ替えしていて落ち着かない。読んでいるとも言えない。眺めていると言うのも憚られる。パラパラしているだけ。そうは言っても、ホメーロス「オデュッセイア」上巻は読了した。心に誓ったのは、オデュッセイア読み終わるまで新しい本は買わない、ということ。

自分の場合、本それ自体を読んでいるときよりも、本のことを考えている時間の方が長い。たぶん。

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翻訳=世界=文学

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「本は読めないものだから心配するな」は目次がない。頭から順番に読むことが期待されているのかも。でもヘソが曲がっているのと、キンドルのメリットを最大限に活用して、ザーっと眺めて引っかかったキーワードで検索してカロリーの高そうな場所を選って読んでいる。そんななかで見つけたのが「翻訳=世界=文学」。もう3つのキーワードが全部、ハイ・カロリー。

ヘレン・ケラーの water のエピソードから、カール・ポパーの「世界1」「世界2」「世界3」の話。そして、ジェイン・ブロックス "Bread" というエッセー。マサチューセッツの田舎町のパンの話。そこは田舎町だけどもボストンを経由した移民の町。パンはそれぞれのコミュニティを代表する。語られるのは2つのパン。シムシムとザータール。

私は、最後の一切れをどちらで終えようかと、いつもいつも迷うのだった。一方はほとんど甘すぎるくらい、もう一方はあまりに刺激が強すぎて、そしてどちらも翻訳することはできない。

世界には翻訳され得ないものがある。

常に翻訳なのである

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via https://twitter.com/vRAjqOljKYRscF2/status/1488516895569739776

詩歌は口語であれ文語であれ、如何なる意味でも日常の言語によって書かれることはできない。

すべての詩歌は常に翻訳なのである。

川野芽生 "Lilith" 、水原紫苑の栞文とのこと。

それから、

今週末のプレイリスト。1曲目は1年前のプレイリストからパスカル・ガロワ "In Nacht und Eis" 。「夜と氷の中で」。それからリチャード・ヤングスを発見した。リチャード・ヤングス凄くイイ。

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