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今週末の良かったこと(イン・ザ・ウッズ、A列車で行こう、本居宣長、加速劣化試験合格の話)

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まとめると、

金曜日、デ・ラ・ソウルのサブスクリプションが解禁された。でも一番大好きな A Roller Skating Jam Named "Saturdays" はベタ過ぎて「今週末のプレイリスト」には入れられなかった。その代わりに "In The Woods" を一番最後に入れた。最後になったのはやっぱり恥ずかしさがあったから。この「好きなものを好きということの恥ずかしさ」みたいなのって、いったいなんなのだろう? ところで、このイン・ザ・ウッズというのはどういう意味なのか。そういえばオッドタクシーも映画はイン・ザ・ウッズだった。

土曜日、「今週末のプレイリスト」をガンガン鳴らしていつもの川の周りを走った。せっかく解禁されたデ・ラ・ソウルの "D.A.I.S.Y. Age" じゃなくてスチャダラパーの "N.I.C.E. Guy" を鳴らしていた。120分走れる余裕さで90分走って、30分歩いて120分走った雰囲気を出した。気温が上がって今年初の短パンに素足だった。夜はいつもの串揚げ屋でここ最近の最長不倒距離を達成した(16本)。

日曜日、走った。加速劣化試験。20分ユルユル走って10分アップダウンがある公園を強めに走って合計30分。これを4ループ回して120分。そしてそこから最後、脚が終わるまでユルユル走る。ガス欠寸前でギリギリ60分。ということで合計180分で試験に合格した。これに合格するといつもの裏山で最大4時間の Out & Back のチケットを手に入れる事ができる。というルール。

そして厳しい情報統制の元、ちょっと遅れて 甲府 vs 東京V の試合を DAZN で追っかけ再生する。スコアレスドロー。スターティングメンバーにはトップにウタカとサンペーを並べるという変化があった。とにかく早く速く結果が出したい。来週はホーム小瀬。ホームで勝たせたい。



特筆すべきこと

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一直線に並んだのは、この二つの話だけじゃなくて、そもそも一番最初は松尾芭蕉「おくのほそ道」やドナルド・キーン「百代の過客」だったりしたんだけど、一番大きかったのは西田知己『「新しさ」の日本思想史』だったりする。

今週末の良かったこと(復帰からのランニング、未来と過去に向かう矢印、開幕まであとわずか、の話) - copy and destroy

江戸時代後期、蘭学(解体新書とか)の発展が、今に繋がる「新しさ」の意味を変えていく原動力になるんだけど、この蘭学の発展が未来志向的? 啓蒙思想的? だとすると、一方で儒学(論語とか)をその理念に基づいて理解しようとする動きが起こっていて、これは儒学が後世に伝えられる間にその時代やその地域(中国?)の余計なものを纏っていったその一枚一枚を剥ぎ取っていくようなことで、そういう意味では復古主義的に見えるんだけど、実はその対象の方向が正反対なだけで、その事象に対する姿勢は全く同じものだった、という話があった。

「新しさ」が動くときには未来と過去の両方に矢印が向かう。

この引用だと全然理解できていなくて解像度が低いけど、過去の方向に矢印を進めたのが誰だったのかというと本居宣長だった。そしてこれが、橋本進吉「古代国語の音韻に就いて」にも繋がっていた。こういうときには、見るもの聞くものが全て、繋がっているように見えるのだ。

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で、ことの発端はさらにこんな場所にあった。

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過去と現在と未来はグルっとつながっているらしい。2022年はこの「過去と現在と未来はグルっと」地続きになっているという現実にちょっと打ちのめされているところがあったけど、なんだろうか、慣れたのか、鈍感になったのか、ただたんに年老いたということか、なんとなく大丈夫になった気がする。正直、今が戦後だろうが戦前だろうが戦中だろうがどうでもイイ感じ。そんなことより毎日の方がよっぽど大事、みたいな感覚だ。

それから、

ということで、今週末のプレイリスト。1曲目は1年前のプレイリストからロバート・グラスパー。1曲目が違うと先週とは全く違うプレイリストになる。本来はデ・ラ・ソウルを祝うのが筋だったんだけど、サン・ラ、やっぱり最高だな、という認識を新たにした。

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