食堂に新入社員や中途採用者の紹介カードが貼り出されていて、そこに「座右の銘」ってあった。全員なにかが書いてある。
「座右の銘」、考えたことがなかった。たしかにだれかから頂戴してきた(くすねてきた、盗んできた)断片が積み重なって自分自身を作り出しているという感覚があるけども(ピエール・バイヤールが言うところの「内なる書物」)、そのことと「座右の銘」はあまりにもかけ離れているような気がする。
ということで「座右の銘」は、Google の検索結果の、自分の名前の漢字の画数を合計したリンクの先の、ちょうどスクリーンから見切れたところに書いてあるものとします。
