日記の練習です。
「今しかできないことをする」「一刻も早く経験する」という活動*1の話です。
山梨県立図書館に行って図書館利用カードを作った。初めてだったのでちょっと探索してみた。情報端末を使って蔵書検索した。レシートみたいな紙で書籍情報をプリントアウトできる。一般の書棚は日本十進分類表(NDC)区分表に則っていて作者名順に並んでいるので自分で探せる。便利。どうやら一部の本は書庫に収容されてるらしくて、そういう本はサービスカウンターに依頼する仕組み。1ヶ月に2回だけ書庫へ入室することができるらしい。入ってみたい。
ということで、借りてきた本です。
ジョン・ロールズ『正義論』改訂版
アイザイア・バーリン『自由論』
H.L.A.ハート『法の概念』第3版
『正義論』だけ遠近法が狂っているように見えます。
gyazo.com
一度に10冊まで2週間借りられる。本当はもっとたくさん書棚から見つけ出してきたけど、あまりにも現実的ではないので泣く泣く返却棚に返してきた。延長された積読山脈、みたいな感じで、全然、読了するつもりはないけど。
結局、国立国会図書館デジタルコレクションで読むと言っていた『正義論』を借りてきた。デジタルコレクションで読めるのは古い版で、借りてきたのは改訂版。翻訳が結構違ってて、特に「正義の概念( concept )」「善の構想( conceptions )」という重要な、枠組みの理解に関わる語句の翻訳が異なるので、改訂版を借りてきた。ここでの「構想」は「観念」に近い意味だと思う。それぞれの人たちの持つ「善」という観念、みたいな。つまり私的な領域のもの。それは信念と言ってもよい。「正義」というのはもっと公的なもの。
それから紙の本の方がスピードが速い。
*1:「今しかできないことをする」「一刻も早く経験する」 - copy and destroy https://copyanddestroy.hatenablog.com/entry/2024/10/10/101318