日記の練習です。
早めにジョン・ロールズ『正義論』に戻りたいというのがまず一つ、だけどたまたま発見した小田部胤久サンの本が面白すぎるというのがもう一つ*1、 ということで、泣く泣く厳選してから貸出期間を延長して時間稼ぎしようというのが今回の作戦です。
https://copyanddestroy.hatenablog.com/entry/2025/01/08/161240
結局のところ最終的に残したのは次の4冊でした。8冊中、4冊返却して、この4冊は延長する。
- 小田部胤久『美学』 2020年
- 小田部胤久『芸術の条件 近代美学の境界』 2006年
- ハンナ・アーレント『カント政治哲学講義録』 (ロベルト・ベイナー 編)
- イマニュエル・カント『判断力批判』 (熊野純彦 訳)
美学という分野、びっくりするくらい魅力的な世界なんですが、ちょっと引きで眺めるとその範囲はあまりに広大で、寄り道するには巨大すぎる積読山脈だったというのが理由です。というわけで、スタート地点まで舞い戻って『判断力批判』に着地したという感じです。でも『判断力批判』もあまりにも巨大すぎて原典は読めそうもないので、アーレントの書籍を軸にして読みます。「美学」じゃなくて「政治哲学」の方角に修正した感じです。この方向ならロールズに戻れる。たぶん。おそらく。
覚悟を決めて『判断力批判』の積読山脈を進みます。遭難しませんように。