ただいま品切です
<ただいま品切です>
「20世紀を語る音楽」、上巻は売っていたけども下巻はなくて、中古で購入した(Amazon マーケットプレイス)。適当に購入した先がバリューブックスというところで、同封されていた納品書のウラにちょっとした文章とか載っていてシャレていた。面白い。
バリューブックスから本をご購入のお客様へ、少しでもバリューブックスのことを知ってほしい。そんな思いから、2つの新たな接点が生まれました。おすすめの本を紹介するちょっとした読み物「納品書のウラ書き」と、バリューブックスの活動を伝えるお手紙「ぼくたちが本を届けながら考えていること」。
二段組
そんなに厚い本ではないのだけども、
思ったほど厚くないなと開いた本のページが、二段組だったときの顔をしている
ということで、遅読の自分が上巻を読み終えるのにかかる時間はとんでもなく長いと予想されるので、あわてて下巻を買う必要がなさそうなんだけども、なぜ、あわてて下巻を買ったのかというと、
- 音源・読書案内
- 訳者あとがき
- 索引
というふうに、上下巻の索引が載っているのと、こっちが一番大事なんだけど、音楽のリソース集が載っているということ。
脱線の話
- アレックス・ロス「これを聴け」第2部 6章 アンチ・マエストロ ― ロサンジェルス・フィルハーモニックのエサ=ペッカ・サロネン ―
ここがいま、クラシカル・ミュージックで掘っている場所なんだけども、ドイツ・グラモフォンのロサンジェルス・フィルハーモニックのライブ版を順番に聴いているうちに20世紀の音楽を掘りたくなった。ロサンジェルス・フィルハーモニックというか、エサ=ペッカ・サロネンとそのあとを継いだグスタフ・ドゥダメルは現代のクラシカル・ミュージックに傾倒していて、とても新鮮だった。
サブスクリプションで聴いているとライナーノーツがないので scrapbox に wikipedia とかインターネットから拾ってきた情報を貼り付けて聴き始めた。なんかこういろいろなもの(音)が繋がりつつあるような感触がある。この機会を逃しちゃダメだ! チャンスの女神には後ろ髪がない! そんな焦燥感にかられたりなんかして(たぶん大きな勘違いだろう)。
そんなこんなで、強い意志をもって、大きく脱線することにした(予定は未定)。
ノイズの話
「20世紀を語る音楽」原題は "The rest is noise" 邦題より断然カッコイイ。
どこにいようと、聞こえてくるのはほとんどノイズだ。
20世紀のクラシック音楽作品は、多くの人たちにとってノイズのように聞こえる。
音楽はときとしてノイズに似ている。なぜなら音楽はまさにノイズだ、