copy and destroy

catch and eat

今週末の良かったこと


via Conlon Nancarrow - Ensemble Modern, Ingo Metzmacher - Studies (1993, CD) | Discogs
( アンサンブル・モデルン - Wikipedia )

ミスター・オータム

今週末もプレイリストを一つ作った。もう、週末ごとに、その週末のためのプレイリストを一つ用意する、ってくらいの勢いになっている。半径3mでプレイリストブームが来ている。

音楽の秋。サンプリングスポーツの秋

一曲目が最後まで残るかわかんないけど、ひとまず一曲目は好きなのから選んでそこから、ああでもないこうでもない、という選び方をしている。だからタイトルはその曲からとっている。今回はスチャダラパーの「MR. オータム」から。秋っぽさ。

二曲目からはそのときに spotify の誰かのプレイリストや自分のプレイリストやお気に入りでラジオを発動して雰囲気で選んでいる。 だからたいていは知らない曲や聴いたことがない曲だったりする。

前回は一曲目が最後まで残らなかったけど(EW&F の September)、今回は残った。だんだん手慣れてきて、好きな曲、知ってる曲、多めになってきた。

甲府 vs 新潟、終わって、作ったプレイリストをスマートフォンのスピーカーで鳴らしながら走って来た。からの昼寝

In Tune Mixtape

BBC3 Radio に In Tune Mixtape という30分の番組があって、クラシカル・ミュージックが掛かる。時々、クラシカル・ミュージックと一緒にジャズやポップ・ミュージックがミックスされるときがあって、自分の作るプレイリスト、その影響を受けてる気がする。

www.bbc.co.uk

In Tune's Classical Music Mixtape: an imaginative, eclectic mix featuring classical favourites, lesser-known gems and a few surprises thrown in for good measure.

自分が聴きたいプレイリストが無いので、自分で作るしかない、みたいな感じ。

世界の半分はクラシカル・ミュージックで出来ていて、あとの半分がポップ・ミュージックで出来ていて、クラシカル・ミュージックとポップ・ミュージックの間に民族音楽(フォーク・ソング)が混ざっている、というのが今の自分の音楽観で、そういう塩梅で聴きたい。

コンロン・ナンカロウ、クルト・ヴァイル

気に入ってるところ。コンロン・ナンカロウ、ジェイコブ・コリアー、クルト・ヴァイル、そしてビョーク、っていう最後の流れ。そして巻き戻って、ビョークからスチャダラパーかよ! って勝手に盛り上がっている。

コンロン・ナンカロウもクルト・ヴァイルも今回、初めて知った。二人とも20世紀の作曲家で、20世紀初めの世界の混乱に翻弄されて祖国を捨てている。ドラッカーと一緒。

1936年より勃発したスペイン内戦ではスペイン共産党に入党し、人民戦線側で戦ったことから、アメリカへの帰国を拒否され、左派政権であったメキシコに亡命、メキシコシティに居を定める。1955年に政治亡命が認められ、市民権を取得

初期には『ソナチネ』などの器楽作品も見られるが、自動ピアノの可能性に目覚めてからはこの楽器を用いてリズムへの探求を行い、それは「自動ピアノの為の習作」という50曲を超える作品群へ結実した。これは、人間では演奏不可能な複雑なリズム構造を実現させるために自動ピアノを用いたものである。ヤングの『ウェル・チューンド・ピアノ』、ギュナー・ヨハンセンの『即興ソナタ』と並んで、改造ピアノの為に書かれた重要な作品群であり、現在もこの作品から影響を受ける作曲家は多い。

この作品群は当初から現在のような高い評価を受けていたわけではなく、1750 Arch RecordsからLP四枚がリリースされた当時は「アメリカ実験音楽のひとつの潮流」程度の受け止め方でしかなかった。しかし1980年代にリゲティがたまたまパリのレコード屋でこのLPを入手[9]し、「ナンカロウはヴェーベルンやアイヴズに匹敵するほどの大作曲家だ」と高く評価し、リゲティの弟子マンフレート・シュターンケもこの作曲家を研究したことによってナンカロウは広く知られるようになり、WERGOからCDがリリースされた。

1928年に戯曲家ベルトルト・ブレヒトとの共同作業によりオペレッタ『三文オペラ』の音楽を監修したことをきっかけに、1920年代後半より1930年代初頭には彼の劇場音楽や声楽作品が大衆の間で大流行し、アルバン・ベルク、アレクサンダー・フォン・ツェムリンスキー、ダリウス・ミヨー、イーゴリ・ストラヴィンスキーからも称賛を受け、一躍有名になる。しかし、高名なユダヤ人作曲家であったことから、ナチスの当局から危険視されるようになり、後期の作品の発表時には、コンサートの会場でナチ党員によって組織された暴動が何度も起きた

その後1935年にアメリカ合衆国に移住した。アメリカではヨーロッパでのスタイルを捨て、ポピュラー音楽を研究し、数多くのミュージカル作品を残している。市民権を取得した1943年当時、ヴァイルにとって合衆国は夢に見る民主主義のファンタジーランドであった。遠洋定期船がニューヨーク港の中へ蒸気で進んでいたとき、ヴァイルはドイツに彼の生活のすべてを残したままだった。彼は作品の大部分が破壊されると信じた

ヴァイルのアメリカでの仕事の多くは、彼のドイツにおける努力より低い評価を受けているが、ブロードウェーのための彼の仕事は多くの人々に尊敬されている。そしてそこにはミュージカルとして賞賛される数々のショーも含まれている。 "Lady in the Dark" と "Love Life" の間にアメリカのミュージカルの発展における強い影響力を見ることができる。ヴァイル自身はアメリカの歌劇を作ることについての新しい方法を見いだそうと努力した。それは商業的であると同時に、芸術的な成功をおさめるものだった。 この方向での最も面白い試みはエルマー・ライスの演劇に基づいた「街の風景 ("Street Scene")」である。

クルト・ヴァイルの音楽に影響を受けた現代のミュージシャンには、レナード・コーエン、ドアーズ、トム・ウェイツ、デビッド・ボウイ、ニック・ケイブ、マリリン・マンソンとドレスデン・ドールズがある。

それから

ドラッカー「傍観者の時代」読了した。一ヶ月かかった。オレとしては十分早い。これについては改めてちゃんと書き残したい。原因不明の体調不良がずっと続いてたけどちょっとずつ改善しつつある。だましだまし身体を動かしたり走ったりしてた。これについてもまた改めてちゃんと書き残したい。それからサッカー、甲府は4戦連続で引き分けている。新潟戦、ヤングガンどもが躍動した。だからこそ勝ちたかった。


via https://www.ventforet.jp/games?year=2020

この5連戦、乗り越えたら、その次の5連戦、絶好調の福岡、この前まで首位だった北九州、そして現在首位の徳島との対戦が待っている。喰らいついていきたい。

今年の J2 は前代未聞の連戦連発だから、絶対にチャンスは来る。最後の最後に右肩上がりで。その希望があの不敵なヤングガンども

powered by hatena blog.
the nikki system for lifelogging junkies.

all posts © their original owners.
writing is reusable solely under the by creative commons license.