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ライプニッツ著作集を借りてきた(道徳哲学史講義の積読山脈)

日記の練習です。

ジョン・ロールズ『道徳哲学史講義』、カント講義の前半が終わった。前半は『道徳形而上学の基礎づけ』だった。

『道徳哲学史講義』は上下巻に分かれていて、上巻には、概論(道徳哲学通史)、ヒューム講義、ライプニッツ講義、そしてカント講義の前半が、下巻には、カント講義の後半、そしてヘーゲル講義、という順番で並んでいる。で、目次の通りには読んでいなくていきなりカント講義から始めた。

最短距離を行く、とにかくカントを読み進める、と意気込んでいたけども、抜け駆けに覗いた上巻最後のページに「後半に進む前に、(戻って)ライプニッツ講義に目を通すこと」書かれていた。まるで見透かされていたみたいだった。

ということで、すでに調査済み*1のライプニッツ著作集を図書館から借りてきた。第6巻から第9巻まで、4冊。

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  • 著作集8巻 前期哲学
    • 『実体の本性と実体相互の交渉ならびに心身の結合についての新たな説 事物の根本的起源について』(新たな説)
    • 『形而上学叙説』(叙説)
  • 著作集9巻 後期哲学
    • 『モナドロジー』
    • 『理性に基づく自然と恩寵の原理』(自然と恩寵)(原理)
  • 著作集6巻、7巻 宗教哲学
    • 『弁神論』上巻、下巻
    • 『神の大義』〔『弁神論』附論〕

※カッコ〔例:(叙説)〕は『道徳哲学史講義』での略称

ライプニッツ著作集、『新たな説』『叙説』が前期哲学(8巻)、『モナドロジー』『自然と恩寵』が後期哲学(9巻)、『弁神論』『神の大義』が宗教哲学(6巻、7巻)

https://x.com/taizooo/status/1897506300671709559

覚えられない

https://x.com/taizooo/status/1897506339636830306

著作集はいずれも400ページくらいあって、物量的に持ち帰るのに苦労したけど、ライプニッツは多作未完らしくて*2それぞれの文献はとても短い。

ライプニッツ著作集の監修でもある下村寅太郎が概説を書いているので、中央公論社『世界の名著』のスピノザとライプニッツの巻も借りてきた。昭和44年の出版だった*3

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*1:県民手帳(道徳哲学史講義の積読山脈) - copy and destroy https://copyanddestroy.hatenablog.com/entry/2025/02/22/232514

*2:下村寅太郎は「スピノザの統一的集中とは反対に、ライプニッツはもっぱら多元的、発散的、流動的」「発散的で未完結」と

*3:世界の名著 25 | NDLサーチ | 国立国会図書館 https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000039-I2935183

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