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今週末の良かったこと

2020/06/22 Mon

因果応報の月曜日。
ロン(論)とコトワリ(理)に従って淡々とすすめる。私見や私論を差し挟む余地をギリギリまで削る。自ずとやるべきこと、進める方向が定まってくる。

どうでもよいことは流行に従い、 重大なことは道徳に従い、 芸術のことは自分に従う。

2020/06/23 Tue

仕事というかなんというか、なんでもこう執着する傾向がある。一つのことに囚われるとずーっとそのことばかりに取り憑かれる。気をつけたい。と、日記には書いてあった。

2020/06/24 Wed

私たちはトラブルを擬人化する。人間を機械のように扱うのではなく、機械を人間のように扱うのだ。「こら、動け!」と車に向かって怒鳴ったりする。コンピュータがすねないようにと願う。そしてもし理解できない、掌握できない事態に直面すると、その理由を神や自然に求めるのだ。

2020/06/25 Thr

産業革命や農業革命で、政府のなした役割っていうのは、過小評価できない

covid-19 以前、もう世界は一体となしていて、国家よりも企業、サプライチェーンによる複合体と化していると思っていた。

covid-19 以降、世界はやっぱり国家、国境が歴然と存在することが明らかになった。

今、読んでいるジュディス・リッチ・ハリス「子育ての大誤解」、社会性というものがどのように形成されるのかが明かされているんだけど、なぜ世界は国家に分断されるのか、その大本の文化が発生する様子が明かされている。

ウィリアム・H. マクニールは国家というのは歴史の上では分断していたりするけども、そこに住んでいる人たちというのは歴史を経ても変わらない。中国はイデオロギーが変わっても本質は変わっていないし、ロシアもイデオロギーが変わっても大昔から全然変わっていない。という話をしていた。

それを読んだときはなんてホコリを被ったような古い物言いなんだろうと思っていたけど、今、世界を見渡すと、国、というものは明らかにここに存在している。

2020/06/26 Fri

明日、Jリーグが再開する。それを思うだけでちょっと涙が出た。

2020/06/27 Sat

サッカーが帰ってきた。

甲府 vs 新潟 3-3 ドロー。

観客がいないメインスタンドはビッグフラッグが、そして自分がいたはずのバックスタンドには甲府が誇る無数の看板が並べられた。18時キックオフ。ナイターゲーム。

一点を取り合うシーソーゲームは一点ビハインドで迎えたロスタイム(なんとロスタイムは6分)、内田が左から高く長く弧を描いてゴール前に放り込んだボールは金園のヘッドを捉え、ゴール前に折り返されたその刹那、飛び込んだ太田修介の胸で強くはずんでゴールネット隅に吸い込まれた。

勝ちたかったような、負けなくてよかったような、どっちかというと勝ったみたいなもんのような、このなんともいえない気分も含めて、サッカーが帰ってきた。

2020/06/28 Sun

いろいろとお疲れ気味で、今週末は走らない。
ということで、コーヒーショップと本屋へ。

NAXOS のシューベルト歌曲集をストリーミングで順番に聴いているんだけど(CD換算35枚分)、どう考えても BBC proms 2020 開幕までに聴き終わるの絶対無理なので、長期戦に備えて「10歳から読めるクラシック音楽入門書」と「21世紀のシューベルト評伝!」(いずれも受け売り)を買ってきた。

クラシカル・ミュージックを知ることは近代(モダン)を知ることで、近代(モダン)を知るということは脱近代(ポスト・モダン)を知ることにつながる。

いつの時代も文化は「モダン」に対する「ポスト・モダン」として立ち上がる。

2020/06/29 Mon

輪廻転生の月曜日。カレーで新しい週が始まる。何回でも毎週毎週、月曜日には新しく生まれ変わる。いよいよ2020年も半分終了。

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