これを聴け
https://copyanddestroy.hatenablog.com/entry/2020/12/01/000000
2014年に始まったファンクをたどる旅は、2018年、ひょんなきっかけからクラシカル・ミュージックをめぐる旅になった。そして2020年、ジョン・ケージにたどり着いた。ジョン・ケージを原点にとると世界の音楽は、ジョン・ケージ以前、ジョン・ケージ自身、ジョン・ケージ以降の三つに区分される。
アレックス・ロス「これを聴け」に載っている音楽を順番に漁っている。途中までは順番通りだったんだけど(7章 シューベルト)、2020年にコンロン・ナンカロウのプレイヤー・ピアノを発見したところからちょっとした脱線が始まって、ジェルジ・リゲティ、プリペアド・ピアノといった流れで間を飛ばして、ジョン・ケージ(14章)にやってきた。
ジョン・ケージ・エディション
John Cage Editon 聴けるやつ全部、聴き終わった。結局、最後に spotify になかったアルバムのうち bandcamp にある4枚を買って終わらせた。
2020/12/9 から聴き始めて、14週間かかった。だいたい1週間で3枚ずつ聴いた計算になる。
Complete John Cage Edition 43: Works for Percussion 1 (mode229) | John Cage
Complete John Cage Edition 22: The Works For Violin 3: Two⁴ for violin and shō or piano (mode88) | John Cage
Complete John Cage Edition 15: The Lost Works (mode55) | John Cage
Complete John Cage Edition 5: String Quartets, Vol. 2 (mode27) | John Cage
なんかまとめ的なことを書きたい気もするのだけれど、ジョン・ケージを全部聴いたところでなにかが理解できたのか? というと全然そんなことはなくて、ひとつだけ確実なことを言うと、音楽は無尽蔵にある。ということか。「聴こうと思えば 4'33" の無音の中にも音楽はあったりするのだよ」、的なことを言えば知ったかぶりできるか。まあ、なんでもイイや。
それから
今週末は花粉症というか鼻炎というか気管支炎がひどくてほとんど死んでいたので書くことがない。サッカーはあったけど書くことがない。まあ、そういう週末もある。