J2 開幕
Jリーグは開幕した。我が愛するべきチームは、新型コロナウイルス感染拡大の波に飲み込まれている。選手4名とスタッフ1名が陽性判定された。しかしそんなことにはお構いなくシーズンは開幕した。
甲府 vs 岡山 アウェイ 1-4 敗戦。
開幕に際して思うことは、たとえ、みっともなくズタボロのシーズンになろうとも、素晴らしくぶっちぎりなシーズンになろうとも、そんなことにはお構いなく、オレはいつもと変わらず甲府のサッカーを応援するということ。
そしていつだって、数ヶ月にわたる禁コーヒーも辞さない構えで。
https://twitter.com/taizooo/status/1495364468821598208
勝っても負けても引き分けても、畳むべき洗濯物を畳め
https://twitter.com/taizooo/status/1495364997488455683
このなんともいえない気分も含めて、シーズン、始まったな。って感じ
僕らは2週間に一度
https://lopnor.hatenadiary.org/entry/20070617/1182083656
僕らは2週間に一度、ミサに行く ようなもんだとおもうよ。勝ったとか負けたとか、そんなことより、
前の試合から今日まで、こんなことがありました、こんな嬉しいことがありました、こんな悔いがあります、そういう告白をして、反省をして、場合によっちゃ元気をもらって、また次の一区切り(来週なのかもしれないし、すぐ次の水曜日なのかもしれないし)をがんばろう、とおもう。そういうことの繰り返しだと思う
毎年、貼っているんだけど、初心忘るべからず、っつうことで。選手やスタッフはまあそれが役割だから思い悩んだりトレーニングしたり長いシーズンを戦い続けるわけだけど、オレらサポーターは一つの勝ち負け引き分けとかに一喜一憂しつつも、そんなことにはお構いなく、1週間がたてばまた懲りずに試合が来るのを心待ちにするわけで。そして2週間に一度オレらはホームに向かうわけだ。
そんなわけで、まあとにかく、
https://twitter.com/taizooo/status/1494833549761204227
最後に笑うのはオレたちだ
"How to skate a 10k" 読解と、「文学的読み」の話
ニルス・ファンデルプールのトレーニング・マニフェスト、待ってても誰も解説してくれるわけじゃないので、自分で読み解いてみた。
内容についてはちょっと置いておいて、読み解いているうちに気がついたことがあった。
自分の場合、なにかを読むとそこに書かれていること以外のことを読み取ることが多くて、それはその作者の他の文章のときもあるし、全然関係ない本だったり、歴史だったり全然関係ない哲学だったり科学だったり、どんどん脱線していく。こういう読み方なので読むのが遅くて、そして真っ当な読み方じゃないなと、ちょっとコンプレックスとまではいわないまでも、おかしいんだろうなという自覚があった。
管啓次郎「本は読めないものだから心配するな」の後ろの方にある「翻訳=世界=文学」という章に「文学的な読み」という話がある。
文学的な読みとは要するに、その物語が現実の写しであろうが、あるいは何らかのたとえ話であろうが、そうしたレベルの差自体を自由に選べるという意味です。あるいはそうした複数の可能性を、同時に意識しつつ読むということです
古文書から事実を発見しようとする考古学者、聖書から教訓を読み取ろうとする進学者、数式から原理を発見しようとする数学者、という読み方に対する「文学的な読み」。それは書かれてる文章からの自由さを意味している。
それは行から行へ、ページからページへ、自在に意味をつなぎ合わせる自由だったり、作者の意図に原子レベルまで肉薄したり、太陽系の彼方まで遠ざかったりする自由だったり、本の「冊」という単位を飛び越えてかつて世界に存在した本に接続したり、いつかきっと世界に誕生する本と接続する自由だったり、そういう自由のことだ。
文学的な読みとは、そうした解釈の水準そのものの設定が、読み手にまかされている場合をいいます。
いままで「文学」と呼ばれるものを遠ざけていたんだけど、その反対に読み方は知らぬうちに「文学」に近づいていた、みたいな感じ。
https://twitter.com/taizooo/status/1493574710453751810
たぶんオレ、ニルス・ファンデルプールのトレーニング・マニュフェストと、ホメーロスのオデュッセイア、同じ感じ、というか、そういう物語として読んでる
無自覚にこんなツイートを残していた。
それから、
ニルス・ファンデルプール "How to skate a 10k" に全部の読書力を持っていかれてしまったのでホメーロス「イーリアス」完全に止まった。
それから、それから、
今週末のプレイリスト。1曲目は1年前のプレイリストからジェームス・ブラウン "It's A Man's, Man's, Man's, World" 。最初の4曲(ジェームス・ブラウン、EVISBEATS 、C.P.E バッハ、Burial & Four Tet )ジャンルバラバラだけどとてもうまく繋がった気がする。