日記の練習です。
天皇杯 ラウンド16 甲府 vs 鹿島 ホーム 小瀬 1-2 三沢の素晴らしいゴールで先制するも前半終盤、後半終盤に失点して逆転負け。
業務早抜けして甲府盆地を南下、グルっと取り囲む山々からは入道雲がモクモクと立ち上がっていた。小瀬のメインスタンド最上段の端っこから「裏山」の方向を眺めると夕立が迫っていた*1。
この後、この夕立は小瀬を逸れていったけど*2、試合が始まるとしばらくして大雨となった。こりゃダメだ、と思って足元からポンチョを取り出そうとしていたそのときに先制点が決まった。ポンチョを着かけたマヌケな格好のままガバっと立ち上がってガッツポーズしていた。
平日水曜日、しかも天気は大荒れ予報、にも関わらず小瀬には8000人弱の人たちが集まっていた。鹿島サイドのゴール裏もビッシリだった。
鹿島は単純に強かった。でも甲府が勝つチャンスはあった。 J2 14位の甲府が、 J1 3位の鹿島にである。素晴らしい戦いだった。それが誇らしかった。
書いておきたいことは二つ。
一つ目、普通に生活していたら、こんなにも真正面から勝つこと、負けることと向き合うことがあるだろうか、ということ。良いけど悪い、正しいけど間違っている、やらなければいけないけどやりたくない、成功だけど失敗、現実とか生活っていうのはこんなふうに白黒ハッキリしないことがほとんどだ。サッカー、とくにトーナメントではその試合が終わったときに必ずどちらかが勝ち、必ずどちらかが負ける。例外はない。ラッキーとアンラッキー、幸運なジャッジと不条理な判定、素晴らしいチャントと口汚いヤジ、歓声と悲鳴。世界の不完全さと勝負の完全さ。ふつうに生きていてこんな感情になることはない。それが素晴らしいと思う。
二つ目、口汚くヤジってはいけない、ジャッジに文句を言わない、正論だ。でも感情は曲げられない。自分たちが応援するチームがあるっていうことは、だれかが敵でありだれかが味方だってことだ。だから僕は「ぶっ飛ばす」「ふざけるな」「クソ野郎」という感情を否定しない。でも、だれが敵で、だれが仲間なのか、間違えちゃいけないと思う*3。
最後に realfinelove サンと握手したのと*4 yuta25 サンとは会えなかったこと*5を記して、僕らの2024年の天皇杯はおしまいです。次、がんばりましょう。
*1:雨を見張っている https://x.com/taizooo/status/1826177453930459198
*2:雨雲退散! https://x.com/taizooo/status/1826181039250931918
*3:味方に後ろから撃たれる、間違って仲間を撃ってしまう、感情に目が濁っていたとしても、これ以上最悪なことはない
*4:ハヤブサを助けた徳の高い友人に挨拶できたことは良かった。 https://x.com/realfinelove/status/1826236161444200495
*5:taizoooサン探したが、見つけられず。俺のインターネットの野生はまだまだでした。 https://yuta25.on.bolg.in/p/4h1Lb0VJ5zUOqxWEp4aXlV