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今週末の良かったこと

7'54"81


土曜日のルーチン、アップヒル0.6km (100mD+)*4本、ラスト一本初めて8分切りました。ありがとうございました

山、走ること、土曜日はガチャガチャ走って、日曜日は長くスローに走るようにしている(実際のところ、スローに走る、といっても能力的に追いついていないので、上りはガチャガチャしたりする)。

アップヒル、こういう斜面を上って下る。

いまの力だと4本走ると合計1時間くらい(走っているというよりは這いつくばっている感じだけど)。なぜこの斜面を何本もやるのかというと、山に入っていくときこの大笠山の頂上が起点になっていて、ここを入り口に山へ走っていくと帰ってくるときには必ずこの斜面を登り返さないといけないから。ヘロヘロ、ドロドロで戻ってくると、このたった600m、100mの上りが地獄みたいになる。

だからこれをやっつけたい。そういう理由です。

via https://maps.gsi.go.jp/#15/35.675810/138.588195/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f0

この地図のあたりの話です。

なにものにもなれる(本当に、それになる気があるならば)

  • "Training for the New Alpinism" Chapter 2 The Methodology of Endurance Training "Specificity of Training"

By specificity, we mean that the most effective training will be specific to the movements done, and at a similar speed and intensity of climbing.

To a very large extent, elite-level swimmers principally swim for training, champion cyclists ride, top runners run, and world-class skiers ski.

A general sport like alpinism can include more nonspecific modalities than these traditional sports, especially in the early base-building period and for less athletically mature individuals.

But the biggest benefits will come from preparing for and modeling the demands of alpine climbing as closely as possible. This is the reason top climbers spend so much time climbing.

特異性とは、最も効果的なトレーニングは、行う動作に特化し、同じような速度と強度で登るということです。

エリートレベルのスイマーは主にトレーニングのために泳ぎ、チャンピオンのサイクリストは走り、トップランナーは走り、ワールドクラスのスキーヤーはスキーをしています。

アルピニズムのような一般的なスポーツでは、特に基礎作りの初期段階や運動能力がそれほど高くない人の場合、これらの伝統的なスポーツよりもより多くの非特異的なモダリティを含むことができます。

しかし、最大の効果は、アルパインクライミングの要求にできるだけ近い形で準備し、モデル化することで得られます。トップクライマーがクライミングに多くの時間を費やす理由はここにあります。

人間の身体の面白さはこういうところにあって、人間は、チンパンジーやゴリラと違って、なにもしないでいるとどうしようもなくひ弱だけども、その反対に、チンパンジーやゴリラと違って、トレーニングを積むことでなにかの目的に適応することができる。なにものにもなれる。

なかでも特に「歩く」とか「走る」とか「登る」という動作は、自転車ならそれ用のモデルを買うか、それ用のパーツに交換するか、という方法で対応することを、自分の身体を適応させるというところが面白い。なりたい自分になる。そういう部分。

Real life does not.

自分が面白いな、と思う本は、最初にその本が示す世界をガッと定義して、いきなりこっちをぶっ飛ばしてくることが多い。"Training for the New Alpinism" はそのイントロダクションでいきなり超高速でアルピニズムの歴史を鮮やかに描いて、

続く第二章でその原理をガッとぶつけてくる。

THE GUIDING PRINCIPLES: CONTINUITY, GRADUALNESS, AND MODULATION という章の Gradualness (漸進性)についてこんなのがある。

As inspirational as the movies may have been, Sylvester Stallone violated this basic principle repeatedly in the Rocky series. Hollywood allows that sort of fantasy. Real life does not.

シルベスタ・スターローンは映画「ロッキー」シリーズで繰り返しこの基本的な原則を破った。ハリウッドはこのようなファンタジーを許すが、現実にそんなことは起きない。

声を出して笑った。男はみな冷蔵庫から直接生卵をジョッキにぶち込んでで飲んで、汚いスエットのまま朝の街を突っ走って、広場の階段を駆け上がってガッツポーズして、最後に顔ボコボコに腫れて「エイドリアン!!」を叫びたい生き物なのです。現実にそんなことは起きない。

Gradualness is a virtue that cannot be overemphasized.

サッカーの話

柏、小瀬でぶっ飛ばす

わたしからは、以上です。

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