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今週末の良かったこと(2023年末、特別編)

復活。

ベスト・オブ・ザ・イヤーなアドベントカレンダー(2023AC2023)が完走した。感謝したい。

読書が戻ってきたかもしれない。アルマン・マリー・ルロワ『アリストテレス 生物学の創造』がきっかけ。一章ごとになにかが提示されて、そのたびに全然違う方向にすっ飛ばされている。まったく先に進まない。全然読んでいない。でも読んでいる。それをきっかけにしてなにかが始まったような気がしている。気がしているだけでなにが始まったのかはわからない。

この一月ちょっとの間に、二度、大きな曲がり角に差し掛かったけれど、二度、曲がったので結局元の場所に戻ってきた感じになっている。進むべき方向よりも進みたい方向に進みたい。

『今週末の良かったこと』だんだん書き方が重くなっていたので、3行くらいで、とにかく続ける方が良い、みたいな気分になっている。

以上です。

今週末の良かったこと(遠い空の下で、)

長かった J2 のリーグ戦が終わった。遠く山形の空の下で。

「オレたちにはまだ ACL グループリーグ突破の目標が残っている」、ハイ、その通りです。でもね、そんなに簡単に切り替えられるわけないんです。この気持ちをグッと噛み締めて、口をギュっと閉じて、ただ先に進むよ。ということだけは書いておこう。

今週末の良かったこと(残り6試合、脱線&脱線&脱線、そして積み上がる積読山脈)

オレたちは欲張りだから、

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J2 リーグ、ホーム最終戦。甲府 vs 熊本 2-0 勝利。季節外れに気温が高くて、13時キックオフにはちょっと厳しいコンディションじゃなかったか。ホーム最終戦とか全然ピンと来ないのは、季節外れに気温が高かったせいなのか、この先、まだ6試合残っている*1という確固たる決意があるせいなのか、ちょっとわからない。

まず今週水曜日、ACL ホーム 国立競技場で浙江FCを迎え撃つ。アウェイの借り*2は国立競技場で返す。

と言うか、山はまだ二つありますし、何なら海の向こうにも山はありますし*3

https://twitter.com/fukuya_mentai/status/1720767661184012796

オレたちもこの後、6試合、全部勝って、ひと足お先にアジアを、そして戻るぞ J1 の地に

https://twitter.com/taizooo/status/1720787557380923423

オレたちは欲張りだから、プレーオフ進出も、 J1 昇格も、 ACL グループステージ突破も、全部欲しい!

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脱線っていうのはこんな感じ

『メディアと流行の心理』*4『ジンメル・コレクション』*5『シティポップとは何か』*6『クリティカル・ワード ファッションスタディーズ』*7

「半袖長ズボン」というキーワードから始まったこの脱線は*8、「流行」、「取っ手」と「橋と扉」、「シティポップ」と「消費」、「アイデンティティ」と「身体」と「メディア」、なんて感じにどんどんズレていってわけわからない感じで、どれも読み散らかしになっている。 脱線っていうのはこんな感じ。

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積読山脈、再始動なるか

『自転車と女たちの世紀 革命は車輪に乗って』*9 『ルネサンス文化講義 南北の視座から考える』*10『エビデンスの社会学 証言の消滅と真理の現在』*11

Kindle が大変なことになっているのに、この週末は、本屋へ。そんなつもりなかったんだけど、本当にきまぐれで。本屋の前を通りかかって、本屋に入って、ウロウロして、背表紙だけを頼りに、適当に分厚いやつをガーっと選んで、ダーっとレジ待ちに並んで、レジの手前であわてて財布を眺めて、泣く泣く何冊か棚に戻したりした*12

それではここで、この週末新たに積み上げられた積読山脈をご覧いただきます。積読山脈、再始動なるか。

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今週末のプレイリスト

1曲目は1年前のプレイリストから蓮沼執太フィル。ブラスバンドづいている。

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3連休

そしてめずらしくカレンダー通りの3連休だったので、小瀬にも行ったし*13、川沿いのフラットも走ったし、裏山にも入った。完璧な週末だった。

*1:J2リーグ最終戦1試合、ACLグループステージ3試合、そして J1 昇格プレーオフ2試合

*2:アウェイ 0-2 敗戦

*3:【公式】福岡vs浦和の試合結果・データ(JリーグYBCルヴァンカップ:2023年11月4日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp) https://www.jleague.jp/match/leaguecup/2023/110409/live/#live/

*4:https://www.amazon.co.jp/dp/B099S1396G

*5:https://www.amazon.co.jp/dp/B00GN6QR4I

*6:https://www.amazon.co.jp/dp/B0B2JY7M92

*7:https://www.amazon.co.jp/dp/484592109X

*8:https://copyanddestroy.hatenablog.com/category/something%20good#%E5%8D%8A%E8%A2%96%E9%95%B7%E3%82%BA%E3%83%9C%E3%83%B3%E3%81%8B%E3%82%89%E3%82%B2%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%81%B8%E3%81%9D%E3%81%AE%E5%BE%8C

*9:https://www.amazon.co.jp/dp/4910511385

*10:https://www.amazon.co.jp/dp/4634152339

*11:https://www.amazon.co.jp/dp/4791774329

*12:適当にアルファベット順で並べられた棚から、ジャケットの雰囲気だけで大量にピックアップする。スピードが重要だからイチイチ検索なんてしない。財布には限度があるから泣く泣く棚に戻す。取捨と選択、キャッチ&リリース、行ったり来たり。まるで Reblog みたい https://copyanddestroy.hatenablog.com/entry/2022/12/01/000000#%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%AA%E3%83%95Reblog%E6%BD%9C%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8A%E3%81%AF%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%8A%E3%81%AF%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%BE%E3%81%A7

*13:青色のママチャリで

今週末の良かったこと(読書復活なるか、ゲオルク・ジンメル、ギリギリでプレーオフ圏内に滑り込む)

半袖長ズボンからゲオルク・ジンメルへ(その後)

半袖長ズボンがゲオルク・ジンメルに繋がった。

https://copyanddestroy.hatenablog.com/entry/2023/10/27/181032

pbn100 のポッドキャスト*1、シドニー・メルボルン・ウルトラマラソンのクリフ・ヤングの話は、ボストン・マラソンのキャサリン・スウィッツァーとボビー・ギブを経由して、ゲオルク・ジンメルに繋がった*2。これは本当に偶然で、1960年代のボストン・マラソンの参加者*3のスタイルが、スウェットシャツだったり、トラックジャケットだったり、ウインドブレーカーだったり、というのを見て「リバイバル」という言葉を思い浮かべたのが発端。その当時はそれしかないから、たぶんそれを着ていたんだけど、いまの視点から見るとそのスタイルが格好良く見えたりする、ということからの連想。流行は繰り返すってやつ。

そして Google の検索窓にいくつかのキーワードを突っ込んで、たまたま見つけたのが、ゲオルク・ジンメルだった*4

ここで発見した「同調化」「差異化」という言葉*5と、「ゲオルク・ジンメル」の名前を検索するといくつか論文が見つかった。勘で2本選んだ。一つは「流行」について*6。もう一つは「消費」について*7

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ざっくり眺めてわかったようなわからないような感じだったけど、とりあえず執筆者の名前で検索した。Kindle で読めるヤツがあったので衝動的に購入した。一瞬で空から降ってくる。便利。

Amazon.co.jp: 増補改訂版 メディアと流行の心理 eBook : 中島純一: 本
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この本はメディアと流行の関係についての本で、その最初に「流行という概念はなにか」から始まって過去から現在までの「流行研究」についての説明がある。疫学がつながっていたり*8、日本では風俗学*9から考現学*10に繋がっていたり、そして、ロジャースのイノベーター理論、グラッドウェルのティッピング・ポイント、それからダンカン・ワッツのスモールワールド・ネットワークまで広がってた。ここでヴェブレンとリースマンを発見する。

「初速が肝心」ということで、ジンメルの本で唯一、Kindle になっているのも購入した。一瞬で空から降ってくる。便利。

Amazon.co.jp: ジンメル・コレクション (ちくま学芸文庫) 電子書籍: ゲオルグ・ジンメル, 北川東子, 鈴木直: Kindleストア
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目次を眺めて、勘で、第2部『取っ手』『橋と扉』『額縁』を拾い読む。こういうときには、ひとまず足場をつくるのだ。ジンメルの二元論がなにを意味しているか。どうもこれは「境界」の話でもあるみたい。あらゆるものが繋がっていくような気がする。

読書復活なるか(積読山脈について)

「初速が肝心」ということでガンガン拾ってきてバンバン買ってみた。いま一番読みたい『ジンメル著作集 7 文化の哲学』は新冊だと分売不可で全12巻で6万円弱だったりする。古書でも軽く5千円とか7千円で、そこでちょっとブレーキが掛かった。これは心の積読山脈に積んでいる。

ソースティン・ヴェブレン『有閑階級の理論』、デイヴィッド・リースマン『孤独な群衆』の方がまだちょっと現実的で、もしかしたらそっちをリアルな積読山脈に積むかも。

ちょっとした違いの中に

自分の意志とか、自分の利益とかとは関係なく、どうしても「やってしまうこと」「続けてしまうこと」っていうのがあって、そういう「好きとか嫌いとかの外側にある」もの、そういう些細なもの、ちょっとした「違い」が、結果的に「才能」と呼ばれるものに繋がるんじゃないかと思う

https://copyanddestroy.hatenablog.com/entry/2023/10/23/095403

特定の社会的集団の一員であろうとする同調化の欲求によって、私たちたちは自分がどこに属するのかを示そうとする。そして、その集団内において自分と他人を差異化することによって、私たちは自分がだれであるかを解き明かそうとする。なんでもいい。スカートの丈。ネクタイピン。紋付袴の柄。ちょっとした違いの中にこそ私の姿がある。

https://copyanddestroy.hatenablog.com/entry/2023/10/27/181032

こんなところに偶然があった。ちょっとした違いの中にこそ私の姿がある。

甲府 vs 大宮

日曜日、裏山から帰ってきて、大急ぎで片付けして、DAZN で観た。

https://www.jleague.jp/match/j2/2023/102902/live/
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アウェイ 2-0 勝利。圧倒的に攻め込まれた前半と、逆襲の後半。ギリギリでプレーオフ圏内に滑り込んだ。大宮のスタジアム、ビジター側ゴール裏は青赤で埋め尽くされていた。2千人。この試合の MVP はサポーターだったと思う。チームもサポーターも一体となって試合を形作っているのだ、とするならば、本当に甲府は昨年の天皇杯からこっち凄まじい進化を遂げていると思う。だからこそプレーオフ進出も J1 昇格も ACL グループステージ突破も、全部欲しい。

勝っても負けても引き分けても、次の試合が一番大事。次節は金曜日、ホーム、熊本戦。

今週末のプレイリスト

1曲目は1年前のプレイリストから SAKEROCK "One Tone" 。タイトルは "One Note Samba" をもじっているのかな? ドラム・ソロのパート*11が超カッコイイ。一番最後に入れたメトロポール・オーケストラのトロンボーン・ショーティの曲がこれまたイイ。

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*1:第44回 最も服装の悪いスポーツマン - peanut-butter-noodles https://scrapbox.io/peanut-butter-noodles/%E7%AC%AC44%E5%9B%9E%E3%80%80%E6%9C%80%E3%82%82%E6%9C%8D%E8%A3%85%E3%81%AE%E6%82%AA%E3%81%84%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%84%E3%83%9E%E3%83%B3

*2:スカートの丈。ネクタイピン。紋付袴の柄。ちょっとした違いの中にこそ私の姿がある - copy and destroy https://copyanddestroy.hatenablog.com/entry/2023/10/27/181032

*3:いわゆるエリート競技者じゃなくて普通のランナー

*4:【リレーコラム】私はだれとして踊るのか:ポピュラー音楽とファッションの (ごく)一側面について(加藤賢) | Fashion Tech News https://fashiontechnews.zozo.com/series/series_fashion_technology/ken_kato

*5:これは自分にとって、パンチラインっていうヤツ

*6:ル・ボン,タルド,ジンメルにみる流行理論の系譜 ――集合行動論の観点から―― | 中島純一 https://dl.ndl.go.jp/view/prepareDownload?itemId=info%3Andljp%2Fpid%2F8214661&contentNo=1

*7:消費の意味と社会性―相互依存性、ヴェブレン、ジンメル | 伊藤明己 https://kguopac.kanto-gakuin.ac.jp/webopac/bdyview.do?bodyid=NI20000351&elmid=Body&fname=ito.pdf&loginflg=on&block_id=_296&once=true

*8:感染説

*9:これはそもそもは気象学の定点観測から始まっている

*10:坪井正五郎、今和次郎

*11:正確にはピアノも鳴っているのでソロではない

今週末の良かったこと(続けること、止められないこと、いつだって、次の試合が一番大事)

続けること、才能とはなにか、好きとか嫌いとかの外側にあるもの

『ブギウギ』の主人公、将来「ブギの女王」と呼ばれることになるしかし未だ何者にもなっていないヒロインが叫ぶ、「才能が無いなんてわかってる!でも辞められない!好きだから!」

『葬送のフリーレン』の主人公が、少女に聞く。「魔法は好き?」「ほどほどでございます」「私と同じだ」。その少女は(おそらく)最年少で第一級魔法使い(その世界でわずか数十名しかいない)となる。「別に魔法使いじゃなくても良かった」「でも魔法を選んだでしょ」少女はハッとそれに気づく。主人公はかつての友(一緒に魔王を倒した勇者)が、なんの役にも立たないその魔法を褒めてくれたことを理由に、そして少女は、かつての師が自分を救ってくれたことの意味を見出すために、それぞれ魔法を選んだ

自分の意志とか、自分の利益とかとは関係なく、どうしても「やってしまうこと」「続けてしまうこと」っていうのがあって、そういう「好きとか嫌いとかの外側にある」もの、そういう些細なもの、ちょっとした「違い」が、結果的に「才能」と呼ばれるものに繋がるんじゃないかと思う

誰もが「違い」を持っている。それを他者が無責任に、ただこれ見よがしに、「才能」と呼んでいるだけなのでは、と思う

シワシワの1万円札をランニングシューズにした話

タンスから出して来たチノーズのポケットからシワシワの1万円が出てきた。幸運

https://copyanddestroy.hatenablog.com/entry/2023/10/09/174816

海外のランニングシューズのレビューを見まくっていた。いくつか候補を絞り込んで、買う気マンマンだった。衣替えで出てきたシワシワの1万円札と引き換えに

https://copyanddestroy.hatenablog.com/entry/2023/10/16/112751

ということで、 『Amazon プライム感謝祭』に便乗して「お気に入りのシューズ」の1サイズ小さいサイズを追加で購入した。とうとう4足体制になる

https://copyanddestroy.hatenablog.com/entry/2023/10/15/105413

それではここで、シワシワの一万円札がランニングシューズになった様子をご覧頂きます。まだシェイクダウンは終わっていない

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甲府 vs 長崎 ホーム 小瀬

1-1 ドロー。PK で先制を許し、PK で同点に追いつく。勝たせてやりたかったが勝たせてやれなかった。金曜日の夜なのに7,000人を越えた。スタジアムの雰囲気は凄かった。バックスタンドなのにチャントを力の限り歌っていた。声が出なかった

J2 リーグは残り3戦。ホームはあと1戦を残すのみ。水曜日は ACL 、チームは中国へ向かう。総力戦

https://www.jleague.jp/match/j2/2023/102001/live/
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いつだって、次の試合が一番大事

今週末のプレイリスト

1曲目は2年前のプレイリストからバルトーク・ベーラ、ハンガリー民謡のヤツ。なぜ2年前なのかというと、それは1年前のこの週末は COVID-19 で倒れていたから。そういうわけで111番は欠番になっている。チューバ・スキニーとかデューク・エリントン楽団とかがスーっと普通にプレイリストに並ぶようになったの、そういう選曲が出来るようになったのか、それとも耳がそう感じるように整ったのか

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裏山はお休み

ちょっとオーバーワーク気味で、土曜日のスピードワークは成功したけど、日曜日はサボった。ということで裏山はお休み。人という生き物は簡単にオーバーワークする。競技者でもなければ若者でもないけど

今週末の良かったこと("Don't be evil"、シワシワの1万円札をランニングシューズにする、公園の時計)

2023/10/09

スポーツの日、旧体育の日、三連休。衣替えに成功。そしてチノーズのポケットからシワシワの1万円が出てきた

2023/10/10 ~ 2023/10/11

邪悪さについて

話をうんと端折る。そこに愚か者がいて、彼(彼女)の方に明らかに「非」があって、自分がその利害関係の真っ只中にいて、しかも確実に「是」の側に立っているときに、「さて、お前はどう振る舞うのか?」という話。これは正しさとか正義の話ではなくって、仁義とか任侠の話だったりする

"Don't be evil"

2023/10/12

生活というのは「慣性の法則」が働いているらしくて、一度そういうふうになってしまうとなかなか元に戻らない。生活に大きな影を落としていた「公」が終わってしばらく経つけど、なかなか「音楽」が戻って来なかった。「音楽」はいつでもずっとそこにもここにもあって、スマートフォンをシュッとスワイプするだけなんだけども、「音楽」を聴くのは「二つの耳の間の脳みそ」なので心の準備が出来ていなければ「音楽」は鳴らない*1 *2

今週末のプレイリスト

1曲目は1年前のプレイリストからエマ=ジーン・サックレイ " UM YANG"。 「음양」 は "yin & yang" 、陰陽のことだった。2曲目はスマーフ男組 "Your Fantasy" 。サブスクリプションに上がってるって知らなかった*3。あとウイントン・マルサリスのオーケストラにちょっとハマっている

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2023/10/13 ~ 2023/10/14

先週末のロードランニングでスピードワークしてから、速く走ることに魅せられてしまって、海外のランニングシューズのレビューを見まくっていた。いくつか候補を絞り込んで、買う気マンマンだった。衣替えで出てきたシワシワの1万円札と引き換えに

前の晩まではショップに行く気マンマンだったけど、週末の朝ちょっと冷静になって、とりあえずあるものでどうにかしてみようと、試しに買ってあった1サイズ小さめのサイズの「お気に入りのシューズ」でスピードワークしてみた。思いの外、調子が良かった。このままでいいじゃん

で結局のところ『Amazon プライム感謝祭』で同じサイズの「お気に入りのシューズ」をもう1足買ってしまった。同じモデルがサイズ違いで2足ずつの4足体制。一瞬、欲望から脱したと見せかけて、結局は物欲に駆られてしまった。おのれ、憎き『Amazon プライム感謝祭』めー

2023/10/15

サッカーがなかった。熱烈な勝利も不条理な敗戦も未消化なドローもなかったし、人生について考えることもなかった。洗濯物は畳んだ

雨上がり裏山へ上がった。いつものカシオを着けないで走った。公園の時計が「アクティビティ・トラッカー」だ。ザック・ミラーはこれを "Cabin Clock Training" って呼んでた*4

*1:「音楽それ自体は、理解するための二つの耳と脳さえあればよい」 https://copyanddestroy.hatenablog.com/entry/2018/11/05/181716

*2:「月々980円と、二つの耳の間に脳みそと、聴こうという意思さえあれば、誰でも聴ける」 https://copyanddestroy.hatenablog.com/entry/2021/03/08/183020

*3:Interview | スマーフ男組 | COMPUMA | 気付かされた日々の生活や日常の大切さ | AVE | CORNER PRINTING https://ave-cornerprinting.com/smurphies-fearless-bunch-10122023/

*4:Zach Miller とカシオ - taizooo https://scrapbox.io/taizooo/Zach_Miller_%E3%81%A8%E3%82%AB%E3%82%B7%E3%82%AA

今週末の良かったこと(体調不良からの復帰、ACLホーム初戦、ランニング再開なるか)

2023/10/03

ということで、休暇明け、出社。水曜日の ACL は DAZN 観戦が決定した。これも人生だ

2023/10/04

勝負は時の運だから確実なことはなにも言えないけど一つだけ確かなのは、甲府の応援はスゴイよ。ビックリするよ。国立競技場は『小瀬劇場』と化すよ。

https://copyanddestroy.hatenablog.com/entry/2023/10/04/112815

ACL ヴァンフォーレ甲府 vs ブリーラム・ユナイテッド(タイ) ホーム 国立競技場 1-0 勝利。夢は現実となった

得点は動かず0-0のまま試合終盤、ゴール裏のチャントのテンションが何段も上がったのが DAZN の画面からも伝わってきた。この流れで最後の最後にゴールが決まったらそれって映画だろ、なんてちょっと思っていた。唸るチャント、ヘッド一閃、ゴール!、狂乱する国立競技場、どうだ、これが『小瀬劇場』だ

https://copyanddestroy.hatenablog.com/entry/2023/10/05/092141

ちょっと無自覚に「日本のサッカー」とか言っていた。

これは甲府だけじゃなくてJリーグの、もっといえば日本のサッカーの挑戦だよ。ということです

https://copyanddestroy.hatenablog.com/entry/2023/10/04/112815

いつでも言葉が先走りして理解が後から追いついてくる。実際にこの試合を観るまで本当のところ、ユニフォームに日の丸がついていることの意味を理解していなかった

ホームから120kmも離れた国立競技場での開催なのに1万人を越えた。ゴール裏は青赤でいっぱいだった。そしてスタジアムには様々な色のユニフォームが溢れていた

https://copyanddestroy.hatenablog.com/entry/2023/10/05/092141

自分たちの応援するクラブの ACL ホーム初戦が、こんな素晴らしい雰囲気の中で行われたことを誇りに思うし、願わくば自分もそこにいたかった。次こそは

2023/10/05

ずっと ACL の勝利にフワフワした感じになっていた。だからタイムラインで甲府のサポが調子づいたり、さも自分自身が素晴らしい存在になったような気分になっていたり、その感情は理解できる

だけど超現実的なことをいうと、とにかくチームが可能なかぎり最高の成績を残すこと*1、それとクラブが最大限の利益を得ること*2、それ以外は全部蛇足

他サポからどう思われようが*3、自分たちがどう感じようが*4、そんなことは全部蛇足

2023/10/06

今週末のプレイリスト。1曲目は1年前のプレイリストからエマ=ジーン・サックレイ "Ley Lines"

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「これは全部ジャズだよ」とうそぶいて、クラシカルミュージック、ロックからダブまで手当たり次第に並べている。何回も聴いているうちに「これは全部ジャズかも」とか勝手に思い込んでいる

2023/10/07

川沿いフラット、75分、5:1のウォークブレイクで。ただひたすらゆっくり走るのもシャクなので、速かったり遅かったり、ブラジル体操的にサイドステップしたりスキップしたり、ウインドスプリント*5したりサブ・スレッショルド*6なペースで走ったり。多様性

https://copyanddestroy.hatenablog.com/entry/2023/10/07/222209

走った。体調不良で中断するたびに「今度はどうやって元に戻そうか」って思うので、われながらへこたれないな、と思う。今回は早めに強度をあげていきたいな、とか考えている。裏山へ上がる脚を、できるだけ早くつくりたい

2023/10/08

ということで早速裏山に上がった。9/16 以来だから本当に久しぶりだった。オリエンテーリングコースを左回り5周*7、右回り1周*8、行って帰って2時間弱*9

帰ってきて雨乞いの水を植木にやって、シューズを洗って、シャワーして、洗濯して、ギリギリで間に合った。甲府 vs 町田 アウェイ 3-3 ドロー

飯島陸の恋い焦がれて恋い焦がれたゴール、関口の魂に火をつけるようなミドルシュート、そしてジェトゥリオのゼロックススーパカップ、ロスタイムの鬱憤を晴らすかのような劇的ゴラッソ、どれも素晴らしかった。勝利だけが無かった。これがフットボールだ

2023/10/09

めずらしく三連休だった。あわよくばもう一回走ろうかと思っていたけど、天気は雨だし、身体も全然ダメだし、ちょっと腰痛が出たし、で一日ゴロゴロしていた。最低限、衣替えと銀行口座への振込を済ませて、この連休は2勝1引き分けで最低限の目標を達成した

*1:その最高到達点が来年度の J1 昇格と ACL 優勝

*2:単年度決算の黒字と、新たなファン・サポーターの発掘と、さらなるスポンサーの獲得

*3:罵られようが、蔑まされようが、褒められようが、讃えられようが

*4:なんの役にもたたない見栄や名誉なんて、犬にでも食わせてしまえ

*5:ピックアップ - taizooo https://scrapbox.io/taizooo/%E3%83%94%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97

*6:サブ・スレッショルド - taizooo https://scrapbox.io/taizooo/%E3%82%B5%E3%83%96%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%AB%E3%83%89

*7:最初の1周はゆっくり歩いて、木の枝でクモの巣を払いながら

*8:1周6分~7分くらい

*9:オリエンテーリングコース入り口、トレイルヘッドまで30分

今週末の良かったこと(未来と過去の両方に矢印を向ける、12連勤空け、喰らうカウンターパンチ)

2023/09/25

デューク・エリントン・オーケストラ、ケニー・クラーク=フランシー・ボラン・ビッグ・バンド、そして Gard Nilssen’s Supersonic Orchestra って感じに、ジャズ・オーケストラ、ビッグバンド、ラージアンサンブル、まあなんと呼んでもイイ、このあたりがグッとくる感じが、クラシカル・ミュージックだとニコラウス・アーノンクールとかエリオット・ガーディナーとかジョルディ・サヴァール&エスペリオンXXI がグッとくるのとか、ライ・クーダーの "JAZZ" やジョン・レノンの "Rock 'n' Roll" がグッとくるのとか、日本のヒップホップの夜明け頃がやたらと心に刺さるのとも繋がっている気がする

たんなる懐メロとか昔を懐かしんでるって言われるとそれまでなんだけど

バルトーク・ベーラやコダーイ・ゾルターンの民族音楽の発掘と音楽への試行錯誤も同じように刺さるので、自分は、こういったところに「新しさ」というか「フレッシュさ」を感じているのだと思う

https://copyanddestroy.hatenablog.com/entry/2023/09/25/113445

今週末の良かったこと(復帰からのランニング、未来と過去に向かう矢印、開幕まであとわずか、の話) - copy and destroy

江戸時代後期、蘭学の発展が、今に繋がる「新しさ」の意味を変えていく原動力になるんだけど、この蘭学の発展が未来志向的、啓蒙思想的だとすると、一方で儒学をその理念に基づいて理解しようとする動きが起こっていて、

実はその対象の方向が正反対なだけで、その事象に対する姿勢は全く同じものだった、という話があった。

「新しさ」が動くときには未来と過去の両方に矢印が向かう。

2023/09/26

この日、「日記でも時間軸を自由に行き来したい」なんて考えていて、これってようするに「未来と過去の両方に矢印」を向けるってことで、これ、前の日とつながったじゃん。無自覚だったけど

2023/09/27、2023/09/28、2023/09/29

まとめると、ジム・オルークと石橋英子、リレーションシップ、文脈が少し消えた、 Aesthetic 、リブログツリー、引用、プレイリスト、パンチライン。そして、ぐらりユラリと山場を乗り越え、週末に到達。われ生還せり

2023/09/30

甲府 vs 水戸 ホーム小瀬 2-1 勝利

今節、プレーオフ圏内、確定!!

https://twitter.com/taizooo/status/1708425607338742035

https://www.jleague.jp/standings/j2/
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2023/10/01

少し心に余裕が出てきて、ここ数ヶ月の「公」の過酷さを自覚しつつあったんだけど、

何かしらの変化が自分に起きていること、願わくばそれが好ましいものであることを望む

https://copyanddestroy.hatenablog.com/entry/2023/09/26/144516

なんて気軽に言っていたら、ここに心に隙が出来たらしくって、後日カウンターパンチを喰らうことになる

よくよく考えると、9/18月曜日「敬老の日」の休日出勤から始まって、先週末土曜日の休日出勤、日曜日の「公」を挟んで、今週の一週間、ということで12連勤だった。

https://copyanddestroy.hatenablog.com/entry/2023/09/30/083749

そう、気がつかなきゃ良かったんだけど気がついてしまった。土曜日、小瀬に向かうとき、全然スピードが出なくって「アレー」って感じだった。ゆるゆると甲府盆地を下っていった。まあ今日疲れきっても明日一日ゴロゴロしてればなんとかなるだろう、なんとかならなかったら水曜日の ACL は大人しく DAZN 観戦だな、なんて思っていた

ということで、元気にママチャリで帰って来た

https://copyanddestroy.hatenablog.com/entry/2023/09/30/224528

一夜明けて日曜日、結局、一日ゴロゴロしていたけど回復しなかった。

2023/10/02

そして月曜日、会社を休んだ。月曜日の午後にはだいぶ回復してまあ生活出来るくらいまで戻ってきたけど

今週末の良かったこと(メルボルンの空に轟くインデペ、息を吐くように思ったことをなんでも文章にできる怪人、日は昇り落ち秋分の日)

2023/09/18

三連休の最終日なのに休日出勤だった。月末に迎える山場をやり過ごすために血の涙を流して出社した

2023/09/19

毎日ちゃんと日記を書いているのは、息を吐くように、思ったことをなんでも文章にできる怪人になるため*1

今週のテーマ曲は「今週末のプレイリスト」*2から J.S.バッハ BWV140 『目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声』から 第4曲コラール「シオンは物見らの歌うの聞けり」。これはスチャダラパー "偶然のアルバム" に収録されている傑作、 "World IZ... (ヤバイ男知り合いにひとりイル)" でサンプリングされている。ヒップホップにクラシカルミュージック。この曲を聴くと秋を感じる

2023/09/20

メルボルンの空に念を送った。甲府ははるか彼方メルボルンの空の下 ACL を戦った*3。vs メルボルン・シティ 0対0 ドロー。記念すべき ACL 初戦は勝点1を持ち帰ることになった。あの横浜Fマリノスがホームでの初戦、勝点を得られなかったのに、である。誇らしい。アウェイにもかかわらず DAZN の中継からは甲府のチャントが響き渡っていた。スタンドの角に押し込められた甲府サポーターの数は300。抽選会からわずかの日数だったのに、最も過酷に遠いアウェイにもかかわらず、平日水曜日の夜なのに、青赤がギシギシとスタンドにひしめいていた*4。そしてメルボルンの空にとどろくインデペ(右手を空に掲げて「さあ、行こうぜ、オレらの甲府」)。願わくば次の国立競技場では勝利の星がオレらの上に輝きますように。たくさんの人たちが国立競技場にやって来ますように。自分もそこに居られますように

2023/09/21

日記だけど日記ではない。なぜなら練習だから。日記の中でも時間軸を自由に行き来することを考えている。時間から自由になることは軽さに繋がる。軽さは速さを生む

2023/09/22

今週末のプレイリスト。1曲目は1年前のプレイリストから Shakti とジョン・マクラフリン

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2023/09/23

吸って吸って吐いて吐いて、読んで読んで書いて書いて、日は昇り落ち秋分の日。残念ながらまたしても休日出勤。作業量の予測が完全に外れて、夕方の予定に遅刻した。大雨に降られた

今週は全く身体を動かす余地がなかった。裏山もなし、ランニングもなし

2023/09/24

「公」、完全終了。朝から晩まで。そんなこんなで甲府の試合はまだ観ていない。結果は知っている

今週末の良かったこと(バカみたいに LINE を連発するのももうオシマイ、インデペを歌ってメルボルンへ送り出す)

2023/09/11

今週のテーマ曲は「今週末のプレイリスト」からドン・シャーリー "Happy Talk" に決定した

2023/09/12

「公」、もう一つの山場が終わった。バカみたいに LINE を連発するのももうオシマイ

2023/09/13

「公」、もう一つの山場の延長戦みたいな用事が終わった

2023/09/14

藤田和日郎『黒博物館 三日月よ、怪物と踊れ』が終わった

2023/09/15

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金曜日だけど会社を定時に上がって大急ぎで帰ってママチャリで小瀬へ。甲府 vs 東京V。勝たしてメルボルンへ送り出したかったけど残念、試合はドロー。そして試合後、そんなことはほとんどしたことがなかったんだけど、バス待ちをしてインデペを歌って手を叩いてタオルマフラーをグルグル回して彼らを送り出した。小瀬は世界に繋がっている*1

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2023/09/16

走った。裏山から帰ってくるといつもこんな感じにドロドロだったりする

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昨晩は帰りが遅かったので、今週末のプレイリストは土曜日の夜に作った。1曲目は1年前のプレイリストからジョアン・ドナートとジャルズ・マカレ。オッサン二人の裸がジャケット。最高では? デューク・エリントンにサム・グリーンフィールドの新譜を繋いだらちょっとイイ感じだった

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2023/09/17

「公」の幕引きに向けてなにか書いている。その「なにか」は、自分としてはかなり傑作なのでインターネットに晒したい気もする。絶対しないけど。明確な悪意もあってそれはマシュマロに包み込んで載せた。ここまで全然思い通りにならなかったけど書いているこの「なにか」の最後の一文だけは自分の自由になった。エンドロールを置いた。まだ「公」は続くけど自分としてはすでにジ・エンド。あとは全部蛇足。オールクリア。ご苦労様でした

今週末の良かったこと(バート・バカラック、小瀬劇場、最高というのはこういう感じ)

2023/09/04

今週のテーマ曲は "On the Sunny Side Of the Street" だった。数週間ぶりの裏山で壊れた大腿四頭筋をギシギシいわせながら階段を上ったり下ったりしていた

2023/09/05

定例の「公」の日。白いモスバーガー。こちらもひと山越えたらすぐさまふた山めの上り返しが始まっていて心と身体をギシギシいわせながら上ったり下ったりしている。週刊のマンガとアイスクリームでリカバリーしている

2023/09/06

「公」、上り返ししているとはいえ、先週末にひと山終わったことで気持ちの持ちようが変わってて、インターネットにも前みたいな姿勢で臨めるようになってきた。ほとんど状況は変わっていない気がするんだけど、つくづく人間っていうのは気分の生き物だと思う

2023/09/07

「うまく切り抜け、結果としてそのときに約束を守れた人が信頼できる人」。騙しを含むあらゆる知識、技術、インターネット、頓知、魔術、呪いを使いまわして。プラグマティズムを掘っていた時期があるんだけど、そのときの話も、こういう話だった気がする。実践とか習慣にこそ意味があるのだ、っていう

2023/09/08

「私たちは困難を選ぶことはできないが、自分たちの反応を選択する自由がある」。ヴィクトール・フランクル『夜と霧』、積読山脈の大きな鉱脈の一つ。当然まだ読んでいないけど(物理的に積まれてもいないけど)。でもこのパンチラインは自分にとって、とても重要な意味を持っている

2023/09/09

「今週末のプレイリスト」、1曲目はバート・バカラック

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私たちは世界の複雑さから逃れることはできないが、自分たちの反応を選択する自由がある。例えば、安っぽくみっともなくみじめな2点のビハインドを背負ったままハーフタイムに突入したあと、もうどうでもいいやとスタンドをあとにするのか(またはテレビのチャンネルをかえるのか)、それとも、いままでにないくらいの声量と拍手と強い意志でそれでも選手たちを(そして自分たちを)鼓舞し続けるのか。後者。そして迎える小瀬劇場

サッカーを観に行くというのが、ただたんに観に行くのではなくて、自分たちが試合を形作るメンバーのうちの一人なのだ、ということを身をもって知った。「当事者意識」なんて言葉ではあまりにも薄っぺらく、吹けば飛んでいってしまいそうだ。それはもっとゴリっとしていて、簡単には飲み込めない形をしている。もう知ってしまったので、知らなかった頃には戻れない。そういう体験を昨年の天皇杯からずっとしている。すごいことだと思う

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2023/09/10

先週末はあんなにボロボロ、ギシギシだったのに今週末は土曜日、日曜日、連続で裏山に入った。人間の身体の適応性の高さと、甲府の勝利の大きさと、そして人というのは雰囲気の生き物だ、というのを実感した。最高の週末というのが存在するとしたら、このことを言うのだ、と記録しておこう

今週末の良かったこと(早寝早起き、好きとか嫌いの外側、超えるべきひと山、這いずり降りた裏山)

これは「日記の練習」の引用です。「今週末の良かったこと」一ヶ月ぶり

2023/08/28

「今週末のプレイリスト」から、今週のテーマ曲は "Virtual Insanity" 。ジャミロクワイは好きとか嫌いとかの外側にある。そして今週のテーマは「しっかり食べてちゃんと寝る」だった。22時とかに寝てた。人間の生存の基本である

2023/08/29

定例の「公」の日、定例のモスバーガー、定例のクタクタ。残すところあとちょっと。ただしこの「あとちょっと」には越えるべきひと山ふた山が含まれます

2023/08/30

人間、寝なきゃダメ。そして人間、書かなきゃダメ。書くことがなくても、石にかじりついてでも、たった一行でも、なにか書く

2023/08/31

自分らしさというのは余白とか余剰の中に存在する。だから最後はヒマな奴が勝つ(勝ち負けとは?)

2023/09/01

人間っていうのは気分の生き物だ。気象庁は、季節を表わす用語として、春は3〜5月、夏は6〜8月、秋は9〜11月、冬は12〜2月と公式に定めている。熱帯夜は続く。しかし季節は秋

2023/09/02

Amazon からの「ご注文商品がお近くのコンビニエンスストアで受取可能になりました」のメールを Inbox から探していて2011年のパンチラインを発見する

「皆あまりよくわからないまま、無理矢理(あるいは嬉々として)機械の進歩に引っ張られてる。」「なんで情報には、『重さ』とか『大きさ』とか無いんだよ。おかしくないか?」

それから、「今週末のプレイリスト」3周年。1曲目は1年前のプレイリストからジョン・タヴナー。クラシカルミュージックからジャズ、だけじゃなくてブルースが混じってきた

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2023/09/03

いよいよ「公」の大きなひと山が終わった。であるならばそりゃ走るでしょ。軽くユルユルなんて思ってたけど玄関を出る頃にはやる気マンマンで裏山へ。2週間ぶりだけど、まあペース落としてユルユルいけば、なんていうのは甘い考えで最後の最後の下り斜面、ケイレンする脚を引きづりながら這いずり降りてきた。怪我なく降りてこられたのは登り口の成田山不動尊のご加護か

サッカーはあった。だがしかし、これくらいで絶望するほどヤワではないので

今週末の良かったこと(社交性の発見、背中ごしのブーイング、痛みとはなにか)

読書

土曜日は読書した。ここ最近では珍しい。『電話するアメリカ』。20世紀初頭のAT&Tは一生懸命電話を売り込んでいたけど、その対象は事業主や医師やビジネスマンとかだった。電話というのは商売や事業で使われるものだと思いこんでいた。そして使っている人たちはそんなことにおかまいなく、使いたいように使っていた。AT&T は友達と無駄話したり家族と近況を確認し合ったりするなんてこれっぽっちも考えていなかった。そして社交性は発見されることになる。

そんなふうに盛り上がっているにも関わらず別の本を読み始めてしまう。『アリストテレス 生物学の創造』。その書き出しがもう破壊的に面白くってガーっと行きかけた。アルマン・マリー・ルロワ、進化生物学者らしいけど、文書がメッチャ面白い。アリストテレスが最も力を入れていたのは生物学(自然哲学)で、それ以外のあれやこれはこの生物学のためにあったと言っても過言ではない(そうだ)。そしてそれはエーゲ海に浮かんでいるレスボス島で育まれた。見るからに火山性の島だ。カルデラになっている。読み進める前に Google Map でどんな島か調べた。案の定、読書が止まった。

レスボス島 - Wikipedia
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甲府 vs 金沢

日曜日、甲府 vs 金沢、ホーム小瀬 0-2 敗戦。

要するに彼は「我々はテロリズムになど断乎として屈しない!」と声高に叫ばずに「何を起こされようが、生存したロンドン市民は昨日と同じように愛する家族や趣味と共に暮らすだけです」と冷静に語るほうに賭けた

https://web.archive.org/web/20070208201556/http://diary.nttdata.co.jp/diary2005/07/20050722.html

「われわれは天皇杯、神戸にボコボコにされ、リーグ戦、金沢にだらしなく負けを喫したがそんな敗戦になど断固として屈しない!」などと声高に叫ぶことなく、なに食わぬ顔でまた同じようにスタジアムにやって来るのでした

負け試合ではさっさとスタジアムを後にする気楽なバックスタンド住人なんだけど、足早に競技場を後にする背中ごしにブーイングが聞こえてきた。まあ気持ちはわかる。気持ちはわかるけど、たとえば、相手チームが J2 降格圏に沈んでいるチームだからみたいなところから起きたブーイングだったのなら、それはとても危ないなーと思う。思い返してみれば天皇杯の3回戦で鹿島と戦った自分たちの立場を思ってみても、昨年の天皇杯決勝で広島と戦った自分たちの立場を顧みても、それはそのまま自分たちに返ってくることだと思う。たとえば、「オレたちがこれだけ跳んで跳ねて歌ってるのに」みたいなところから来たブーイングだったのなら、それはとても危ないなーと思う。オレたちはゴール裏に監督とGMを呼びつけて良くわからない要求を叩きつけて監督を売ったことがある(そしてGMはあろうことか、ゴール裏とグルになって監督を売った)。忘れてはいけないと思う。雨の中、ズタボロな感じにママチャリで帰ってきた。だがしかし、サッカーは続くし人生も続く。

雨に打たれたから、勝てなかったからって、それがどうした。そんなこととオレの最高の日曜日はいっさい関係ない

https://copyanddestroy.hatenablog.com/entry/2023/08/06/082059

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痛みは感情だ

土曜日、留守番気味で朝というか昼というか、ゴルフボールで右足の裏をゴロゴロとメンテナンスしながら、昨晩のあじフライを温め直していた。右足、大昔に捻挫をやっていて少し慢性的な不調を抱えている。最近ちょっと状態が良くなくってなんとなく力が入りづらい。ずっとふくらはぎとかアキレス腱とか上の方の不調かなーと思っていたんだけど、ふと、ひょっとしてと思ってゴルフボールを踏んでみた。凄まじい痛さだった。凝り固まっていた。痛みというのは面白くて、痛みが無いというのと悪いところがないというのは一致しない。痛みを感じる感受性がなかったりする。結局いままで全然気が付かなかった。気がつくと痛みを感じるようになる。痛みとはなんなのか

痛みは感情だ

The Endurance Handbook: How to Achieve Athletic Potential, Stay Healthy, and Get the Most Out of Your Body

今週末のプレイリスト

今週末のプレイリスト。一曲目は一年前のプレイリストからジャコ・パストリアス。すっかりジャズな感じ。それから夏っぽさはどこかにいってしまった。最近は週末だけじゃなくて一週間聴きっぱなしになっている。今年の BBC Proms は DNS だ。

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裏山の話。暑さはまだまだ続いているように感じるけれど、裏山ではクモの巣との戦いになりつつあって、なんとなく夏の終わりを感じている(秋に向けてクモの巣がすごいことになっていく)。クモの巣、強くて、Tシャツやベースボールキャップに張り付くと洗濯しても取れない。そういう戦いでもある

今週末の良かったこと(プレリリース版、もとい、これも練習です)

今日、ちょっと忙しいのでさきに貼っておく
あとでちゃんと書く(予定は未定)。

という書き出しで始まると、これも日記の練習だな、と思います。


ランニング用のハンズボトルを入れ替えた(2本)
古いヤツは途中で吸口のバルブに穴が開いて交換している。ゴムの中に気泡が入ってて、これが劣化すると小さなキズになって細い水がチューっと漏れるようになる。今回はどうかなー。思ったより匂いとかしなくて最初から違和感なく使えた
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シューズ、ロックレースをやめて、ふつうのシューレースに戻してみた。アスファルトだと全然関係ないけど、裏山の下り(不整地)だとロックレースはシューズのボディがヨレる感じがあってイマイチだった。レースがゴム紐だからかも。ワンサイズ小さくしてロックレースだとちょうどいいかもしれない
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ということで、0.5cm 小さいヤツを買ってみた。Brooks Divide3 、 Amazon のタイムセールでほぼ半額だった。カラーバリエーションごとに値段が違ってて、資本主義とは? とか思う。まだシェイクダウンは終わっていない
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ヴァセリンを一瓶使い切った。1年くらいかかった。足の裏のメンテナンスを毎晩毎朝してて、ユースキンとヴァセリンを使っている。週末好き放題走って足裏もダメージで、一週間かけてメンテナンスする感じ
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新たに積読山脈に積み増された一冊(二冊)
アルマン・マリー・ルロワ『アリストテレス 生物学の創造』上下巻
日曜日の夜、甲州牛のちょっとイイ焼き肉で酔っ払った勢いでお買い上げとなりました
しかしそういえば、酔っ払って買った本でハズレを引いた記憶がないな。酔拳みたいなもんかもしれん *1

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今週末のプレイリスト、1曲目は1年前のプレイリストから木村カエラ "Level42"。ちゃんと金曜日の夜にプレイリストを作れるだけで、なんか生活が安定している気分になる
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今週末の良かったこと(助六寿司、肉吸い、水ようかん)

金曜日の夜が「公」に当てられて、いつものルーチンが崩れた。いつも通りだと金曜日の夜に「今週末のプレイリスト」を作る。作れなかった。夕食が23時すぎたら食べないで寝るというのもなくはないのだろうけど、それは自分の選択肢にはないのだ。帰り道のセブンイレブンで助六寿司と肉吸い(新商品だった)と水ようかんを買った。このようなランナップになった経緯は、最初はサンドイッチとオレンジジュースにしようかと思っていたんだけど、新商品を発見したところでどうでもいい感じだったのが一転、気分が盛り上がったのだった。ということで予定は変更されて、肉吸いに合わせて棚に一つだけ残っていた助六寿司と、甘みコーナーの水ようかんというゴールデンなラインナップとなった。

千とせ本店監修肉吸い|セブン‐イレブン~近くて便利~
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栄養成分 熱量:218kcal、たんぱく質:13.4g、脂質:11.5g、炭水化物:16.3g(糖質:14.1g、食物繊維:2.2g)、食塩相当量:3.6g

助六寿司|セブン‐イレブン~近くて便利~
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栄養成分 熱量:494kcal、たんぱく質:16.1g、脂質:11.0g、炭水化物:84.9g(糖質:80.5g、食物繊維:4.4g)、食塩相当量:4.3g

ひんやりつるん 水ようかん|セブン‐イレブン~近くて便利~
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栄養成分 熱量:198kcal、たんぱく質:4.0g、脂質:0.3g、炭水化物:46.0g(糖質:43.7g、食物繊維:2.3g)、食塩相当量:0.09g


土曜日、起きられないかと思ってたけど、いつもの週末通りに起床。ゴミ出ししてそのあとなにしていたんだったか? 留守番で洗濯物を干して、昼前に裏山へ行っていつもより小さいループを何周かやって(90分)、夕方、床屋に行っている間に信じられないような夕立がやってきたんだった。ウェザーニューズ、雨雲レーダーのスクリーンショットを撮っておけばよかった。そして夜、ちょっとわけあって豪華な食事だった。酔っ払っているうちに甲府はアウェイで徳島に勝っていた。9敗しているのに4位。首位との勝点差は8、自動昇格との勝点差は2。そして日が変わるまえに「今週末のプレイリスト」を作った。1曲目は1年前のプレイリストからジェイミー・ブランチ。

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日曜日、起きられなかった。太陽はだいぶ高いところまで上がっていた。またしても留守番で洗濯物を干して、カメの水槽を洗って、ちょっと「公」の内職を仕掛けたところでいや、待て、そんなことをするために日曜日は存在しないのだ、と強い心を持って裏山へ入った。太陽は少し西に傾いていた。愛宕山、大笠山、樹木見本園まで1往復、120分、おまけで30分、歩いてクールダウン。いまあんまり追い込めていないので持久力がなくて裏山2時間もやるともうそのあとなにもできない。じゃあ満足していないのかというと十分満足している。いま自分は休みの日には裏山に入れればあとはなにもできなくてもそれで十分満たされる。読書はまったくなかった。あとはなにやったか覚えていない。


ということで週明けの月曜日、週末に買ってくる予定だったインスタントコーヒーを忘れてカフェインレスな一日になった。健康じゃん。「公」のやることが山積みだったがほぼ全部こなしてこうやっていま「今週末の良かったこと」を書いている。今週もサバイブする。

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